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2019年01月03日 イイね!

2019年1月2~3日 鳳凰山山歩き

2019年1月2~3日 鳳凰山山歩き
新年早々の1月2日、友人と一緒に南アルプスにある鳳凰山という山へ山歩きをしてきた。 
 
丁度1年前も同じ山へ行っていて、ここの環境の厳しさや怖さは思い知らされているので、昨年以上に慎重な計画と装備で出掛ける事にした。 
 
 
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鳳凰三山・夜叉神峠登山口がある駐車場に車を停めて山歩きを開始。 
 
連休なので駐車場が混んでいるかなと思ったが、駐車場はスペースに余裕があって楽勝に停められた。 
 
 
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登山口から夜叉神峠までは途中滑る場所があったが、滑り止めなどは付けずに歩いた。 
 
天気が良いので夜叉神峠から白峰三山も見えていたが、この後徐々に雲が増えてきて見えにくくなってしまった。 
 
同じ南アルプスとはいえ、向こうは鳳凰山よりも更に高い標高3200m近い山があるので、環境の厳しさはずっと上なのかもしれない。 
 
 
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夜叉神峠から先は山の環境がどんどん厳しくなっていくので、チェーンアイゼンを装着して歩く事にする。 
   
昨年は、チェーンアイゼンを使うつもりが壊れた6本爪アイゼンを持ってきてしまい、終始重たい12本爪アイゼンを使う羽目になってしまったので、予備を用意して携行するなど準備に抜かりはない。 
 
 
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南御室小屋という山小屋に辿り着くと、低温と強風のため震えるような寒さが襲ってくる。 
 
あまりに寒いので、ハードシェルのジャケットを着ようとして素手でザックをいじっていたらあっという間に痺れてしまい感覚がおかしくなってしまった。 
 
たまらず山小屋の中へ避難する。 
 
 
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何か温かい食べ物はないかと尋ねたら、カップ麺しかないようなのでそれを注文して食べた。 
 
友人は残念がっていたが、こういう時に食べるカップ麺はやっぱり旨いとしか言いようがない。 
 
 
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山小屋を出てすぐにある急登を辛抱強く登っていく。 
 
ブログでは簡単に書いているが、登山口から南御室小屋まで来るのには数時間掛かり体力的に限界を迎えてしまう登山者もいるようなので、ここより上にある薬師岳小屋まで一気に行かずに南御室小屋で宿泊する登山者もいるみたい。 
 
あと、テント泊は薬師岳小屋および山頂付近は禁止で、私達が歩いている登山コースの場合は南御室小屋の敷地でしかテント泊は出来ない。 
 
で、南御室小屋の敷地でテント泊をすると、この時期だと氷点下10度以下…下手をすると20度近い環境の中で過ごす事になるそう。 
 
南御室小屋でテント泊をした事がある友人曰く「2度としたくない」そう。 
 
 
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樹林帯の長い長い急登を越えると森林限界を超えて高山帯に変わる。 
 
一気に視界が広がるが、遮る物が無くなるので強風も容赦なく襲ってきて非常に寒い。 
 
積もった雪が強風で吹き飛ばされてしまうような砂払岳というピークを越えると、薬師岳小屋が見えてくる。 
 
薬師岳小屋で手続きを済ませた後、ザックをデポして薬師岳と観音岳へ行ってみる事にした。 
 
 
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薬師岳山頂。 
 
薬師岳小屋からは割りと近い山頂だが、長い行程で既に脚がヘロヘロな私にとっては辛い登りだった。 
 
この日初めて撮影する富士山は…雲が多くて山頂は隠れていた。 
 
 
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薬師岳から観音岳まではやや距離があるので、疲れた体に追い打ちが掛かってくる。 
 
ただし、眺望は素晴らしいので疲れても見る価値はあるというもの…辛いけどやめられない。 
 
 
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観音岳山頂。 
 
鳳凰三山の名の通りこの先には地蔵岳があるけど、観音岳と地蔵岳はかなり離れていて「ちょっと行くか」という感じでは行けない場所になってしまうので、今回の山歩きはここまで。 
 
