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2018年03月09日 イイね!

2018-02 鹿児島の旅(種子島編)

2018-02 鹿児島の旅(種子島編)基本的に旅のブログは1回に纏めています。
分割は2014年のGWに訪れた北海道の旅以来。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、みんカラのブログは意外と字数制限が厳しい。

盲点と言えるのが写真。
貼った写真はURLに変換されるのですが、これが字数換算でやたらと長い。
大量の写真を貼ると簡単に上限に達してしまいます。


さて、前回の続きです。

どう見ても貨物船です。

船尾に回るとランプがありました。
ここから乗船出来るようです、良かった。






やっぱり貨物船じゃないですかやだー。


誘導されてしまったので、前の車に付いて行きます。

どうやら一応カーフェリーらしい(失礼)

こっちですか?



この船内スロープは振動が物凄く、ドラレコが衝撃検知で大騒ぎをしています。

というか、本当に乗ってしまったけど、本当に大丈夫なのだろうか(失礼)

客室への専用通路などありません。

スロープを歩いて上甲板へ。

いろいろと見慣れない光景がありますが。



気にしたら負けな気がする。

それよりも音と振動が凄い。

旅客が乗船後も複数台のリフトが走り続け、ドッカンドッカンと積み込みが行われています。


フェリーはいびすかす [公式]
その正体は、RO-RO船を半ば強引に旅客フェリーへと仕立てた魔改造フェリー。

RO-RO船(roll-on/roll-off ship)とは、簡単に言えば旅行客を乗せないカーフェリー。
貨物を積んだトラックやトレーラが自走で乗り降りをします。

さらに特徴的な運用がこれ。

奥なので少し見にくいですが、トレーラ乗船後にシャーシのみを切り離し、トレーラヘッドが下船した状態です。

目的の港に到着後、現地のトレーラヘッドと接続して自走で下船します。

RO-RO船のメリットは、港のクレーン設備を必要としないため、小さな港にも対応出来ること。
自走のため荷役の時間が短縮されること。


それはそうと、期待に反して普通な客室(失礼の極み)

到着までの3時間40分を過ごします。

さらば鹿児島市。



21時40分、種子島の西之表港に到着。

港からすぐのホテルでおやすみなさい。




1日目 … 2月25日(日)

長年の夢が叶う日。
この日を絶対的な基準として、今回の旅は計画されました。

種子島と言えば過去の鉄砲、そして未来のロケットです。
2月25日はJAXAの大型ロケット H2A 38号機の打ち上げ日でした。






でした。


実は2月23日の段階で、早々に翌26日への延期が決定。
26日の午前中には種子島から出港予定なので、あっけなく夢は潰えたり。

その後、さらに1日延期で27日に。
もちろん延期は覚悟の上でしたが、いざ現実となると辛い。


ビジネスイン種子島

辛うじて確保した宿。
ロケット打ち上げ予定日の前後は、ホテル、レンタカー、航空機等、物凄い争奪戦です。

午前7時にチェックアウト。
打ち上げは見れませんでしたが、せめて観光を楽しもうと思います。

しかし降水確率80%で、強風が吹き荒れる天候。
よりによって離島ばかり悪天候とは酷すぎる。このクソゲーめ。


千座の岩屋 [map]

干潮時刻の前後2時間のみ中に入れる時限イベント。
千人が座れるほど広いことから、この名前で呼ばれるようになったそうです。


恵美之江展望公園 [map]

延期ではありますが、後学のため下見に来ました。

打ち上げ当日は、射点から半径3km圏内に立入り規制が敷かれます。

ここは直線距離で3.1kmと、最も近くで打ち上げを見学できる場所。

それ故にファンの間で人気が高く、過去に場所取り等のトラブルがあったそうです。

駐車場のキャパも少ないため、敢えて回避する予定でした。


ロケットの丘 [map]

とても近くから発射台を眺める事が出来ます。
ただし規制区域内のため、当日の立ち入りは不可です。


種子島宇宙センター 宇宙科学技術館 [map]

本当なら打ち上げ当日で休館なのですが、延期のため開館となりました。

無料のツアーは既に満席。

みんな考えることは同じか。
ただ、打ち上げ直前はコースが制限され、発射場や指令棟の見学は出来ないそうです。

オススメは打ち上げ翌日とのこと。
まあ、そんな都合の良い予定を組めたら苦労はしませんが。

館内を見学。





説明は省きますが、趣向を凝らした展示等、とても楽しめました。

JAXAを出発すると、次は種子島の最南端を目指します。


門倉岬 [map]

天文12年(1543年)ポルトガル人の乗った異国船が漂着。
鉄砲伝来の地として、鉄砲伝来偉功碑が建てられています。

次も鉄砲に関連する場所ですが、別の楽しみもあります。


鉄浜海岸 [map]

鉄の浜と書いて「かねはま」と読みます。
この砂浜には多量の砂鉄が含まれており、それが名前の由来とのこと。

種子島では、古くより砂鉄を使った製鉄が盛んだったそうです。
鉄砲の伝来は偶然でも、製造の下地があったというのは興味深い話でした。

島の伝統と外国の技術が融合。
現地の歴史を知るのも、旅の楽しみの一つですね。

現在はサーファーのメッカとして有名な海岸。
そして評判のレストランがあります。


eastcoast [map]

ロコモコが食べたくて来たのですが、生憎と直前で売り切れ。
上手く行かない時は、とことんダメな典型ですな。

代わりにオムライスを注文。

これが美味しいのなんの。幸せなひととき。


会計を済ませて車に戻ると、見知らぬ番号から電話が架かってきます。

「明日のフェリーの欠航が決まりました」





ぎゃふん。

強制的に滞在延長が決定です。
明日以降も予約で固めているのに、再調整をしなければいけない。


しかしこうなると、調整ついでにプラス1日伸ばせば打ち上げが見られる(かもしれない)

こんな機会はもう2度とないかも。
いっそのこと、ロケットを最優先にすべきでは?


思い切って滞在の延長を決めました。
ただし予定はズタズタ。

予約してあったフェリーと宿に急いで連絡。
種子島での宿も探さねばなりません。

じゃらんのリロード連打で、キャンセル空きを確保。
2日延長して、2月28日まで種子島に留まります。

こうなった以上、もう観光を急ぐ必要もないのですが、ホテルまでの道中に予定していた場所を発見。


天女ヶ倉展望所 [map]

朝イチに訪れて、日の出を見ようと計画していた展望所。
こんな空模様ですが気持ちの良い場所でした。

そういえばダムCPがこの辺だったような。
時間はたっぷりあるので、行ってみようと思います。


西京ダム [map]

西之表市伊関の西京川上流にあるロックフィルダム。
上水道、かんがい用水に利用されているそうです。

難所かと思いきや、拍子抜けするほど整備されていました。




2日目 … 2月26日(月)

ホテル・レクストン種子島 [map]

元々、第一希望のホテルだったのですが、延期を追う形で泊るとは思いませんでした。
新しくてキレイで設備も充実。おすすめです。

打ち上げ前日は、種子島の北部を巡ることにしました。


浦田海水浴場 [map]



島で最もキレイな海岸との噂通り、ずーっと眺めていても飽きません。


喜志鹿崎灯台 [map]



種子島最北端の灯台を訪れました。

風が強く波も高いが空は快晴。
もう打ち上げようよー。明日の天気だってどうなるかわからないんだしさー。

ランチは前日食べ損ねたロコモコ。

芸術的な盛り付けに、芸術的な美味しさ。


アコウのアーチ [map]

台風によって倒され、幹から根が出て、こんなアーチ状になったそうです。


馬立の岩屋 [map]

