先日ですが、某SAにて女性から「ユウさんですか?」と声をかけられました。
一緒にいるご主人さんが僕のファンだそうで、お話がしたいとのことだったのですが、予定があったのと、相方が一緒でしたのでその時はご遠慮させて頂きました。
僕1人の時でしたらいくらでも全然良いんですが、相方がいる時に待たせるのも嫌というのがありますので、また機会がありましたらお気軽に声をかけてください。
その時に「岡山国際サーキットの攻略の続きをお願いします」と言われてましたので、続きを書こうという感じです。
前回はバックストレートエンドのヘアピンまででしたね。
前回のブログ
ヘアピンを立ち上がって加速するわけですが、リボルバーの進入で2速でいくか3速でいくかになってきますが、ここは3速にシフトアップしてからリボルバー進入が正解かなと思います。
人によっては2速で進入して、リボルバーとバイパーの途中で3速にシフトアップすることもあるようですが、僕は色々と試してみた結果、3速進入になりました。
因みに、リボルバーの先で縁石に乗るかどうかなんですが、僕は基本的には乗りません。
ホイールにダメージ食らうし、アライメント変化や姿勢を崩すこともあってリスク高いですから縁石に乗ってしまうことはあっても乗せることはないです。
次のリボルバーも同じく、縁石には乗せませんし、変なタイミングで乗ってしまうと動画の2週目のように姿勢をかなり乱す傾向にあると思います。
レーシングカーではないので、タイムは重要ですが安全性も重要ですし、僕は自走で来て自走で帰るがチューニングカーの当たり前の姿と思ってるので、リスクの高い縁石には乗りません。
リボルバーを3速で立ち上がって、4速に入れて加速します。
3速のままで引っ張る人もいると思いますが、3速→4速の繋がりが良いので、ブーストアップでも4速に入れた方が終速は伸びると思います。
レッドマンコーナー → ホッブスの通称ダブルヘアピンですが、ここは僕は小さく回って、さっさと脱出する感じにしてます。
Vスペックだと前が引っ張ってくれるんですが、僕の車は標準車なので横Gが強いとフロントトルクを落としてしまうので、後輪駆動に近い動きをします。
ですから横Gをあまりかけず、レッドマンは普通にアウト・イン・アウトで進入しますが、ホッブスはやや真ん中・イン・アウトのようにステアリングを出来るだけ早く戻して立ち上がりをとにかく早く全開でアクセルを踏めるようにします。
岡国で好きなコーナーであるマイクナイトコーナーですが、軽いブレーキからステアリング切って頭が入ったと思ったらアクセル全開で外側の縁石めがけていきます。
全開で立ち上がるアトウッドも好きなんですが、ここはやや下ってますから本当に気持ち良くてテンション上がるコーナーなのですが、ついつい上がったテンションのまま最終コーナーに突っ込んでしまいますw
最終コーナーはアンダーを出してコースアウトすると大変ですし、イン巻きで内側のコンクリートの壁に激突するというかなり危険度が高いコーナーです。
僕はいつも中古を使ってたせいで最終コーナーは完全にドアンダー傾向になってしまうので、意図的にリアを出しながら外側の縁石で止めるって感じです。
危ないのであんまり真似しない方が良いかもしれません。
あとは全開でアクセル踏むだけなんですが、岡国ポンダーと市販のタイム計測器では計測ポイントが違うので気をつけないと行けません。
岡国ポンダーはゴールラインですが、市販のはその手前ですから手元のラップを見て喜んでると公式ではコンマ何秒か遅いとなってガックリするパターンがありますw
BNR34ですが、基本性能が高いと思うので、ポイントを押さえていればそんなにハードチューンでなくても1分40秒を切るというのは可能だと思います。
そのポイントというのはエンジン系以外で言うと、ダンパー、キャンバー、ブレーキ、前後LSDかなと思います。
1分41秒ぐらいからキャンバーは3°以上は必要になってきましたし、LSDがないと空転ばかりで加速しませんでしたし、無駄な姿勢コントロールが必要でした。
エンジンについては組んでもらってからオイル交換のみで、15万キロはO/H無しでした。
当たり前のようで意外と当たり前じゃないんですが、普通に街乗りできて普通にサーキット行ってオイル交換だけで済むエンジンは必要と思います。
サーキット走行に必要なのはチューニングではなく、走り込んで慣れるのが1番タイムアップするコツだと思います。
100秒切りに挑戦してたとき、1シーズンと決めてましたから週に2回ぐらい岡国で走ってたと思います。
30分の1枠しか走れなくても行ってましたが、タイヤはヤフオク中古とかストックして使ってました。
そうやって短期間で走り込んだおかげで標準車とVスペックの違いがわかったし、どうすれば標準車で速く走れるのかもわかってきました。
サーキットに慣れてきたら誰も走ってない2輪の走行枠を4輪に変更してもらったりとか事務所の人は臨機応変に対応してくれることを知りました。
エンジン仕様は変更しなかったし、トラブルも無かったので足回りのセッティングに考えを費やせたのが良かったです。
バックストレートまでを前半、それ以降を後半に分けて、全く別物として攻略を考えたりしてました。
慣れると色々と気持ちに余裕が出来たし、リヤをスライドさせながら縁石で止めるみたいな危ないことも普通に出来るようになってしまいました。
僕はチューニングは必要な部分のみとして、車にもサーキットにも慣れる走り込みが一番重要だと思います。