 
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同じ鳳凰山だが、離れた位置にある地蔵岳。 
 
山頂にはオベリスクと呼ばれる巨大な岩がある。 
 
 
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視界が広く甲府盆地も良く見える。 
 
 
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鳳凰山に登ったら絶対に見たい山、甲斐駒ヶ岳。 
 
ここから見る甲斐駒はピラミダルな山容で美しく、他の場所からだとこの形を見る事が出来ない。 
 
私にとっては、いつまでも憧れの対象であり続ける山である。 
 
 
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薬師岳に戻って自分を撮影。
  
ウェアや手袋の防寒対策は完璧だが、用意はしてきたもののバラグラバ(目出し帽)は息苦しくなるので装着しなかった。 
 
でも、こういう環境で肌を露出していると、鼻や耳が痛くなり会話も不自由になるほど唇も動かなくなるのでしたほうが良いのは間違いない。 
 
 
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この後、山小屋に戻り宿泊した。
 
 
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翌日、山小屋に泊まった他の登山者はほぼ全員がご来光を見に薬師岳のほうへ向かっていた。 
 
ご来光の時間、私と友人は前日に観音岳まで行っているので「まあいいか」という感じで下山する事にした。 
 
本音を言うと、あまりにも寒いので風が吹きすさぶ稜線上に長時間居たくないというのが1番の理由。 
 
2014年の正月に、同じ友人と甲武信ヶ岳でご来光待ちをした事があったが、低温と強風の中ずっと待っていた時の辛さを味わっているので、冬山の稜線の怖さは分かっているつもり。 
 
 
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下山のため、薬師岳とは逆方向の砂払岳を越えていく。 
 
強風が容赦なく襲ってきて、気温は氷点下17~18度くらいを指していた。
 
画像では素手で温度計を持っているけど、こんな事をしていたらあっという間に手が痺れてしまうし乾燥で肌はガサガサである。 
 
 
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ご来光直後の富士山。 
 
 
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南御室小屋の敷地で見掛けたテント。 
 
相当な装備と覚悟が無ければここでテント泊は出来ないだろう。 
 
 
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氷点下10度を下回っていても湧き水が出ている。 
 
ここの水は飲用出来るが、冬季は凍っている場合もあるそう。 
 
そういや、今回は低温過ぎる環境の中を歩くので、チューブが凍結してしまうハイドレーションは諦めて、魔法瓶をザックに入れたり小さいペットボトルを懐に忍ばせておいた。 
 
 
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登りの時は脚がヘロヘロになってしまったが、下りは良いペースでどんどん下っていくので高度もぐんぐん下がっていく。 
 
雪深い場所から、全く雪の無い場所まで目まぐるしく景色が変わる。 
 
 
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あっという間に夜叉神峠まで下りてきて、白峰三山を再び望む。 
 
ここから見る白峰三山はやっぱり綺麗だな。 
 
下りなら、ここから登山口まではもう短時間で済むだろう。
 
 
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登山口まで下りて今回の山歩きは終了。 
 
昨年と同じくきつい行程と寒さが厳しかったが、終わって良かったと思える充実した正月になった。 
 
 
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スント アンビット2で計測した今回の山歩き1日目のデータ。   
 
観音岳まで歩こうとすると、距離が長くなり更に累計標高差もかなりの数値になってしまう。 
 
薬師岳のみとしても日帰りは健脚者でないとかなり厳しい。 
 
高度グラフでフラットになっている部分は、南御室小屋で休憩している時間と薬師岳小屋で手続きなどをしている時間。 
 
 
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こちらは2日目のデータ。 
 
薬師岳小屋から直接下山しているので、1日目よりも距離が短く下りが多いので所要時間もかなり短くなっている。
 
このペースで登りも行けたら文句なしなのだが…      
Posted at 2019/01/03 21:04:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2018年12月31日 イイね!

2018年12月31日 長者ヶ岳

2018年12月31日 長者ヶ岳
今年最後の活動は、長者ヶ岳の山歩きで締めくくる事にした。 
 
昨日はダイヤモンド富士目的で竜ヶ岳に登っているから2日連続の山歩きになるが、今月の八ヶ岳の山歩きでは身体が鈍っていて酷い目に遭ったので、時間がある時はなるべく山に登って鍛えておきたい。 
 
かといって、過酷な山ばかり選んでも故障の心配が出てくるので、長者ヶ岳は短時間で済むから丁度良かったりする。 
 
 
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田貫湖の近く、東海自然歩道沿いにある駐車スペースに車を停めて山歩きを開始するが、今日は腹の調子が悪くて登り始めからトイレに行きたくなってしまった。 
 
 
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スタート地点とは別の登山口に下りて、最寄りのトイレに駆け込んで何とかセーフ。 
 
用を足したら丁度日の出の時間だったので、田貫湖畔には人が集まって日の出を待っている…良いタイミングだったので私も撮影する事にした。 
 
 
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別の登山口から登り始めて腹が痛いから別の登山口に下りて寄り道するという、今までの山歩きでは絶対にした事がない事を今回初めてしてしまったわけだが、ここで撮影した富士山は今年撮影した写真の中で最もお気に入りとなった。 
 