ナビに無い細道をひたすら下ると、犬城海岸に到着しました。

裏側の海が見える巨大な海食洞窟。

道中が狭く観光バスが来ないそうなので、静かな時間を過ごすのに良いかも。


男淵・女淵の滝 [map]



連続する2つの滝が特徴的なのですが、むしろ気になったのは宝箱。
ネタ的にも開ければ良かった。


鉄砲館 [map]

鉄砲伝来を中心とした種子島の歴史。
そして世界における黎明期の鉄砲を展示していました。

島の文化や歴史の紹介に、現代の観光案内と充実した施設です。
訪れて損はないと思います。




3日目 … 2月27日(火)

朝から緊張…というか現実感がありません。

恵美之湯 [map]

熟考の末に決定した見学場所です。

駐車場代2,000円が必要ですが、事前に予約をしておけば確実に車が停められる。
穴場的存在なので、おそらくは人も少ない。

徐々に人が集まって来ました。

みんな和気あいあいとした雰囲気です。


カウントダウンが進み、ついに点火の瞬間。


























すごかった。(呆然)





ホテルに戻ってからは徒歩で周辺の散策。

地図を見ながら海を目指しました。

ここは箱崎海岸というらしく、馬毛島が近くに見えます。

種子島で見る最後の夕日。
決して大袈裟ではなく、一生忘れられない日になりました。




4日目 … 2月28日(水)

ついに種子島を離れる日になりました。

ドライブ的な目線の感想を少々。



車、信号機が少なく、道路事情も良好。

追越禁止区間も少ないため、交通の流れがとても良い。



景色は文句なしに素晴らしい。

速度変化が少ないため燃費は驚くほど良い。



ついに10万kmを突破しました。


正直、種子島を好きにならない理由が見つかりません。
次世代のH3ロケットが実用化したら、また来てみたい島でした。

ありがとう、そしてさようなら種子島。






春の嵐が到来。

いやいや、どうするよこれ?

おまけに「明日も欠航の可能性が高い」とか言ってるし。

もう開き直るしかない。

JAXAのツアーに参加しよう!

昼食はJAXAの社員食堂でカツカレー。

「世界一美しいロケット発射場」を眺めながらのお食事。

定刻となりツアー開始。











とても貴重な体験でした。
無料というのを差し引いたとしても、参加する価値はあると断言出来ます。




5日目 … 3月1日(木)

午前7時過ぎ。
船の欠航が決定。

ホテルにて引きこもり生活。

タブレットでブログの構想と下書き。

明日は出港出来るのだろうか。




6日目 … 3月2日(金)

種子島生活6日目に突入。
自宅を出発してからだと既に9日目。

キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!



キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!



まさに感無量。

何でもないようなことが幸せだったと思う。

噂に聞いていたバックでの乗船。

しかもエレベーター式とな。


ついに種子島より出港です。
そういえば、この島間港はロケットの陸揚げ港。

航空宇宙産業が集中している愛知県から、遥々運ばれて来るそうです。


種子島は高い山がなく、長く平べったい島でした。



一方、進行方向に見える島は、まるで海に浮かぶ要塞の如し。
1,000mを超える山が30座以上あるそうです。

九州最高峰、標高1,936mの宮之浦岳には、3月でもまだ雪が残っているのが見えます。

旅の最後の舞台は、神秘の島「屋久島」です。


2018-03 鹿児島の旅(屋久島編)に続く。

Posted at 2018/03/09 10:30:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2018年03月06日 イイね!

2018-02 鹿児島の旅

2018-02 鹿児島の旅仕事における多忙は嫌いではありません。

しかし、理不尽となると話は別ですね。

月の残業は100時間を余裕でオーバー。
通勤距離が長いため、自腹で会社近くのホテルに連泊。

そこまでやって、年末仕事納めの目標進捗率90%に対し、約30%という絶望的な有様でした。


下のスクリーンショットは、年末年始に作業したバックアップの一部。

自腹で高価なCADソフトを購入し、1円にもならない在宅ワーク。

去年の11月15日から今年の2月15日まで、仕事以外の記憶が殆どありません。
覚えているのは絶望と怒りの感情のみ。




1日目 … 2月22日(木)

前日17時に自宅を出発し、21時に愛媛県の八幡浜港に到着。

この「あけぼの丸」は、2017年12月に就航したばかりの新造船。

車輌甲板は大量のトラックで満車。

乗用車は自分だけという珍しい状況でした。


0時25分、大分県の臼杵港に到着。
鹿児島県に向けて、深夜の高速道路をひた走ります。

東九州自動車道の無料区間は、大部分が片側1車線の対面通行。
それでもセンターがコンクリブロックというだけで、精神的な負担が全く違います。


最初の目的地、鹿児島空港に到着しました。
今回の旅はいきなりの離島と、スタートにしてクライマックス。

様々なサイズのプロペラ機が離陸に向けて作業中。

航空機はANA以外に乗った事は無く、今回が初のJAL(JAC)です。
そういやプロペラ機も初めてだな…なんか怖くなってきた。

飛行機は未だに苦手です。主に離着陸ががが。

8時45分、奄美大島に到着。

やはりというか、降水確率80%の予報通りに雨。
晴れの予報は平気でハズすくせに、雨の的中率の高さは一体なんなのか。

愚痴っても仕方がないので、初上陸の奄美大島を楽しむとしましょう。


道の駅 奄美大島住用

鹿児島県には28の有人離島があり、離島唯一の道の駅が奄美大島に存在してしまいます。
ハイドラ的には「してしまう」としか言いようがありません。

ただ、ここは国内屈指の南国リゾート。
レンタカーのデミオを相棒に、時間が許す限りのドライブです。


マングローブ展望所 [map]

道の駅から歩くこと約10分。
ありがたい事前情報の通り、間違って有料の施設に入ることなく展望台に到着しました。

奄美大島のマングローブ原生林は、国内で2番目の規模を誇るそうです。
ちなみに最大は、西表島の仲間川流域とのこと。


高知山展望台 [map]

奄美南部の瀬戸内町を望む展望台。
大島海峡と加計呂麻島を見下ろす事が出来ます。

個人的な話ですが、ここは是が非にも快晴の絶景写真を撮りたい場所でした。
それを自慢しようという邪な企みは、見事に打ち砕かれたようです。

次は国道58号を来た方向に戻り、鹿児島県道85号で宇検村を経由。
そのまま県道79号で島の北側海岸線を走ります。

遠回りになるルートですが、交通量が少ないため所要時間は短い…かも。
そして道中にも見所がありました。


徳浜の断崖 [map]

高さ約170メートルの断崖絶壁は、さすがに強烈なインパクト。
「鎌倉時代の大地震で出来た」と言い伝えられているそうですが、冷静に考えると恐ろしい。


戸円ふれあいパーク [map]

予備知識なしで寄ったのですが、思いがけない見事な眺めでした。
天気が良ければ絶景間違いなしですよ。


宮古崎(ササント) [map]

宮古崎は、通称ササント(笹の塔)と呼ばれる笹の草原地帯。
地元民おすすめの絶景スポットだそうです。

徒歩の片道1.47kmですが、苦労の先に絶景が待っています。
往復1時間の予定で訪れました。

降り続く雨の中、ようやく視界の開けた場所まで来ました…が。

うーん、なんか感じが違う。

ここまで来た以上、例え徒労に終わったとしても先端まで行きたい。

ただ、この先は道が険しく、草むらから頻繁に何かが動く音がするし、なにしろここはハブの生息地。
万が一の事態を考えて断念しました。


笠利崎灯台 [map]

夢をかなえるカメさん。
願わくば、今日という1日を晴天でやり直したい。


あやまる岬観光公園 [map]

