雑なスピーカー交換

内張りの剥がし方は先人が多数いらっしゃるので割愛。

スピーカーを剥き出しにするとリベット3本で固定されています。
このリベットはかなりしっかりしているのでニッパーやペンチでどうにかなるようには見えず、かと言ってスピーカー交換のためだけにドリルを買うor借りるのも手間なのでリベットを外さずに済む方法にチャレンジです。

鳴らない or ノイズまみれなので破壊を前提にしてスピーカーのエッジをカットします。

カットしてコーンをめくると樹脂のスピーカーフレームが見えるので、これをカットします。（画像赤丸）
私はヒートカッターでやりましたが、しっかりしたニッパーでも可能と思います。

さらに端子に配線されているのでこれもカットします。
端子は樹脂と一体になっていて、半田を溶かして外そうとすると樹脂が溶けるのでコネクタを活かして交換をする場合はお勧めしません。

端子にスピーカーをつなぐための配線を半田付けします。
３で書いたように熱を掛け過ぎると樹脂が溶けるので素早く。

樹脂の縁に隙間埋めテープを貼りつけます。

タッピングねじで樹脂部分に無理やりねじ止めします。

13cmスピーカーだと中央位置をずらさないとねじが止められないので2点しか止められません。

10cmスピーカーは4点を止められますがビス穴間のスピーカーと樹脂の隙間が大きくなり、隙間埋め材が多めに必要です。

フロントから外したスピーカーはエッジが硬くなって裂けるように剥がれましたが、スピーカーそのものは形を保ってました。
リアスピーカーはエッジは柔らかかったものの、コイルやダンパーから外れる始末・・・