 
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再び東海自然歩道に戻り山歩きを再開する。 
 
腹痛の不安を抱えたまま登る羽目になってしまったけど、この後は腹が痛くなるような事はなく持ちこたえる事が出来た。 
 
気温は氷点下5度と低かったので厚着をして歩いていたら、段々と暑く感じてきてしまい上着を脱ぎたかったけど、 汗冷えが怖いので終始厚着のまま歩く事にした。
 
そういや今日は明るくなってから歩き始めているけど、他のハイカーの姿を見ないな。 
 
大晦日だから少ないのかな。 
 
 
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ハイカーと言うよりテント泊装備のような大きなザックを背負った登山者を1名見掛けただけで長者ヶ岳山頂に到着。 
  
山頂も誰もいない。 
 
 
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富士山は雲が掛かってしまった。 
 
 
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麓の田貫湖を見下ろしてみると、車の台数とテントの数が結構多い。 
 
真冬でもキャンプは人気なのね。 
 
 
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富士山は雲に隠れてしまったが、南アルプスの稜線はくっきりと綺麗に見えていた。
 
主稜線ではないけど、来年早々に南アルプスの山に登る予定…心配なのは天気だが。 
 
 
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腹の調子は良くなったので、下りは調子よく歩く事が出来た。 
 
でも、こういう時に気を付けないといけないのが、早歩きで調子に乗って滑って転倒する事。
 
調子に乗らないようゆっくり慎重に下る。 
 
 
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これは倒木だろうか…根っこから倒れているので伐採ではないと思うが、山歩きをしていると今年は災害が多い年だったなとよく思う。 
 
 
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車を停めた場所まで戻って今回の山歩きおよび今年の山歩き終了。  
 
 
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スント アンビット2で計測した今回の山歩きのデータ。 
 
歩いた距離は約7km、累計標高差は750mよりちょっと多いくらいと厳しすぎない程度の山歩きだった。 
 
高度グラフを見ても分かる通り、序盤で1回下山してトイレに駆け込んでいるのも反映されている。 
 
 
…今年のブログはこれで最後となります。
 
1年間ありがとうございました。
 
来年も山歩きの話、車の話、あと出来れば自転車の話も書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
Posted at 2018/12/31 19:29:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2018年12月30日 イイね!

2018年12月30日 竜ヶ岳

2018年12月30日 竜ヶ岳
今日は、本栖湖のすぐ近くにある竜ヶ岳を山歩きしてきた。
 
年末年始のこの時期、竜ヶ岳や竜ヶ岳周辺ではダイヤモンド富士を見る事が出来るので、以前から年末年始の時期にこの山に登ってみたいなと思っていた。
 
なかなか決心する事が出来なかったが、今回重い腰を上げてようやく実行する事が出来た。 
 
ちなみに、竜ヶ岳周辺と書いたのはダイヤモンド富士は竜ヶ岳に登らなくても見られるという事。 
 
もっと早い時期だったら本栖湖畔でも見れただろうし、今のタイミングなら竜ヶ岳と富士山を結ぶ直線上に位置する場所だったら見える事になる。 
 
 
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本栖湖近くの駐車場に車を停めて、早朝の暗いうちから山歩きを開始する。 
 
本栖湖には登山者用の駐車場が用意されていてとても便利で、特にこの時期はダイヤモンド富士目的で訪れる人が多いので停めている車も多い。
 
ヘッドランプを点灯させたハイカーが次々と登っていく。 
 
 
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竜ヶ岳は中腹より上は笹原の山肌になっているので、低山らしくない開放感のあるハイキングコースになっているのが特徴。  
 
早い段階から視界が開けてくるので、気になる富士山の様子も逐一知る事が出来るので嬉しい。 
 
竜ヶ岳は富士山から日が昇るため日の出の時間は7時40分を過ぎるらしい…沼津アルプスでの特訓が生かされたのか良いペースで歩けているので、この分だと予定時間より早く山頂に着いてしまいそう。 
 