エメラルドの海を望む絶景スポットですが、やはりここも思い描いていた色と違う。

最近思うことがあります。
旅ってゲームに例えると、基本的に運ゲーのクソゲーなんですよ。

経験値を積んで、装備やアイテムを揃えて、攻略法を予習してボスに挑む。

ところがボスの強さ(天候)がランダムで、運次第ではどう足掻いても勝てない。
これをクソゲーと言わずして何と言うか。

ただし、ハマった時は麻薬的な神ゲー。
だから止められない。


話を戻しましょう。

せっかくの奄美大島なのに、これにて終了の日帰りです。
なんともモッタイナイ。

この日の宿泊は、鹿児島空港に隣接のかごしま空港ホテルでした。

5階の部屋から鹿児島空港を撮影。
鹿児島県は離島航路が多く、次々に着陸する飛行機を飽きること無く眺めていました。




2日目 … 2月23日(金)

午前6時にチェックアウト。

道の駅を巡りつつ、観光スポットを訪れる一日です。

鹿児島東西道路、田上IC~建部IC間のトンネルが軽い渋滞。

予定に遅れそうでちょっと焦ります。

出港5分前、鹿児島港の桜島フェリー乗り場に到着。
今から乗船手続きをしていたら、とてもじゃないけど間に合いません。

まあ15分間隔だから良いか。

…って、まだ切符も買ってないのに車輌甲板に誘導されたのですが。

今回の旅で2回目の乗船は、僅か15分で桜島に到着。



下船後に支払いをするシステムでした。
確かに15分間隔ならどんどんと載せて、定刻すぐに出港する方が効率が良いですね。


「道の駅 桜島」のCP獲得後は観光タイム。
結論から先に言うと、初上陸の桜島がこれほど凄い場所だとは思っていませんでした。


湯之平展望所 [map]

火口周辺警報(噴火警戒レベル3)が敷かれる現在、一般人が訪れられる最短地点。

写真の印象よりも実際は近く感じました。
もしもの場合はどうやって逃げようかと、本気で考えるぐらいの怖さがあります。

背後に広がる鹿児島市の展望も素晴らしい。

湯之平の直線道路にて撮影。

この後は、有村溶岩展望所、旅の里 火山展望台を巡りました。


黒神埋没鳥居 [map]

この辺りは実際に溶岩流で埋め尽くされたわけで、怖さとはまた違った複雑な感情を覚えます。

桜島を離れた後は、道の駅巡りで北へ南へと奔走しました。
そしてついに…。


道の駅 錦江にしきの里

42県目のコンプリートは鹿児島県。
奄美大島はもちろん、その他の配置も悩ましい好敵手でした。

今年の目標は46県まで伸ばすことですが、なかなかどうして厳しそう。


次は南大隅町にある滝が目的地。
大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで一躍有名になったそうです。

アクセス路はほぼ写真の感じですが、一部に狭い箇所があるため、混雑時は少し苦労するかもしれません。

駐車場から1.2km、片道約20分の遊歩道を歩きます。



自然豊かな雄川渓谷沿いの遊歩道。

この水の透明度ですよ。

夏の避暑地としても良さそうです。

展望デッキが見えました。

そして一目で分かる美しさ。


雄川の滝 [map]



あくまで個人的な感想ですが、文句なしに特A級の評価です。

注意が必要なのは、ナビ任せだと滝上の展望所に案内される例が見受けられること。
その滝上の展望所からは下に降りられないこと。

上記の [map] は駐車場の入り口にリンクを貼りました。
興味がある方の参考になれば幸いです。


次は同じ南大隅町の絶景スポットを目指します。

この道であってる?


パノラマパーク西原台 [map]

大好物のパノラマ状の絶景。

錦江湾越しに開聞岳まで一望出来ます。

アクセス路が分かり辛く道幅もやや狭いですが、ここも訪れる価値のあるスポットでした。


国道269号佐多街道に戻ると、次に向かうのは南。
大隅半島に来たからには、端っこまで行きたくなるのは仕方がない。人間だもの。

2014年12月以来の再訪ですが、近年になって整備に力を入れており、何やら色々と変わりつつあるそうです。

駐車場に到着すると、ガジュマルの木は健在。

本土最南端の電話ボックスは、どうやら撤去されてしまったようです。

この建物も以前はなかった気がする。

トンネルの謎の音楽がなくなったのは、ちょっとだけ寂しい。

相変わらず南国感が凄い。

自然の通行妨害も相変わらずでした。

新設のスロープは歩きやすくてイイね。

2018年1月16日に一般公開したばかりの新しい展望台が見えました。

ただ、現在はまだ仮オープンで平成30年■末に完成予定。

この案内板には書いていませんが、ネットで調べると9月を目指しているようです。


佐多岬 [map]

久しぶりという事もあり、訪れるのを楽しみにしていました。
暑くもなく寒くもなく、天気の良さもあって爽快そのもの。

本当は日没まで居るつもりだったのですが、工事期間中は夜間閉鎖とのことで他の場所を探します。


道の駅 根占にてサンセットを撮影。

どこにしようか考えながら走ったのですが、偶然にしては良い場所を選べたかな。

久しぶりにパーフェクトな一日。
日没後、根占港近くの宿に直行。




3日目 … 2月24日(土)

ハイドラ関連で言えば目的CP数0個という、とてもゆったりした一日です。

ねじめ温泉ネッピー館

基本は立ち寄り湯ですが、宿泊が可能でレストランもあります。
リーズナブルな価格にして、広く清潔な和室と満足出来ました。

でも、ここに決めた一番の要因は立地。
すぐ近くに根占港ターミナルがあるので、朝の時間をゆっくり過ごせるのはやはりイイ。

今回の旅で3回目の乗船は、鹿児島湾南端を跨ぐ航路。

暫くしてフェリーなんきゅうが入港。

9時発の第1便に乗船。
2016年7月から、事前予約が可能になりました。
乗れない心配をする必要がなくなったのは有難いです。

対岸の山川港から乗船した前回とは逆に、根占港から指宿市を目指します。

今回もイルカが現れたのですが、並走がなく一瞬だけだったのは残念。

山川港に到着。

指宿と言えば砂むしが有名ですが、実は他にも有名な温泉があります。


ヘルシーランド たまて箱温泉 [map]

写真撮影が厳禁のため、非常に残念ながら建物の外観のみ。
ここの絶景露天風呂は、絶対的な自信を持っておすすめします。

露天風呂は男性なら偶数日が和風、奇数日が洋風と日替わり。
写真等で有名なのは和風で、やはり和風の人気が高いそうです。


西大山駅 [map]

JRの日本最南端の駅。
この開聞岳を背景にした構図は有名ですね。


長崎鼻 [map]



浦島太郎の竜宮伝説が残る、薩摩半島最南端の地。
2014年に来ているのですが、フェリーの都合で夜明け前になってしまい、景色を見ることが出来ませんでした。

余談ですが、この付近の商店の方々は商魂逞しく、気が付けば手にお土産の数々。

こんなユニークな看板も。

次に目指すのは、ここまでのブログで何回か登場している開聞岳。
麓に面白い場所があるそうなので行ってみます。

真っ直ぐ進むと公園の入園ゲート。

左に行く細道もありますが、まずは直進して公園に入ります。


開聞山麓自然公園 [map]





トカラ馬は1952年にトカラ列島の宝島で確認され、翌年に鹿児島県の天然記念物に指定。
その後、頭数減少の対策として、開聞岳の麓で飼育と繁殖が行われているそうです。

山麓展望台からの眺めも素晴らしい。

奄美大島は残念でしたが、2日連続の快晴で救われました。

さて、先ほどの写真で分岐していた左の細道。
そこから少し走ると、色々な意味で話題の場所があります。


開聞トンネル [map]

…正直、車で入るのに躊躇するのですが。

狭い上に意外と長いトンネル。



内部に照明はなく、採光用の穴が空いています。
トンネルなのに雨の日は濡れるという。

最初のトンネルを抜けると、ずっと来たかった場所が姿を現しました。





美しさと儚さを兼ね揃えたような、とても不思議な空間です。

ただ、調べてみると開聞トンネルは、実は国内最強クラスの心霊スポット。

夜だと絶対に入れない自信があります。

例え昼間であっても、トンネル内部にアップダウンや先の見えないコーナーがあるので、軽くクラクションを鳴らしながら進んだ方が良いかも?


