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幕末のペリー艦隊の浦賀来航(1853年)より62年も早い1791年4月、米国商船 レイディ・ワシントン号が紀伊大島(海難1890で一躍有名になった)に寄港して今年で225周年を迎えるのを祝う式典が昨日行われました。

ワシントン号は1787年10月、太平洋での交易拠点確立などのため、後に米国初の世界一周航海を果たしたコロンビア号と共にボストンを出港。
米大陸北西海岸でラッコの毛皮を調達し、太平洋経由で中国に向ったものの、広東貿易に障害が発生したためマカオから僚船 グレイス号と共に日本を目指したとか。

当時の日本は鎖国中で、にも関わらず紀伊大島に4月29日〜5月8日の10日間停泊し串本の人々から水や薪の提供を受け交流した記録が残っています。

日本で初めて米国旗が翻った地が我が地元であったことも誇らしいですし、軍艦で開国を迫ったペリーよりも友好的で微笑ましいですね〜(^.^)