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私が歴史上最も尊敬する坂本龍馬が京都の近江屋で暗殺された日です

ご存知のように当時の暦は旧暦なので、新暦に直すと今年は来月の29日ということになりますが…

龍馬の誕生日が11月15日なので、彼の満31歳の誕生日が近江屋事件の当日に当たります

私は今年の彼の命日を例年と少し違う形で迎えることになりました

というのも…
これまで龍馬暗殺の実行犯と黒幕については色々な説があり、私的には何ともしっくりこないというか、イマイチ納得いかないことが多かったんですが、最近になって東京大学の本郷和人教授が導き出した説が私的には最も納得いく内容であったことから、龍馬暗殺の実行犯は元新選組の斎藤一で黒幕は薩摩藩(西郷吉之助)であると結論に至りました

近江屋で龍馬と一緒に襲われた中岡慎太郎が「犯人は新選組の者だろう」と語っていたのも理由の一つですが、本郷教授によると実行犯は(龍馬を油断させる)左利きのスゴ腕剣士だったというところから、最も可能性が高いのは元新選組の斎藤だろうという結論になったわけです

では黒幕は…
維新後に余計なゴタゴタを避けるべく新政府の中心に徳川慶喜を据えようと考える龍馬と、とにかく旧幕府の人間を徹底して排除したい薩摩藩・西郷との溝は最後まで埋まることはなかったということなんだろうと思います

龍馬が暗殺されずに生きていたら、旧幕府軍と新政府軍との余計な戦争は起きなかっただろうし、もう少しソフトランディング的に新政府への移行が出来たんじゃないかと思うと残念ですねー