BMW　E89　ATFパン交換　と　ATFオイル交換

忘備録
エンジンが冷えている常温で作業スタートしたほうがいいよ

１．ジャッキアップ（命に関わるので安全対策を忘れずに。）
２．ボンネット開け
３．アンダーカバーはずし
４．給油口ボルト開放　写真のやつね

ATFが少し出てくる場合があります。バケツなど用意

５．ドレインボルト①開放　ATFを出します。
構造上、全ては排出できません。

交換するオイルパンは事前に用意して異物混入や、磁石等の固定を確認すること。
６．全ての固定ボルトを外し
７．オイルパン交換時にマフラーの遮熱版が一部干渉するので、遮熱版を手力で、壊さないようにやさしくまげて交換。オイルパンの吸い上げ口パッキン（ゴムリング）と、オイルパンパッキンを正しくつけることを忘れずに！
８．オイルパン新品を固定して遮熱板を曲げ戻す

廃油とパンは鉄粉混ざりでギトギトでした

9．給油口から新ATFを入れる
10．ATFが給油口からあふれたら給油停止
11．エンジン始動してATFを吸い上げる
12．ATFを給油口から継ぎ足し
13．エンジン始動の状態であふれたら給油停止
エンジンかけてると、どんどん熱くなってくるから、atfも少しずつ熱膨張で余計に溢れ出すよ。だから、作業に時間がかかりチョロチョロ溢れは気にせず給油口ボルト締めましょう。
また、火傷に注意してね

14．給油口のボルトを締めこむ。緩めた時の硬さで締め込む
エンジン停止

15．アンダーカバー付けて清掃、後片付け
16．テスト走行して安全確認
17．専用機等でAT再学習を行った方が良いが、数十キロをギア全てを使うようにして普通に走行すると、そのうち自然再学習してくれる。
自然再学習させた場合は、変化が少しずつなので新油効果が体感しづらい。

ATF量は規定値より大きく異なると故障の原因になったり、パワーダウンしたりするよ。

要するにエンジン始動時の、ATFオイルを吸い上げている状態で、下のオイルパン
がATFに満たされているのが適量ってことさ