Fキャリパー流用、ドラシャ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
キャリパー外してついでにバラしまーす。
・ボックスかメガネの14mm17mm
・ハンマー
・浸透性潤滑油
・マイナスドライバー
・ワイヤブラシ
でセッセかと。
ウエスで汚れた油ふき取ったり。
エアーがあればバラしてホースのボルト部からエアー吹いてピストン抜いたら楽。
無い人は当て木してブレーキかけて抜き出してください。
2
まぁこんな感じで発注含めて1週間。
この度流用したのは
QNC20系のbB、M402系のCoo、DEX用キャリパーです。
ダイハツ系は
・プレートディスク(1枚物)
・ベンチレーテッドディスク(2枚物の様な見た目)
の2種類あります。
ラインナップのほとんどは13インチ用プレートで、
ターボ車になると13インチ用ベンチレーテッドが使われているのがほとんど。
bB系、コペン、他4発ターボ車になると14インチ用ベンチレーテッドになる様です。
L150系世代より以前の車種になると12インチ用プレートがベースになるので流用にはご注意ください。
3
L150系世代からは同じキャリパーなのでパッドの品番やディスクプレートを見て同じであればつきます。
絶賛ゴミ車ブームの世代なのでそこら中に転がっているはずなので解体車や中古品で食い繋げれば安くすみますよ。
さてドラシャ。
ハブセンターについてるゴッツイボルトです。
確か30mmのボックスだったかなー、
不安な人は28mmも用意して。
ドリ車に比べればそんなに強くは締待ってません。
アルミのセンターキャップ外して持ち手の長いラチェット使えば外れるんじゃないですかね?
僕はエアーツール使ったのでわかりませんが「必要ない笑」と思いました。
4
シャフト抜いていきます。
先ず外から。
シャフトに掘られたキーに浸透性潤滑油を吹いたら完了です。
右手にハンマー。
左手にトンカチ。
ってほとんど一緒じゃねぇかっ!笑
外したナットは一度、ボルトのツラまで戻してハンマーで打ち抜きます。
日頃のムカつく奴を想像しながら。
叩いて、油吹いて、叩いて、油吹いて…
ナックル揺すりながらひたすら繰り返します。
ある程度抜けてきたらナットを外し、当て木やハンマー二刀流などしてさらに叩いていきます。
最後、ドラシャがフリーになるトドメの一撃は己の最大の悪を頭に浮かべてこう叫びましょう。
「クソナァードガ氏ぃねぇえーーーーーッ!!!!」by爆豪少年
ポクンってフリーになります。
本来はタイロッドエンドとロアアームのジョイントも外しますが、ストラットのロアソケットだけ外せばドラシャのアウター側は抜けます。
5
今度はインナー側。
ミッションに硬質ゴムのシールが打ち込んであるのでコイツを傷つけない様に外します。
手じゃ抜けない。
力自慢はどうぞ頑張ってください。
爪楊枝は大人しく道具を使います。
僕は「喧嘩は拳で!」でも「喧嘩にルールはねぇ!」でもなく、「喧嘩めんどくせ」なので。
シールとドラシャの合わせにバール的な物の先端を当て、ミッションを支点に置き、反対側をエンジン側に押せばポクンと外れます。
くれぐれも支点を先端にしない様に。
シール千切れたら色々漏れてきますよ。
日頃の嫁の愚痴とか、子どもの恥ずかしい記憶とか、あれ違うな。俺一人身や。
6
さぁ、あとは交換するドラシャのシャフトや接合の相手部にローシ…ry
グリス塗って戻していきます。
手でインナー側をハメると《カタっ》って言いますがまだハマってません。
2回なります。
インナー側にはCリングが付いているので、ハンマーなどでドラシャを押し込みながら少しずつ力を入れて打ち込みます。
すると、《カチャン》と2回目の音がなるので接合されているか確認をしたらインナー側は終了です。
アウター側は外す時の様な錆などの固着はないのでサクッとボルト締めて最初と同じになってるか確認したら終了です。
7
ストラットのロアソケットを戻したら、
ブレーキも外した様に交換するbBブレーキを取り付けていきます。
ディスクローター→キャリパーサポート→ディスクパッド→キャリパー
ここで難関でもないですが、ブレーキホースを外します。
まぁ外してもある程度出たら止まるんでタイミングはいつでもいいんですけどね。
実際、最初に外す方がボルト緩めやすいし。
わざわざSST使わなくても、バイスクランプで充分ですよ。
平成真っ只中のホースはそんなにヤワじゃない。
8
はい、完成!
イマイチわからん様に写真は大したの載せません。
軽率に作業して死なれても困るので。
その為に我々は勉強して国家資格を持ち、仕事として作業をさせていただいているのですから。
この業界にいる方々は初めての作業をやる時は「やってみなわからん」ってバラし始める人がほとんどです。
そうでない方は「イメージができる人」です。
イメージは経験がなくてもできます。
「知識があれば」ですけどね。
部品その物もですが、各部品の構成、アッセンブリーの全体像、更にそれらを合わせていった車その物の全体像とまだまだたくさんの知識。
見て触って覚えるか、頭で考えるかの違いですが作業が終われば同等です。
無知で触るのとわけが違うので、もちろん人を殺す車にはなりません。
自信の無い方はお店に任せるか、触った後、動かさずに一度ご相談ください。
そして作業後に点検してもらってください。
もちろん!連絡いただければお店で承りますので、いつでもご連絡お待ちしております!
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