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2012年10月16日 イイね!

番外編・スペイド用多機能ユニット製作

番外編・スペイド用多機能ユニット製作前回製作した純正ナビ用の速度感応自動音量調整機能(長い)は、最終的に制御する速度域を7つに細分化してモード制御するようにプログラムを書き直し、実走チェックを繰り返して完成した。

停車時に窓を開けていても外に気遣いする必要が無い程度にボリュームを調整しておけば、あとは車速に合わせて110km/h超まで7段階で音量を調整してくれて楽チンだ。

ついでに一時的に音量を落としたい場合に備えてキャンセルスイッチを設置、ONにすればプログラム内部で音量調整ルーチン内だけを擬似的に「停車した」と見なす仕様にした。
音量調整は2回/秒で行う仕様なので、最大時(+6)でも段階的に2.5秒で元の音量に下がる。
携帯に着信がありハンズフリーを使う際に使用し、通話が終わればスイッチOFFで再び段階的に制御音量に戻るのだ。

さて、例のアンバランスHIDもトラブル無く明るいままで順調だし、とりあえずシエンタでやりたい事が無くなったんで、いよいよ友人のスペイドに多機能マイコンユニットを載せる計画発動だ。

幾つもある機能のうち、ナニを載せるか吟味した。
過去に製作したシエンタ用のユニット1から4、さらにカルディナ用や20系ウィッシュ用まで、色んな機能を載せてきたが、純正で装備されていたりして不要なモノもある。

基板サイズやマイコンの端子数にも限界があるから、
・定番の車速感応ドアロック
・同じく定番の自動ミラー格納機能
・20系ウィッシュで試して好評だった2色自動切替可能のフットランプとカーテシ連動照明
・シエンタのみに搭載してたリバース連動鏡面操作機能
つまりシエンタのユニット1とユニット3の機能から選抜して、少し付け加えた仕様である。

おおまかに書けば上記4機能なんだが、付随する細かな機能とか各信号入力なんかもあるので、40ピンPICマイコン16F874Aの持つ入出力端子33ピンの大半を使ってしまって、拡張用のスイッチ入力を2つ確保できた以外は余り端子無し。

搭載部品数と実装密度はシエンタのユニット1より多くて高い、過去最大になってもた。
ハードは出来たものの、配線図と格闘しながら接続線の位置選定や配線作業を行い、プログラム製作も待っている。

年内に稼動できれば儲けモノだろうと伝えておこう… いや、ちゃんと稼動したら儲けモノだろう。
リバース連動鏡面操作機能と自動ミラー格納機能だけでも、純正OPなら3万円弱になるんだし(笑)
Posted at 2012/10/16 04:31:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電子回路 | クルマ
2012年10月05日 イイね!

作り直し終了

作り直し終了で、早速シエンタからビデオスイッチャー本体を降ろし、作り直した基板と入れ替えた。

カメラ切替機能のハードウェアに変更は無いので、新規で追加された配線は音量調整用の2本。
どちらもナビ裏のコネクタに挿すだけなので設置には大した作業も無し。

最新の純正ナビは知らないが、ウチのNHDT-W55(2005年モデル)辺りのトヨタ純正メーカー/ディーラーOPナビにはステアリングパッドスイッチとの接続の為の端子が用意されている。
上の画像の様に、ウチのナビでは冷却ファンの下に陣取る20ピン狭ピッチのコネクタ(配線図での呼称はD29)である。

シエンタではメーカーOPナビの場合のみ、運転席下のナビコンピュータとの通信の為に必要となり、1/2/4/5ピンのみを使用するので、その為にソコだけ配線が入っている。

ディーラーOPナビの場合は不必要なのでコネクタは挿さずに遊んでいるか、挿していても機能に関係が無い。
別置きのコンピュータとの通信も無ければ、シエンタ(つーか少なくとも前期)にはステアリングパッドスイッチの設定が無いからである。

ただしナビ本体側はシエンタ以外の車種にも載る可能性があるので、これらの機能は持っている。
(当時の同時期であれば10系アルファードや20系ラウムなどがステアリングパッドスイッチ搭載グレードがある)

つまりシエンタの車両側ハーネスコネクタに配線が無く、ステアリングパッドスイッチが無いから使えないだけで、配線を繋いでステアリングパッドスイッチと同等の回路を自前で用意すれば、外部から音量やシーク操作が行えるワケだ。

で、これらをやっている先人は多数いらっしゃるし、公開されたデータもある。
ただ、外部スイッチを備えて手動操作をするだけでは面白くない。
そこで今回考えたのが、マイコンによる「車速感応自動音量調整」なワケだ。