早く着いてしまうとご来光待ちが非常に辛いので、逆にのんびりと山頂を目指したほうが良いのかもしれない。 
 
 
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竜ヶ岳山頂。 
 
笹が綺麗に刈り取られた広い山頂で、富士山の眺望は申し分ない。 
 
テントを張っている人、既に三脚を設置している人達も見られた。 
 
山頂に限らず中腹でも、既に撮影ポジションが決まっているのか三脚を設置している人が多かった。 
 
5時半頃に出発してから1時間半、7時を迎える時間に山頂に着いてしまったので、あと40分間どうしようか。 
 
 
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見下ろせば本栖湖。 
 
 
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南アルプスの稜線。 
 
白くなっている山は全部3000m峰だね。
 
前衛の山々とハッキリ色が分かれていて分かりやすい。 
 
 
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白峰三山のモルゲンロート。 
  
これは良いものが見れたなー。 
 
 
…とまあこんな感じで撮影をしていても大して時間が経っているわけでもなく、仕方ないので山頂から移動して別の場所からご来光待ちしてみようかなと思った。 
 
 
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山頂から10数分ほど歩いた場所でご来光待ちする事にした。 
 
コース上にいると歩行者の迷惑になりそうなので、笹藪を掻き分けて邪魔にならない場所でジッと待つ。 
 
気温は氷点下13度くらい…動いていれば問題ないが、ジッとしているのがとにかく辛い寒さだ。 
 
積雪こしていないものの、地面からの冷えが厳しく靴の中がとにかく冷える。
 
カメラを構えるため手袋も薄手にしているため辛かったが、こちらは念のため持ってきたカイロがとても役に立った。 
 
 
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30分ほど待ってようやくご来光とダイヤモンド富士を見る事が出来た。 
 
遠くから歓声が聞こえてくる…私は1人なので声には出さないが、この瞬間は声を出したいくらい嬉しかった。
 
よっしゃー!これで下れるぞー!ってね。 
 
 
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日が完全に昇ると、周辺は完全に明るくなっていた。 
 
気温は相変わらず低いままだが、日差しがあると温かみを感じるようになるから凄い。 
 
寒いけど温かい日差しを受けながら下山する事にした。
 
 
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登りとは別のコースを下っていくが、こちらのコースは木々が多いので眺望という点では登ってきたコースのほうに軍配が上がる。 
 
ただし、日差しは充分に届くので歩いていて少しだけポカポカするような感じがした。 
 
とはいえ、気温は氷点下5度くらいだったので決して暖かいわけではない。 
 
本栖湖が常に見えていたけど、その本栖湖がなかなか近付いてこないような気がしてならなかった。 
 
 
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ハイキングコースが終わり本栖湖畔の道路に出る。 
 
ここから駐車場まではもう近い。 
 
 
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駐車場に戻って来ると、私が車を停めた時よりも台数が増えていた。 
 
まだ余裕があったので停められないという事態は少なそうだが、初日の出の時はもっと混むんだろうと思うのは予想がつく。 
 
竜ヶ岳で初日の出は…私はやめておこう。 
 
 
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スント アンビット2で計測した今回の山歩きのデータ。
   
歩いた距離、累計標高差共にそんなに多くないので竜ヶ岳のみを歩くならハイキング初心者向けの山として良いだろう。 
 
山慣れた人にとっては少し物足りない行程になると思うし、実際に私もかなり余力を残したまま下山した感じだった。 
 
今回とても辛かったのは、寒い中ジッとしている事だった。
Posted at 2018/12/30 18:04:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2018年12月15日 イイね!

2018年12月15日 原木駅から沼津駅まで…奥沼津・沼津アルプス全山縦走

2018年12月15日 原木駅から沼津駅まで…奥沼津・沼津アルプス全山縦走
12月15日。
  
今月9日に引き続きこの日も奥沼津・沼津アルプスを山歩きしてきたが、今回は歩く距離を更に伸ばしてみる事にした。
 
ここ最近何度かこの山域を山歩きしているが、いつもコースは決まっていて日守山駐車場に車を停めて大嵐山(日守山)にまず登り、大平山、鷲頭山、徳倉山、横山、香貫山と縦走した後に下山、バスで日守山駐車場近くまで戻って来るというパターンだった。 
 
ただ、このパターンだと奥沼津アルプスの一部である茶臼山を経由しないので、今までの山歩きでは完全に縦走しているとは言えなかった。 
 
以前から茶臼山を経由して奥沼津・沼津アルプスの全山を縦走したいと考えてはいたのだが、数年前に初めてこの山域を歩いた時に茶臼山で深い藪に難儀して蚊に刺されまくり更に脱水症状になりかけてしまい、やっとの思いで辿り着いた大嵐山(日守山)で山歩きを中止したという苦い経験がありなかなか行動に移せなかった。 
 