瀬平自然公園 [map]

開聞岳を海沿いに周回した後は、定番のポイントで写真撮影。

次はあの山に登ろう。

どうやら山頂付近まで車で行けるそうです。


大野岳 [map]

この眺めは、また一段と素晴らし過ぎる。

長崎鼻の商店で売りつけられた購入した、屋久島産の「たんかん」を持ってきました。

いつの日か訪れる屋久島に思いを馳せて食します。

下山後の指宿スカイラインは快走路。

その道中には幾つかのビュースポットがありました。


樋高展望台 [map]

眼下に見えるのはJX喜入石油基地。
国内石油使用量の約2週間分相当(735万キロリットル)を貯蔵出来る、世界最大級の原油備蓄基地だそうです。


錦江台展望公園 スカイぱれっと [map]

鹿児島市での最後のポイントは、錦江台展望公園から眺める桜島。


さあ帰ろう。
帰ってうどんを食べよう。


でも、ちょっと寄り道をして帰ろうと思います。
寄り道に利用するフェリーは、鹿児島市七ツ島の谷山港から出港。

「はいびすかす」という愛らしい船名の、真っ赤でお洒落なフェリーだそうです。











…貨物船?

2018-02 鹿児島の旅(??編)に続く。
Posted at 2018/03/06 14:54:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2017年11月05日 イイね!

2017-11 熊本の旅

2017-11 熊本の旅9月に予定していた大分と熊本の旅。
紆余曲折の末、半分の熊本県を断念せざるを得ませんでした。

10月のOPM+群馬の旅。
会場でのひと時を除き、はっきり言って散々な旅でした。

さて11月の3連休ですが、雨と霧はもう懲り懲りなのです。

少しでも悪そうであれば、東京モーターショーに行く二段構えで連休を迎えます。



1日目 … 11月3日(金)

午前2時に自宅を出発。

最初に訪れたのは、島根県鹿足郡津和野町の森鴎外記念館

ここは2015年9月のカテゴリ追加時に、運営のミスで東京都文京区の同名施設にCPが設置。
CP地図を作成している事もあって、すぐにミスだと気付いた経緯があります。

それから3ヶ月後。
東京旅行中、CPを目指して西日暮里でメトロに乗換える際に、画面上でCPを確認すると…あ、あれ?
出発前に文京区に確認したCPが、旅行中?に津和野に修正されるという悲劇。

そんな2年越しの因縁に、ようやく終止符を打ちました。


関門橋(壇之浦PA)

8月の千葉県と10月のOPM、それぞれの3日間で一度も拝めなかった太陽。
天気は大丈夫、さあ行くぞ熊本県


広大な駐車場に到着。

ここは海の中道海浜公園…って、福岡県ですがな。

観光名所、動物園、水族館、都市公園、遊園地というCP密集地帯ですが、ここにも個人的な因縁があり、ハイドラを始めて以来、3度目の訪問になります。

初訪問時は早朝で、上記5CPのうち遊園地だけが入園しないと獲れない事がわかりました。

2度目の長崎からの帰り道に寄ったのですが、駐車場まで驚異のプール渋滞。
流石に待ち切れないので泣く泣く断念。

満を持しての今回。
9時30分の開園と同時に、家族連れの子供達に負けじとスタートダッシュ。

そしてCPゲット!
大人の本気を思い知ったか!
勝ち誇りって意気揚々といち早く退園する姿は、もはや不審者と紙一重の気がしないでもない。

それはそうと、海の中道海浜公園はとても広くて美しい場所でした。

さあ次こそ行くぞ熊本県!

行けません。

これはいけません。

福岡都市高速2号線が大宰府インターまで約7kmの渋滞。
4号線で福岡インターを目指せば、こんな渋滞はなかったかもしれない。

結局、予定より40分遅れで熊本城に到着。
2016年の熊本地震による被災は、想像していたよりもずっと酷い状況です。

石垣が崩れ落ちた馬具櫓。

鉄骨とクレーンに囲まれた飯田丸五階櫓。

大規模な復興工事のため、外周の周遊ルート以外、ほぼ全域で立ち入りが規制されています。
今回は時間が厳しく、天守閣を見れる場所まで行けなかったのが心残り。

復興のシンボルとして威厳ある姿を取り戻した時、必ずまた訪れようと思います。


熊本城を後にすると、宇土市から上天草市へと西へ西へ。

写真は天草五橋の一号橋、天門橋。
そのまま天草パールラインを走り、五号橋の松島橋を渡った先にある展望台を目指します。


松島展望台

眼前に広がる光景は天草松島と呼ばれ、日本三大松島の一つに数えられるそうです。
残りの二つは宮城県の松島と、長崎県の九十九島ですね。

松島有料道路、松島有明道路で天草市に。

有料区間は久しぶりの単独走行でした。

天草地方は道路の選択肢が少なく、幹線道路に集中する混雑が困りもの。

今回は特にループ橋の天草瀬戸大橋の東側(※G2手前)が渋滞。
この付近は非常に流れが悪く、僅かな距離ながらかなりの時間を要しました。


サンセット牛深 http://sunset-ushibuka.jp/

初日の宿に到着。
サンセットの美しさで有名な牛深ですが、時間が押していたため日没を過ぎる無念。

ここは民宿とホテルの中間のような宿。
風呂とトレイが共同ですが、特筆すべきは屋上に増設された絶景のお風呂。

客単位の貸切で使用し、お湯はその都度入れ替え。
空いていればいつでも入浴可能と、これだけでも選んだ価値がありました。

部屋は清潔でオーナーさんの人柄も良く、この地方の再訪時にまた泊まろうと思います。





2日目 … 11月4日(土)

午前6時の牛深港フェリー乗り場。

宿から僅か5分ほどで到着しました。

頭上に見えるのはライトアップされた牛深ハイヤ大橋

883mと熊本県内最長を誇り、美しさと迫力を兼ね揃えた橋です。
名前の由来は、当地に伝わるハイヤ節の元祖「牛深ハイヤ節」に因るとのこと。

6時40分発の第1便に乗船。

牛深(熊本) ⇔ 蔵之元(鹿児島)を結ぶこの航路は、80分間隔で1日に10便が運航されています。
CP巡りにおいて効率を優先すると、どうにも欠かせない航路ですね。

ただ、幾つか注意点があります。

乗用車のみであれば約35台の運搬が可能ですが、個人の予約は出来ないため、運が悪ければ次の便まで待たされる可能性があること。
天草地方は渋滞が頻発するため、机上の到着予定時刻が狂いがちなこと。

これらを考慮して、確実に乗れるであろう第1便を狙いました。

小さい船ですが、十分な広さのあるキレイな客室です。

やがて時間となり牛深港を出港。

正直ちょっと寒かったのですが、御来光を撮ろうと甲板に出ました。
次第に雲の上部が色付き、今か今かと待ち侘びます。

しかしながら僅か30分の船旅。

蔵之元港が目の前に迫り、車に戻らなくてはなりません。
残念ながらここでタイムアップ。

下船後、長島と本土を繋ぐ黒之瀬戸大橋にて撮影。

この日の天気予報は良好。
予定も満載の楽しみな一日です。


次の写真は球磨郡相良村にて川辺大橋より撮影。



ここは通称トトロの森

「トトロの森」は埼玉県の狭山丘陵がモデルと言われています。
こちらは通称ではあるのですが、確かに作中に似た雰囲気がありました。

ではトトロを探しに行ってみましょう。

会える条件は子供か、大人でも純粋な心を持っていれば可能性はあるそうです。
見つけたら写真を撮ってマスコミに売…(絶望的)

