セレナC25　HIDでオートライト使用時のフォグ不点灯対策

フォグをHID化してヘッドと合わせて４灯HIDになってから、オートライト使用時にフォグの片目が不点灯になることがあります。

不点灯の条件は以下の２つ（夜間オートライト使用時）
１、ACCのオン時　
２、エンジン始動後

１は４灯同時点灯でバッテリー電圧が低下し、起動電圧が不足するようです。
２はクランキング時のバッテリー電圧低下で消灯してしまうようです。
　
ヘッドライトは純正だけあって、クランキング時にも消灯することはありませんが、もしACCのオン時に不点灯になった場合にはスイッチのオフ⇒オン操作をしないと再点灯することはありません。

現状は、不点灯になった場合にはスイッチのオフ⇒オンで再起動しなければならないためオートライト使用時にはフォグは手動にしていますが、なんとかオートライトでヘッド＆フォグを使用できるように不点灯を回避する対策をしてみました。

1の対策
ヘッド＆フォグが同時に点灯しないように、ACCのオン時にフォグの点灯を遅らせる。
IPDM内のフォグリレーの後、フォグ直近にリレーを追加してオンディレー回路で制御する。

２の対策
セルモータ回転時のサージ保護で、クランキング時にオフになるACCを利用しクランキング期間は消灯させます。
遅延時間は１秒で問題ありませんでしたが、エンジンスタート時だけですから２～３秒の余裕を取っても良いかもしれません。

（ヘッドライトはクランキング時にも消灯することが無かったので、フォグだけの制御とします）

オンディレー回路はタイマーICを使用するなど色々ありますが、今回はPICで組みました。
回路図とプログラムです。

2014/06/15修正
12VとACCを入れ替えました。

リレーは４０A品、１個で済ませたかったんですがIPDM内で１個のリレーから左右に分岐されてるのでそれぞれフォグ直近配置とします。

クリアーファイルを裁断してリレーの周りに巻いて、コーキング剤を充填して防水します。

リレーはタイラップで固定しました

回路部分もクリアーファイルを巻いて、コーキング剤を充填します。

ACCの引き込み
フロントガラスの下のゴムキャップを貫通させて

ダッシュボード下へ引きこみます。
これで対策はおしまい。


セレナ専用ではないので誰かの役に立てばと。

改造は自己責任でお願いします。