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今年は想定外の渋滞で諦めた正月恒例の富士山一周ドライブ。そろそろリベンジを考えていたところ朝の天気予報で富士山の姿。山頂には巨大な笠雲。それも幾重の層があるかなり整ったカタチ。

「こいつはデカいな。ぜひ近くで見たいね」と相方くん。私も同感。青空の下の富士山も良いけどこんな変化球も楽しそう。おまけに今日は仕事休み。富士山一周に笠雲のオプション。行かない理由はありません。30分後には中央高速上の人。フットワークの良さに定評の２人です(笑)



これが当日７時に出現した笠雲。天気予報に映ったカタチと幾分違うけれど巨大なことは分かると思います。(画像はウェザーニューズwebより拝借)



河口湖IC手前から望む好天の富士山。頂上は崩れた笠雲と千切れた雲の姿。前線の湿った空気が流れ込み、近日中に下り坂になる目印ですね。




河口湖ICからも程近い北口本宮冨士浅間神社、新屋山神社を巡拝。無事に参拝も終わったので本日のハイライト、笠雲ウォッチングすることに。



まずは山中湖方面へ向かうも肝心の富士山は普通の雲が立ち込めて見えず仕舞い。



籠坂峠を越え須走へ。ここでも笠雲は隠れて見えず。足湯でリフレッシュ。



富士山へ一直線に伸びる県道27号。両サイドは御殿場の自衛隊駐屯地と演習場。山頂の雲も風の影響で笠雲らしく見えるようになってきました。



富士山スカイラインを進み水ヶ塚へ。最上部が丸く笠雲らしくなってきました(^O^)



しばらくキレイな傘のカタチになるのを待ってみたけどなりそうにない。まだ１月中旬。寒いし熊が出たら怖いしで移動することに。



西臼塚まで下ってみたけど雲のカタチに大きな変化なし。残念。



ズームアップするとこんな感じ。



朝霧高原では雲が増えただけで肝心の富士山が見えなくなってきた。さらに走れば雲も途切れるかも？と道の駅なるさわへ。



なかなか良い感じになってきたのでズームアップ。三段ある傘を確認！



この時点で16時。陽も落ちて暗くなってきた。残念だけど家に帰ろう。河口湖まで戻り、食事をとって外に出ると四段に増えた立派な笠雲の姿。




帰宅後、今日の笠雲がTVや新聞で紹介されていたことにびっくり。早朝から出現して鏡餅やソフトクリーム状にもなったという(°▽°) 笠雲は月に何度か現れるけれど、今回の大きさやカタチは特別だったみたい。

webのタイムラプスや定点観測を見ると７時台が一番カタチが整っていた。以降はここの写真のように崩れている。うーん残念無念。見たかったなー。それでも夕暮れに観たそれは四段の傘が確認できたので良しとしましょう。

そうそう、古くからある観天望気も捨てたもんじゃないね。今でこそ富士山の笠雲は天気が下り坂となるのが科学的に証明されたけど、昔の人は自然現象や経験値で天気を当てていたのだから。実際、今日は雨だし。気象庁より高確率？(爆)

機会があれば、また笠雲ウォッチングしてみたいかも。神社巡拝、富士山一周。かなり欲張りなドライブに大満足。今回も楽しかった〜(^o^)/

想定外の渋滞で諦めてしまった正月の富士山一周ドライブ。先日やっと、そのリベンジを果たしてきましたよ。まずは前編、富士吉田市にある霊験あらたかな神社の巡拝です。


中央高速から望む青空の下の富士山。やっぱり絵になりますね(^o^)b



河口湖ICを降り、まずは毎年恒例の北口本宮冨士浅間神社へ参拝。杉林と石灯籠が特徴的な参道を進むと荘厳な本殿が現れます。背筋がピシッとなります。



こちらが1900年以上の歴史を誇る北口本宮冨士浅間神社の拝殿。向かって左に樹齢1000年の冨士太郎杉、右に夫婦桧のご神木がそびえます。



参拝を終えお楽しみのおみくじを。授与所はご神木の夫婦桧の前。



艶っぽいお顔をした招き猫のおみくじを頂きました。主祭神が絶世の美女、木花開耶姫命だからなのかも(笑) 気になる運勢は吉でした。



パワースポットとして名高い新屋山神社も訪ねて巡拝することに。創建は天文３年(1534年)、主祭神はイザナギとイザナミの間に生まれた山の神、大山祇神。木花開耶姫命のお父さんですね。



いくつもの小さな鳥居を潜り抜けると社殿が見えてきます。新屋山神社は地元ではヤマノカミサマとして親しまれています。



こちらが新屋山神社の拝殿。日本最強の金運神社とも呼ばれる神社です。金運上昇、商売繁盛、農林業繁栄に御利益があるそうですよ(^｡^)



お参りを終え、授与所で天狗さんのおみくじを頂きました。拝殿の屋根に天狗の羽団扇の彫刻があることから何か関係があるのでしょう。今年の干支の龍の彫刻もあり、さらに運気が上がったのか大吉を引き当てました！



無事に参拝できたので富士山をぐるりと一周することに。後編に続きます。