112段の石段を登ると小さな社殿が現れました。

ここは雨乞いの神様を祀っている雨宮神社
古くより雨乞のご利益が言い伝えられており、今でも干ばつ時には各地から雨乞祈願の参拝客があるそうです。

素朴でありながらも印象的な場所。
夏目友人帳というアニメの舞台にもなっているそうです。


その後の熊本県道25号は、約30kmのほぼ全域が単独走行でした。
写真は道中の白滝公園。

実際に滝があるわけではなく、石灰石の白壁が滝のように見えることから名付けられたそうです。
素晴らしい景観だったのに、写真が残念なのが残念。


次は熊本県上益城郡山都町の通潤橋

通水の石管水路が通る石造のアーチ橋。
名物にもなっている放水は、水路の泥や砂を取り除くのが本来の目的なのだそうです。

ただ、地震の影響で亀裂が入り、現在は立入禁止と共に放水も休止されています。
写真の美女と野獣は、わらを主材料に作られているのですが、その出来の良さに感心してしまいました。


ここから先は今回の旅のメイン、南阿蘇エリアに突入します。
南阿蘇はこれまで通過程度しかなく、観光という意味では今回が初訪問でした。


白川水源

熊本市内を流れる一級河川 白川の総水源で、毎分60トンもの水が湧くのだそうです。

光の反射がなければ、水の存在を疑う透明度。

結論:阿蘇周辺の水源は何処も素晴らしい。


阿蘇パノラマライン

パノラマラインの3ルートの中で、今回は熊本県道111号 阿蘇南登山道(吉田線)を選択。

ナビの画面の通り複数の工事区間がありますが、10月に片道交互通行で先行復旧。
現地を走ると、地震による崩落箇所の多さと規模の大きさに驚きます。

阿蘇山はやはり特別な場所。

自分の知っている限りですが、これほど言葉で表現するのが難しい山はありません。

標高1140mにある草千里の展望所にて撮影。



次に向かう中岳が見えました。
阿蘇には何回か来ていても、中岳火口まで行くのは中学の修学旅行以来かな。

うん、知ってた。

事前に知っていたとはいえ、やはり残念な通行止め。

火口周辺の整備をしているらしく、ロープウェイの運行も来年の春まで休止なのだそうです。

阿蘇山本堂西巌殿寺奥之院から中岳を撮影。

帰りも同じルートを走りました。

外輪山と平野部を眺めながらの下り道。

阿蘇山といえば、一般的には阿蘇五岳を中心にした中央部の山々を指します。
一方、広義では外輪山を含んだ総称でもあります。

外輪山から阿蘇を望む展望は、9月の「大分の旅」で訪れた北外輪山の大観峰が有名。
今回は南阿蘇なので、南側から阿蘇を望む絶景スポットを訪れました。

まずはグリーンロード南阿蘇の展望台。

パノラマ状の素晴らしい展望が広がっていました。
メインディッシュの後にサイドディッシュのような順番もどうかと思っていたのですが、十分な見応えです。

そしてグリーンロードも走って楽しく気持ち良い。

風が強く、雲の流れが速いこともあって、様々な表情の景色を見せてくれました。
予定ではあと一箇所残っているのですが既に満足気味。

どうしようかと思いつつ、熊本県道28号の旧道へとハンドルを切ります。
この先の俵山に展望所があるそうです。



一面のすすきに覆われた道中を楽しむと、やがて駐車場に到着。


俵山展望園地

迷うこと無く、今回の旅で一番の場所。

あまりの素晴らしさに大量の写真を撮ったのですが、一枚として納得できる写真がありませんでした。
南阿蘇を訪れた際は、是非現地で見て欲しい絶景です。


熊本市に戻り本日最後の目的CP、道の駅 すいかの里 植木に到着。

41県目のコンプリートは熊本県。
熊本県は道の駅の新設が相次ぎ、その度に計画の見直しを迫られるという、また違った意味で大変な県でした。

熊本の旅はこれで終了。

夕暮れの高速道路で今夜の宿、山口県下関市へと向かいます。
チェックイン前に予定している、海峡ゆめタワーへの初登頂が本日最後の楽しみ。

楽しみだったのです、が。



事故で渋滞ならわかる。

故障車で10kmの渋滞って、何かの間違いじゃないだろうか?

この車が原因のようです。

熊本市から下関市まで実に4時間。
たった1台が原因の渋滞にしては、あまりにも酷過ぎます。

関門海峡を渡る頃には、もうすぐ21時という時刻に。

海峡ゆめタワーは閉館時間になってしまいました…とほほ。






3日目 … 11月5日(日)

ドーミーインPREMIUM下関 http://www.hotespa.net/hotels/shimonoseki/

ドーミーインは本格的な温泉が売りのホテル。
下関はプレミアムと付くだけあって、広い温泉に充実の朝食と、お値段アップ分の価値はあった…ような気がしないでもない。

3日目は既に熊本県ではなく、帰るだけの日なので簡単に書いていこうと思います。


毘沙ノ鼻

本州最西端、つまり本州で最も遅い夕暮れを迎える夕日の名所。

早朝に訪れること自体がオカシイ気もしますが。

後ろを振り返ると、何気に気持ちの良いサンライズでした。

さて、この後は2つの選択肢があります。
せっかくの好天なので秋吉台に行くか、それとも角島に行くか。

どちらも捨て難いのですが、この天候であればやはり…。


角島大橋



説明不要の絶景。
ドライブの聖地として、もはや不動の地位を築いていますね。

気分が上々なので、もうちょっとだけ寄り道をしましょう。


元乃隅稲成神社

山口県長門市にある神社で、近年人気急上昇のスポット。
観光バスが何台も来ているのは驚きでした。

大鳥居の上部、4メートルの高さに設置された「日本一入れづらい」賽銭箱。

成功すると願いが叶うと言われており、知らない人同士でも自然に拍手が湧き上がっていました。


千畳敷

最後のスポットは向津具半島頂部に広がる草原、千畳敷。
高所から海を望む眺めが素晴らしく、とても気持ちの良い場所です。

さあ帰ろう。
帰ってうどんを食べよう。


最後の写真は今回も瀬戸大橋。

本四連絡橋の1つ、多々羅大橋は美しい斜張橋。

この日は山口県下関市からなので、明るい時間帯の帰宅となりました。

最初に書いた通り、元々の計画は9月の「大分の旅」とセットでした。
分割することによって内容が濃くなるかと言うと、現実的には微妙です。

それぞれに往復時間が必要なため、理想で言えば、旅は日数が長い程に効率が良いですね。


10連休とかで見知らぬ何処かに行きたい。
むしろ行ったまま帰りたくない。

連日の残業+休日出勤の16連勤中(17連勤までは確定)で、現実逃避気味の後書きでした。
Posted at 2017/11/21 19:59:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2017年10月19日 イイね!

