エンジン / ミッションオーバーホール

絶望的な不調は無かったんです。
パワーも有るし、燃費もコンスタントに17〜18km/Lで変わらないし。

ただ10万キロ走った前後から、ちょいちょい「気になる」程度の不調がチラついてました。

①エンジンオイルの減り
②ミッションのオイル漏れ
③クラッチペダルの渋り

こんな感じの地味かつ、直す為には手間がかかりそうなやつが。

ディーラーに相談してみたりしましたが、イマイチ踏ん切りがつかなかった時、
良さげなコペン専門店が割と近くに開店したというので、そこに持ち込むことにしました。

(画像は適当)

店の社長に乗ってもらったところ、
特に走ってみて悪いところは無いとのこと。

エンジンオイルの減りの原因は開けないと分からないが、ミッションオイル漏れはダイハツ車の持病 (有名ですよね！) だし、クラッチの渋りもクラッチ自体に問題があればこの程度じゃない。

…と、さらに踏ん切りがつかなくなるような調査結果が出てしまいました。

(画像は適当)

そこで、エンジン/ミッションを下すことで、工賃をかけずに出来ることを教えてもらいました。

すると、ずっと前からやりたかったことが出来ると判明！

(画像は適当)

やりたかったこととは、

シャレード5速ギヤリング流用

です。

ダイハツの軽用ミッションに組み込めて、
すこーしだけ5速をハイギヤにすることが出来る流用ワザです。

高速道路での5速のギヤ比が低く、いつもシンドイと思っていたので、気になっていました。
ミッションのオイル漏れを直すためには構造的にミッションは全バラなので、工賃ゼロでできるとのこと。

ただ、シャレードと言えば20年以上前の車。
もう部品が怪しいのでは…？と思っていたらまだ普通に手に入るようで。

(画像は適当)

うーん、決め手が出来たかな。

ってことでエンジン、ミッションのオーバーホールをお願いしました。

怪しかったイグニッションコイル、覚悟していた金額の1/10程度で整備できるクラッチ周りも含めて…。


いいんです。
まだ可愛くて手放せないから、
絶好調になって帰ってきて欲しいんです。

(画像は代車)

2週間後。

ワクワクの引き取り (とgkbrな支払い)。
特に想定外な消耗は無かったようで、見積もり通り上がってきました！

エンジンオイルの消費の原因は、オイルリング固着によるオイル上がり。
いままでエンジンオイルは3,000km以内での交換を徹底してきただけに、なんとなくモヤモヤな結論でした。

しかし、摘出したピストンの画像を見せてもらい絶句。
クソ汚い。

それほどカリカリにイジってるわけじゃないんですけどねぇ。ブーストアップすらしてないし。
次からの交換サイクルはどうしましょ。

(画像は帰りの船便に乗せたところ)

引き取り後、淡々と慣らしを行っています。

3500rpm、ブースト0.3縛りでもトルクモリモリになってる。

リヤバンパーに煤がほとんど付かなくなった。
(上まで回してないからかも)

ミッションのオイル漏れ、クラッチペダルの渋りは完治。

シャレード5速の流用で、100km/hで走行中のエンジン回転が4,000rpm→3,800rpmくらいになってる 笑

などの体感があります！
はやくアクセル全開にしたい！

今回のメニュー

○エンジン
シリンダーホーニング
ピストンリング交換
イグニッションコイル交換
タイミングチェーン交換
エンジンマウント交換
O2センサー交換
タペット調整
各シール、ガスケット類交換
各部品測定、洗浄

○ミッション
クラッチAssy交換、調整
シャレードギヤリング流用
シフトフォーク交換
各オイルシール交換

走行距離
103,379km

(画像は後日送ってもらったヘッド洗浄前のもの。3,000kmごとにオイル交換してもこうなってたのが悲しい)