今回は音量調整だけなので、D29コネクタの6/7ピンの2つだけで事足りる。
で、トヨタでリペアハーネスを発注しようとしたら、1本500円以上すると言われた。
配線.コムで調べて端子のみを発注しても良かったが、2本だけだし送料や到着までの時間・手間を考えると大した差でも無いので、そのままトヨタで発注した。

届いたリペアハーネスをD29コネクタの6/7ピンに挿して、マイコン側の制御線と接続、コネクタをナビに挿して作業は終わり。

6ピンはナビ内部回路上のグラウンドらしく、7ピンから抵抗経由で6ピンに落とす構成らしい。
1kオームで落とせば音量+1、3.2kオームで落とせば音量-1、おそらく内部の抵抗と分圧を構成し出力電圧を見てると思われ。

実際のスイッチ内部では300オームを経由して700オームか2.2kオームで落としてる様だが、基板製作が面倒なのと、マイコン制御なので同時押しなどの心配も要らないから、簡略化した回路構成にした。
単純に2SC1815を使ったスイッチングだが、不安だったCE間飽和電圧もたかだか0.2V以下程度なので影響も無かったらしく、無事に制御テストも完了できた。

※実際には3.2kは無いので3.3kを使用してます

本番プログラムでは「停車」「25km/hまで」「50km/hまで」「50km/h以上」の4ゾーンに分けて、ゾーン移行ごとに音量を+2/-2してみたが、トラブル無く音量が変化する。
あまりに単純な速度ゾーン分けと調整幅だったので、色々とミスマッチな場面があったが、それは今後の走行時にフィールチェックをして修正していく予定。

車速に合わせて音量が自動で調整され、画面に音量表示が出るのは不思議な気分だがなかなか快適だ。
走行中はガンガン鳴っている音楽も、停車時には外に漏れない程度まで減音されててウフフとニヤけてしまった。

時おり交差点で停車中の車内からド演歌が鳴り響いているオッチャンのクルマが居たりするんだが、あれほどの強心臓を持ち合わせない小心者は、手間と工夫で乗り切るしか無いのである。

ちなみに音量操作の実体プログラムはタイマー0割り込み処理内で行い、メインプログラム側では車速に応じた音量調整幅を数値で指示する構成。
ボタン押下時間は0.15秒、その後無効時間を0.35秒取り、1秒当たり2回の速度で音量調整を行っている。
結局のところ+7も取れば高速道路走行でも聞き取れる程度なんだが、自動で調整してくれるのは意外と有難い。
Posted at 2012/10/05 02:03:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電子回路 | クルマ
2012年10月02日 イイね!

作り直し2 featuring老眼

作り直し2 featuring老眼ハンダ付けはサクサク終わらせたんだが、直後に多忙になったので未だ作業は進まず。
完成基板の隣にあるのはサイズ比較に置いたタバコの箱なり。

子供の頃から視力は良くて、そこだけは親に感謝していた。
昔から「あんまり視力がいいと将来老眼になるのも早いよー」と周りから脅されていたのだが、40歳台の半ばに差し掛かって本当に老眼がやってきた。

今でも遠方の山頂にある電波等の鉄骨の数を数える事も出来るし、4m先のホワイトボードに書いてある文字も読める。
視力検査であれば1.5から2.0はキープしている。
ところが対象物が10cm以内に来るとピントが合わない。

最初は疲れ目なんだと思ったりしていたんだが、やがて「これって噂の老眼!?」と気付いた。
そう、子供の頃に祖父が新聞を読もうとすると、なんか顔から新聞を遠ざけていたアレだ(笑)

こと電子回路工作に関しては視力の良さは助けになるんだが、老眼には参った。
近接するとピントが合わないが、離れれば見える事は見える。
しかしダイオードやコンデンサ・トランジスタなどの表面に印刷されたマーキングなんかは文字が小さいので、近いとピントが合わず、離すと小さくて読めない。

そろそろパーツ判別や基板パターンチェック用に専用ルーペを購入しようかと心が揺れている。
なんか買ったら負けって気がして、未だに購入には踏み切れていないんだが(笑)

ちなみにプログラムは途中までしか出来ていないから、搭載までマダマダかかりそうだ。
前回は書かなかったが、予定では従来のカメラ切替え機能にプラスして、車速で自動的にナビのボリュームを操作する予定だ。

ええ歳こいてくると、停車した際に音楽がガンガン鳴ってるのがコッ恥ずかしいのだが、走り出すと聞こえ難くなるので音量調整が面倒なのである。
もしかして耳も腐ってきてるんじゃないかと、ちょっと怯える40歳台なのである。
Posted at 2012/10/02 16:19:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電子回路 | クルマ

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自分のシエンタ用、備忘録 主に自作電子回路の話とパーツレビューなど 整備手帳の存在を知らぬままブログだけで書き綴ってきてしまったので、移行するのも面倒だ...
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