2017-10 OPM2017+CP巡りの旅

2017-10 OPM2017+CP巡りの旅2017年のOPM。
山中湖に会場を移してから、4年連続で通算4回目の参加をしました。

現住所の四国から遠いのは事実。
でも逆に”遠さ”と、OPMの”ついで”を利用して旅を楽しむのが毎年の恒例になっています。

去年のブログで宣言した通り、今年のついでは群馬県を舞台にした群馬の旅

もう何度も訪れている県ですが、今回は魅力的な旅程を組めた自信があります。

平日である金曜日に観光要素を固めて、土曜日にCPを巡り、日曜日はOPM。
2泊3日を存分に楽しむつもりで、早くから会社に有給を申請していました。



1日目 … 10月13日(金)

前日の22時30分に自宅を出発。
写真は淡路SAにて、明石海峡大橋と兵庫県の夜景を撮影。

当初は22時に出発の予定でした。

最近は予定より1時間前倒しの出発が恒例です…が、今回は既に30分の遅刻です。
どうにもテンションが上りません。

さて、最初の目的地は軽井沢。
いくら軽井沢といえど、平日の朝ならば人通りも少ないはず。

でも中央道から上信越道の予定だったのに、なぜ圏央道?

ちなみに旅程表。

くしゃくしゃですね。

1週間前の降水確率が50%
それが3日前に70%、前日には絶望的な90%にまで悪化。

こうなった以上、こっちにも考えがあるわけで、思い切って観光要素を全て排除。

出発の前日にCP特化の旅程へと大改造。
ブログのタイトルも「OPM2017+CP巡りの旅」に変更しました。


羽村市動物公園



狭山智光山動物園



埼玉県こども動物自然公園

これらは当初の予定になかった動物園CP。
しかし、園内に入らない動物園というのも何気に虚しい…。

同時に埼玉県の道の駅巡りもしたのですが、道中は想像以上に車の流れが悪い。
延々と降り続く雨もあって、次第に苦行の様相を呈してきました。


宝登山小動物公園

ようやく興味のあった場所に到着です。

これが噂の登山道。

見ての通りのダートですが、車でも行けるとの情報。

路面状況からすると、確かに行けなくはなさそうな雰囲気。
雨なので徒歩の登山者が少ないであろう事も、選択を迷った要因でした。

結局、お金での解決を選択。

宝登山ロープウェイは往復 820円/1人で、毎時00分と30分の運行。
山麓駅には有料駐車場しか無いため、プラス500円〜が必要です。

金額はともかく、1人で動物園行きのロープウェイに乗る方に抵抗があったのですが、ダート走行のリスクを考えると仕方がない。

そう思っていたら、若い男性が1人で乗り込んできました。
もしかしてCP狙いの同業者?と思ったけど、画面上に表示はありません。

…怪しい(オマエモナ)

山頂駅に到着。

予想通りというか、白い世界が待ち構えていました。

奥秩父連山の見事な眺め。

心の目で見るのです…。

CPは徒歩3分ほどの距離で獲得。
さて、下りの便の出発まで約20分。

動物園に入園するわけにもいかず、どうやって時間を潰そうか。


宝登山神社奧宮

案内板を見つけてやって来た、宝登山神社の奥宮。
霧に包まれた景色も、山奥の神社であればプラスに昇華出来るというものです。

ここの狛犬は珍しいオオカミ。

帰宅後に調べてみると、奥多摩から秩父では古くより狼信仰があり、特に秩父地方の寺社に密集しているそうです。

オオカミが現れた!



なんとも人懐っこいネコさんでした。

山頂駅付近に居ると思うので、訪れた方は探してみて下さいね。
でも、たぶん探さなくてもやってくると思います(^^)

下りのロープウェイで景色を撮ろうにもこの有様。

結局、雨は終日に渡って振り続けました。

山麓駅に戻ると、本日の宿を目指して群馬県渋川市へと走行。





2日目 … 10月14日(土)

伊香保 石段街

旅館への到着が遅かったため、翌日の早朝に温泉街を散策しました。
伊香保温泉の印象は、昭和の雰囲気を色濃く残した温泉郷ですね。


和心の宿 オーモリ http://www.ikaho-omori.com

この旅館にはシングルの洋室があり、素泊まりのビジネスプランも設定されています。
今回のような1人旅でも泊まれる有り難い温泉旅館でした。

お値段も朝食付きプランで8000円以下と、ビジネスホテルに泊まるよりも遥かに良かったです。



特に素晴らしかったのが屋上の庭園露天風呂。(※許可を貰って撮影しています)
公式サイトの写真よりも、実際の方が広く感じたのは驚きでした。

8時に旅館を出発後、石段街を下から撮影。

温泉旅館は心身共にリフレッシュ出来ますが、最近は特に心の方が癒やされるのを感じます。


さて伊香保といえば、すぐ近くにあるのは秋名!…じゃなくて榛名。

溝に引っ掛けて走りたい気分になりますが、タイヤのダメージを考えて自粛(現実主義)

写真は5連ヘアピンの少し上にある高根展望台

赤城山、谷川岳、そして遠くは日光白根山まで見渡せるそうです。

おお、なんて素晴らしい眺めでしょう。

心の目で見るのです…。

榛名湖メロディライン(榛名ストレート)も驚きの白さ。



それでも群馬県の道路は楽しい。

コースの知らない道は安全マージンが必要なので、どうしても速度域が低くなります。
昔はともかく、今は抑えた速度域の単独走行がとても楽しいです。

抑えられた速度域は楽しくない。

先頭の車も普通に走れば良いのに、必要以上に速度を落とすから困りものです。

白線になったら、もう一台ずつ全部抜いてやろうかと…。
例えルール上はOKでも、残念ながらそんな度胸は持ち合わせていません(笑)


道の駅 月夜野矢瀬親水公園

ここは前回訪問時に、なぜかCPを獲れていなかった因縁の場所。
付近で複数台のハイタッチが連続して、未所得に気付かずにそのまま再出発をしてしまいました。

その時の反省から、現在は万全のチェック体制を敷いています。

iOSはリアルタイムで緑にならない事が多いため、必ず予備機のタブレットで履歴一覧を確認をします。

次にマイマップのアイコンを削除。
これを現地で行えば、失敗する事はまずあり得ないでしょう。

ちなみに地図上の黒い矢印。
これは遠回りになってでも走りたい道がある時に、予めマイマップに分岐地点を登録しています。


今回走ったのは利根沼田望郷ライン



交通量がとても少なく、走りやすさと気持ち良さが印象的な道でした。
天気が良ければ景色も楽しめると思います。


道の駅 川場田園プラザ

望郷ラインの途中にある道の駅ですが、その大きさにビックリです。
何やら年間120万人が訪れる関東で第1位の道の駅とのこと。
覚えているだけでも第7駐車場まであり、この写真を撮った第1駐車場は満車でした。

なんとか写真は撮れたので早々に再出発。
少し走ってから、そういえばCPを確認していなかったのを思い出します。

確認すると…獲れていない!

上で偉そうに書いていながら、またしても失敗するところでした。
結局、第5駐車場に車を停めて歩いて行ったのですが、CP設置地点がちょっと奥過ぎますね。

続いて赤城山の東側、群馬県道62号沼田大間々線で南下します。

途中からは真っ白でしたが、ここも走り応えのある楽しい道でした。


道の駅 赤城の恵

前橋市の赤城の恵にて、39県目となる群馬県をコンプリート。
全31箇所と数は多いものの、群馬県の道の駅巡りは、今まででトップクラスの楽しさでした。


道の駅 あらかわ



続いて40県目のコンプリートは埼玉県。
こちらは全19箇所と数こそ少ないものの、今までで最も精神的に苦しめられた気がします。

この後は雁坂トンネルを通って、山梨県山梨市のホテルを目指しました。

トンネルを抜けた先の雁坂みちも物凄い濃霧。

でも、もうずーっと雨と霧なので、なんか慣れてしまいました。





3日目 … 10月15日(日)

2日目の宿泊はルートインコート山梨

このホテルを選んだのには理由があります。
その理由に向けて、夜明け前の午前5時過ぎに外出をしました。

僅か10分程で目的地に到着。

まだ夜明け前。
しかも小雨交じりの天気だというのに、予想以上の台数が停まっています。


ほったらかし温泉 http://www.hottarakashi-onsen.com

絶景温泉として有名な、ほったらかし温泉に来てみました。
年間約45万人が訪れる人気の温泉です。

かつて、本当にほったらかしていた時代の名前を継承していますが、現在はしっかりと管理が行き届いているのを感じました。

日の出の1時間前から営業する温泉。

あっちの湯では、湯船に浸かりながら日の出が見られます。
眼下には朝焼けの甲府盆地が広がり、天気が良ければ富士山も拝めるそうです。

え?この日の景色ですか?



