フロントアンダースポイラー制作＆取付

最近のクルマにはよくバンパー裏に小ぶりなスポイラーがついているようなので、真似して作ってみた。
3mmのアルミ平板に穴を開けて曲げ、2mmの塩ビ板をM6ボルトで固定して完成。
車体側への取付はスタビライザーのブラケットと共締めした。
スポイラーの高さは80mmとした。
本来は左右の幅いっぱいまでの長さにすべきなのだろうが、時間の都合で短めになってしまった。

ここにスポイラーがあると、バンパー下から入る空気の量が減り、シャーシ裏がより強い負圧になるはず。
うまく機能すれば高速走行時の安定向上とグリルを通る空気量が増えて冷却能力の向上を期待できる。

そして装着してから200キロあまり走行。
しかし安定向上についてはまるで実感できるものはなく、水温も通常の負荷では装着前と変わらない様子。
たった一度だけ、高負荷を与えて水温が100℃ほどになったところで負荷を抜いた時、見慣れない早さで水温が低下したことはあったが、全体的にはほとんど変化は確認できなかった。

安定性、冷却性ともにはっきりとした効果は確認できなかったが、走行後のスポイラーを見てみると虫などの汚れが多数ついており、空気の流入をある程度防げているかのような痕跡があった。
冷却性能は数値で比較できるので、連続して負荷を与える実験を繰り返せば、効果が見えてくるかもしれない。
冷却性能向上パーツは高価だったり手間のかかるものが多いので、今回のような簡単に作れるスポイラーで効果が出ればなかなかオトクだ。

取り付けてから一週間後。
アパートの駐車場から出るときに縁石にヒットしてスポイラーは粉々になってしまった。
／(^o^)＼
次はもっと柔らかい材質で、なおかつロードクリアランスを確保できる大きさで作ろう・・・。