306電動ファン修理（二回目）

早速、エンジン基本整備ポジションへチェンジ！
ここまでは1時間弱で辿りつけます。

原因は写真右側（助手席側）のファンモーター昇天です。こちら側のファンはオリジナルのモノ（18年もの）です。
前回（運転席側）は306純正のファンを買って交換しましたが、以前の日記通りにすんなり行かず、かなりの細工をしました。
でもって、以前に106XSIの電動ファンを部品取りに入手していました。ファンの径は306と一緒。これならすんなりと（配線の加工は必要ですが）いく予定でした。

ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。ファン径とモーター取付部は同じだが、ハウジングに収めるとオフセット長が違い干渉してしまいます。
でも、ここで諦めないのがフランス車メンテナンス道場の掟。

これが、昇天してしまったECIA製ファンモーター。

106のファン取付部を切取って削り、現物合わせでスペーサー製作。モーターに付いているM6カシメボルトはスペーサーの分で長さが足りなくなるので、叩いてカシメを抜き取って穴を6.5mmのキリで拡張。M6の35mmボルト・ナットにて固定としました。
無事に細工完了で、回転も非常にスムーズになりました。これであと15年は安泰かな。なんてね（笑）