お察し下さい。



一度ホテルに戻った後、午前9時に山中湖に向けて出発しました。

おお、リニア実験線だー…ってか、なにこの雨。



東富士五湖道路でもこんな状態。
もう帰っても良いかな?


その後は雨も小降りになり、無事に会場に到着。
スタッフの迅速な誘導によって、今年も国道413号から会場入りまでスムーズでした。

ただ、かなり奥の端っこに誘導されたのは誤算。

もっと目立つ場所ならば、香川ナンバーで気付いてくれる人も居るかもしれない。
でもこんな場所では、わざわざ通る人すら居ません。

それはさておき、まずは毎年恒例の富士宮やきそばです。

小雨が降り続いているので車内でお食事。
ふと窓の外に気配を感じます。

誰かと思えば、みん友になったばかりのrimaryさんでした。
わざわざ探してくれたとのことで、なんか感動です。

その後、会場に到着した96くろさんと合流し、ささやかなオフ会となりました。



こういうウィットの効いた趣向は大歓迎。
ウェットだけに…いや、なんでもないです。


例年だと15時に最後の時限CP→限定バッジという流れ。
しかし今年は、有難いことに13時半に配布をしてくれました。

これから約600kmの帰路を走り、おまけに翌日は仕事なので本当に助かります。
96くろさんご夫妻、rimaryさんに挨拶をして会場を後にしました。


さて、須走から御殿場ICまでの道中は、渋滞が激しく毎年の悩みどころ。

今年は三国峠から富士スピードウェイへと抜けたのですが、こちらの方が遥かに早かったです。

しかしまあ最後まで真っ白な世界。
それも今回の旅を象徴する光景として、でも記憶に残るでしょう。


帰路は新東名の静岡SAでお土産を買い、新名神の土山SAで給油の2ストップ作戦。
比較的順調に進んでいたのに、最後に落とし穴がありました。

どうやら中国道と阪神高速の両方で、事故渋滞が起きている模様。
名神高速の吹田JCTまでに、運命の選択に迫られます。


少し迷ったものの、片側3車線ある中国道を選択しました。

これが大失敗。

全く動かなくなったのでネットで情報を調べます。
「青葉台シェルター付近で、工事車両に4トン車が突っ込み2車線が規制中」らしい。

青葉台シェルターってどこだろ?
調べてみると、現在地から10km程先とな\(^o^)/

とnかく疲れられk…



「イベント:みんカラオープンミーティング<OPM(オプミ)>2017」についての記事

※この記事はみんカラオープンミーティング<OPM(オプミ)>2017 について書いています。
Posted at 2017/10/23 22:56:41 | コメント(7) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2017年09月24日 イイね!

2017-09 大分の旅

2017-09 大分の旅今年の年間計画。
9月の3連休は九州と決めていました。
16日~18日の2泊3日で、「大分・熊本の旅」と題した旅程表を作成。

しかし、いざ連休が近付くと仕事の見通しが悪く、宿の予約が出来ない状況に陥ります。

そして台風18号が連休を直撃。
事実上、断念という選択肢以外は存在しませんでした。


(※運転中の撮影は、バイザーホルダ改+リモートスイッチを使用)


1日目 … 9月23日(土)

好きな道を一つだけ選ぶのは難しいですが、嫌いな道なら即答できます。

それは山陽自動車道。

デジタコの普及と省コスト化の時勢で、時速1㎞差の攻防は理解出来ます。
ただ解せないのは、追い越し車線に迫っている普通車が居るのに、その直前に割り込む形で車線変更をするトラック運転手。

もちろん他の高速道路でも見るシチュエーションですが、山陽道は余りにも多過ぎます。
山陽道を走る時は、何よりもまず防衛運転。


湯けむり展望台

大分県に入って最初の目的地は、別府市鉄輪の高台にある展望台。
写真は早朝の別府温泉ですが、「日本夜景遺産」に選ばれている夜間も見応えがありそうです。

雄大な鶴見岳を背景に、至る所から白煙が昇る光景。

まさに「おんせん県」ならではですね。


十文字原展望台

先ほどの展望台から西に戻り、泥湯で有名な明礬温泉から北に進むと、やがて緑豊かな十文字原高原が現れます。

海抜500mの展望台から、大分市方面を撮影。

ここも日本夜景遺産に選ばれていますが、早朝の景色も素晴らしかったです。

しばしコーヒーブレイク。

例え缶コーヒーでも極上の味に感じます。
この後は国東半島を一周し、再び十文字原高原を通過しました。


九州自然動物公園アフリカンサファリ http://www.africansafari.co.jp/

約70種、1300頭もの動物が飼育され、6kmに及ぶサファリロードを自家用車でも楽しめるスポット。
日本最大級のサファリパーク、アフリカンサファリに訪れました。(3年ぶり2回目)

ハイドラ的には動物園カテゴリーに分類されるのですが、実は結構有名な難所CPです。
そして今日は良いお知らせと、悪いお知らせがあります。

ちなみに前回訪れた時は、営業時間外で入園ゲートから先に行けず断念しました。

この写真は入園ゲートからさらに先の動物ゾーンに入る段階ですが、まだCPは獲れていません。
悪いお知らせというのは、やはり入園が不可避ということ。

入園料金は2,500円/1人で、自家用車ならさらに600円/1台が必要です。

ドローン禁止なので、スマホを搭載して飛ばすのはNGです(笑)





道路上にクマが居て、ドキッとした瞬間にCP獲得音が流れて、さらにドキッとしました。

良いお知らせというのは、想像以上に楽しかったこと。
ぶっちゃけ、音が鳴るまでハイドラCPの事を完全に忘れて楽しんでいました。



広くて景色が良いので、単純にドライブとしても楽しい。

サイの真横で停車する前走車。

地上最強動物の一角を相手に、その距離感は怖い。
何故か機嫌を損ねてこっちに来ませんように…。

草食動物のエリアに入るとホッとします。



道路を横断する子鹿さん。
動物達に癒された後は、大分県の絶景スポットを巡りました。


大分県道11号別府一の宮線

県道11号の別府と由布院を結ぶ区間は、湯布院日田往還道路と呼ばれているそうです。
壮大な由布岳、麓の草原風景共にとても美しい。

由布岳登山口の少し西から、狭い登り道へと進みます。

ここは雨乞牧場へと続く道路。

隠れた穴場的スポットらしく、訪れるのを楽しみにしていました。



すごい。(ボキャ貧)

