青春18きっぷ 1枚目 紀伊半島の国鉄型車両に乗る
投稿日 : 2013年08月11日
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第5走者・・・紀勢本線・331C・気動車キハ48型2両編成
さていよいよ目的のキハ48型に乗車です。。
この車両の「顔」はオッサン世代が「急行型気動車」として慣れ親しんだ顔をしています。。
昭和55年に製造された国鉄一般型標準気動車です。
国鉄時代はセンスの無い朱色一色に塗られていましたが、JR化後は明るい現行デザインに変更され見栄えが良くなりました。。
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この形式の最大の見どころは、やはり何といっても昔ながらにズラリと並んだ青い垂直ボックスシートですね。。
汽車旅を知るオッサン世代には涙が出るほど懐かしい車内です。。
昔はこの手の車両に乗ると、何処からともなく売店で定番として売られていた冷凍ミカンの甘酸っぱい匂いがしてきたのをついこの間の様に記憶しています。。
そういえば、冷凍ミカンは何処へ消えたのでしょうか??
道路が整備され、自家用自動車が普及する以前は家族旅行で急行列車に乗って温泉地へ遠出する時には決まってこの垂直ボックスシートでした。。
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アナログ機器が並び、頑丈で重厚な造りをした運転台。。
相賀駅で行き違いの特急列車が飛ぶように走って行きました。。
ああ、国鉄ディーゼルカーの運転士になりたかったなぁ。。。
4
ブログでも書きましたが、この日は運悪く2両共エアコン故障・・・。
頑張れ扇風機。。
窓を開けるにも下段窓は安全の為?固定されてしまっていて開かず・・
上段窓を開けて耐え忍びました。。
昔はエアコン無しが当たり前だったのに、体が弱ったのか、それとも外気温が暑すぎるのか・・・・
兎に角、異常に暑い車内は熱中症になりそうで危ないところでした。。
5
第6走者・・・紀勢本線・2342M・105系2両編成
とうとう9時間以上をかけて、新宮までやってきました。。
新宮からはご覧の105系2両編成ワンマン電車です。
この車は昭和55年に製造され、広島の福塩線や山陽本線で運用されていたものの余剰車両がワンマン化改造されて紀勢本線に転属してきたものです。
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座席は残念なロングシートで、紀伊田辺まで3時間近くも乗車しなければならないのが苦痛です。。
なぜ、世界遺産の観光地にこんなロングシート車が配備されたのかはとても疑問に思います。。
7
車窓風景は海が間近に迫るこの区間が最高です。。
ですから余計にロングシート車が残念です。。
不自然な形で振り返りながら景色を見なければならないのが悔やまれます。
8
紀伊姫駅。。。
可愛い名前です・・・
昔、高野山からお姫様が何らかの理由でこの地に連れてこられ、細々と余生を送ったとの言い伝を聞いたことが有りますが、ネットで確認しようとしても出てきません。。
どなたかご存知の方がいらっしゃればご教示ください。。
その3に続く・・・・。
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