由布院の街並みも眺められます。

若干狭いのと停車場所の少なさが難点ですが、CP巡りの最中でも短時間のロスで可能なおすすめスポットでした。

県道11号に戻ると、来た道を再び西へ戻ります。


やまなみハイウェイ

由布院の水分峠から阿蘇の一宮町の区間は、風光明媚な県道11号においても特別な存在。
九州随一のワインディングロードで、日本百名道にも選ばれています。

ちなみにハイドラのCPは、建設省の日本の道100選がベースのようです。
絶景ドライブであれば、日本百名道が断然上ですね。

前半の森林区間を抜けると視界が開け、やがて正面にくじゅう火口を望む直線道路が現れます。

長者原は阿蘇くじゅう国立公園内、飯田高原の中心地域の地名だそうです。
やまなみハイウェイの代表的スポットですが、何度来ても気持ち良い場所です。

このまま南下を続けたいところですが、北に戻って県道621号を東へ進みます。
ルートを強制されるのがCP巡りの辛い所。


男池湧水群

九重連山東麓、黒岳の北側に名水として知られる男池湧水群があります。
水がきれい。(ボキャ貧)

それほど興味はなかったのですが、せっかく来たので徒歩5分程の池まで歩いてみましょう。

…いやはや、男池のガラス細工の如き青さにはビックリです。

ここは水の美しさはもちろん森が良い。そして空気が良い。
今回の旅で強く印象に残った場所になりました。
CP巡り万歳。

ここから先は道の駅CPの取り残しを巡りつつ、宿泊場所へと向かいます。


原尻の滝

以前に訪問済みですが、近くを通るので寄ってみました。
大分県豊後大野市緒方町、緒方川の「東洋のナイアガラ」と称される原尻の滝。

決して本家を想定せず、どうせ小さいと思って訪れるのがおすすめ。
意外な大きさ、そして予想以上の迫力を楽しめると思います。


久住高原展望台

国道442号、旧小国街道を北東へ進み、熊本との県境まで来ました。

ここは久住高原と阿蘇五岳をパノラマ状に見渡せる展望台です。

相変わらず景色は素晴らしいのですが、一日中曇り模様の天気が残念。

出発前の天気予報は「晴れ時々曇り」でした。
それが今回の旅を決行した理由(その③)なだけに、気象庁への信頼度低下は避けられそうにありません。


黒川温泉 http://www.kurokawaonsen.or.jp/

理由その②は、黒川温泉で旅館の予約が取れた事。
「大分の旅」というタイトルなのに熊本泊なのは、初期計画「大分・熊本の旅」の名残ですね。


湯峡の響き 優彩 http://www.yusai.com/

前日の夜にキャンセル空きを確認後、速攻で予約しました。

運良く確保した宿ですが、もしどこも予約が無理ならば、今回の旅はなかったと断言出来ます。
前日の段階ですら、それぐらい流動的でした。


ちなみに理由その①は、オートポリスでの限定バッジ配布
しかし、これもバッジ目的だけならば、まず行く事はなかったです。

台風でキャンセルした翌週というタイミングで、目的地が同じ大分県だったこと。
偶然にもこれらの理由が重なったため、旅程表を1泊に短縮して旅を決行しました。


話を戻して、黒川温泉を探索しましょう。



ブログの写真は極力人を写さない主義なのですが、この日の黒川は30件の宿が全て満室。
人の合間を縫って街並みの写真を撮るのも一苦労でした。

そしてここが黒川を全国屈指の人気温泉地に仕立て上げた中心的存在、新明館。

先代が提唱したキャッチフレーズは「街全体が一つの宿 通りは廊下 旅館は客室」だそうです。

統一感のある街並みと共に、システム的にも統一されています。

それがこの入湯手形。

1枚1,300円で3箇所の露天風呂に入れるのですが、全ての旅館から選択出来て、時間も8時30分~21時までと全て同じ。

同じ温泉郷とはいえライバル同士でもあるのに、ここまで足並みを揃えられるのは凄い。


露天巡りから優彩に帰還。

この旅館は本当に偶然空いていただけ。
値段は黒川の平均かやや上ですが、全ての質が高いまさに大当たりでした。

次回以降、いろんな宿に泊まってみたい思いはあります。
でもたぶん、確実に満足出来る優彩を選ぶ事になると思います。


今回、露天巡りで訪れたのは、樹やしき、やまびこ旅館、新明館。



使い終わった入湯手形は、温泉神社に掛けるのも良し、記念に持って帰るのも良し。

古き良き温泉郷の趣を残しつつ、積極的に新しい要素を取り入れる。
黒川温泉の人気には、やはりきちんとした理由があるのがわかりました。



2日目 … 9月24日(日)

池山水源

旅館を出発後は、やまなみハイウェイを南下して産山村の池山水源を訪れました。

前日の男池も素晴らしかったけど、ここもまた素晴らしい。

名水百選の中でも、九州のこの地方は間違いなくトップクラスだと思います。

次のポイントも熊本県ですが、ミルクロードの西にあるのは…。


大観峰

超の付く絶景スポット、大観峰。

標高936mと阿蘇北外輪山の最高峰にあり、突き出した形の展望所。



阿蘇カルデラ、阿蘇五岳、九重連山をパノラマ状に見渡せます。
初めて訪れた時の感動は、今でも忘れられません。

ここは条件が揃えば、阿蘇市を包み込む雲海が見られるそうです。

訪れた時間帯では一部だけでしたが、それでも十分な見応えがありました。


絶景駐車場

大観峰から阿蘇スカイラインを西に進むと、絶景駐車場に到着します。
これが正式名称なのか不明ですが、検索するとここがヒットするので公認なのかも。

絶景を背景に車を撮影出来そうですが、平地なので良い絵が撮るのが難しい。

近くに車が停まると、さり気なく移動して撮影。
そんな感じで頑張りつつ、スマホのメールを確認していたら、ある事に気付いてしまいました。


昨晩予約した帰りのフェリー。
15時発だと記憶していたのに、なんかメールに14時発って書いていますよ?

あれれ~おかしいぞ~?

30分前に到着、15分前には乗船手続きを完了と考えると、既にマイナス1時間?
ここからは基本ノンストップです!


菊池渓谷

熊本県の菊池川上流で「渓谷美の極致」と呼ばれるほどの美しさなのだそうです。

しかし熊本地震の震源地に近く被害が大きいため、現在も立ち入りが規制が継続中。
復興に向けた努力を続けているとの事で、今回の旅と分割した「熊本の旅」での再訪を願っています。


さあ、オートポリスに到着しました。

junyago25さんの愛車と思わしきヴィッツを発見!
取り敢えず真後ろから証拠写真を撮影(^^;

現地滞在時間30分~の予定を、まさかの1分で再出発です。


道の駅 慈恩の滝 くす

38県目のコンプリートは大分県。

しかし時間がないというのに、こんな時に限ってauがまさかの圏外
docomoのSIMを挿したタブレットの力を借りましたが、これをすると走行ログが途切れるのと、スマホ側でしばらく復帰が出来なくなるのが嫌で、普段は禁じ手にしています。

時間さえあれば付近でau受信可能な場所を探すのですが、今回はもう緊急の手段でした。


大分自動車道で由布岳の麓を走行。

とても美しいけど、まずは時間です。
急改造の旅程とはいえ、あまりにも詰めが甘すぎました。


大分県別府港 第2フェリーターミナル



なんとか時間に間に合い、無事に乗船が完了。

最後にとっておきの絶怪写真。

海に無数の白い点。

実はコレ全部クラゲなんですよ…。
もしこの中に落水でもしたら、軽くショック死する自信があります(^^;


14時になり大分港を出港。

今頃になって青空が…(#^ω^)


基本的に、長距離の1泊2日はしません。
それは”行く日”と”帰る日”しかないからです。

今回は突発的で特例的な1泊2日でしたが、通常の2日間の内容は越えていたと思います。
それはひとえに舞台が良かったからですね。

単独メインとなった大分県と、次回以降にメインを持ち越した熊本県。
どちらも、日本でトップクラスの旅の舞台だと断言出来ます。

近年は自然災害の多い地方ですが、どんな形であれ応援出来ればと思います。
Posted at 2017/09/25 22:05:49 | コメント(9) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記

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