今まで抱えてきたモヤモヤしたような気持ちを消したいという思いもあり、今回ようやく実行してみたという次第である。 
 
 
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早朝の沼津駅。 
 
茶臼山付近の駐車場は日守山駐車場しか無さそうなので、今回は沼津駅近くの駐車場に車を停めて、茶臼山の最寄り駅である原木駅まで列車で移動する事にした。 
 
5時17分発の普通列車に乗って三島駅まで移動するが、やっぱりこの時間って利用者はかなり少ないなと思った。 
 
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三島駅でJR東海から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えて原木駅まで移動する。  
 
こちらも土曜日だからか朝早いからか利用者は少ないように見えたけど、時刻表を見ると結構な頻繁運転をしているようなので普段の利用者はかなり多いのだろう。 
  
5時43分発の始発列車で原木駅まで向かう事にするが、どうも腹の調子が思わしくなく発車待ちをしている列車の中でずっとハラハラしていた。 
 
 
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原木駅に到着してすぐにトイレに駆け込んで難を逃れると、丁度良いタイミングで三島行きの上り列車が停車した。
 
この列車を撮影して山歩きを開始しようとしたら、私が乗って来た下り列車の次の便が到着した。 
 
トイレに行っている間に次の列車が来るって…随分と時間間隔が短くないか? 
 
凄いな「いずっぱこ」。 
 
 
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朝早いにも関わらず、やたらと交通量の多い道路沿いに茶臼山の登山口はある。 
 
日の出まで時間があるので薄暗い山に入っていくのは勇気がいるが、徐々に明るくなるだろうから山頂に着く頃にはヘッドランプも必要無くなるだろう。 
 
 
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茶臼山へ向かうハイキングコース。 
 
笹は綺麗に刈り取られているけど、雰囲気はやっぱり怖いなと思う。 
 
画像では暗いけど、実際はもう少し明るくてヘッドランプで照らしているのでコースが見えにくいという事は一切無かった。 
 
 
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茶臼山山頂。 
 
画像を見ても分かる通り、標高は割りと低くそんなに奥深い山でも無いので苦労するような要素は殆ど無い。 
 
ただ、ここを夏に通ると厄介かもしれないね。 
 
 
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茶臼山から大嵐山(日守山)へ向かい数年ぶりに同じルートを辿る事となったが、数年前と違うのは今回は更に稜線を進み全山縦走をするという事。 
  
ただ、今回は時々降ってくる雨に悩まされた。 
 
結果的に小雨程度でずぶ濡れになるような雨では無かったのだが、天気予報では完全に晴れなのに空はずっとどんよりで、雨が降る度にレインウェアを着たり脱いだりザックカバーを装着したり外したりと時間的ロスがとても多かった。 
 
あと、小雨が降ったという事は当然ハイキングコースも濡れており、ただでさえ急坂が多く滑りやすい箇所が多い沼津アルプスが、雨でぬれて更に滑りやすいコースになっており難易度が更に高くなっていた。
 
その割りにハイカーの姿は結構多かったんだけど、やっぱり皆レインウェアは着ていなかった。
 
降ったり止んだりの小雨程度じゃ煩わしいもんな…油断は禁物だけど。 
 
 
…ここから先の行程は毎度お馴染みのコースなので、簡単に山頂の画像だけを載せておく事とする。 
 
 
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今回の山歩きでは空はずっと曇り空で富士山も殆ど見えなかった。 
 
 
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香貫山を下山したので、これで奥沼津・沼津アルプスの全山縦走を達成する事が出来た。 
 
嬉しいんだけど脚は既にヘロヘロで、ここから沼津駅まで徒歩で移動すると決めていたので最後のひと踏ん張りをしなければならない。 
 
 
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登山靴で舗装路を歩くのは基本的に向いていないはずだが、山歩き前後での舗装路歩きは随分とこなしているので最近はもう違和感が無い。 
 
ただ、沼津駅が近付くにつれて街の様子が都会的になっていくので登山の恰好で歩いている私はちょっと浮いていたかもしれない。 
 
 
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沼津駅。 
 
駅が目の前に見えるようになってホッとしていたら、沼津市を舞台にしているアニメのお店があったのでビックリした。
 
そういやラッピングバスも見掛けた事あったもんなー。 
 
 
沼津駅を通り過ぎると、車を停めている駐車場は近くなのでこれで今回の山歩きは終了となるが、さすがに今回は滅茶苦茶疲れたな。 
 
レインウェアを着るかの選択や滑りやすいコースなどなかなか苦労したけど、今回の山歩きで長年のモヤモヤが解消されたので良かったと思う。 
 
ただ、コースが長いので2回目はもう厳しいかな。 
 
 
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スント アンビット2で計測した今回の山歩きのデータ。 
 
歩いた距離は約16km、累計標高差は約1400mとなかなか凄い数値になった。 
 
いくら縦走と言っても、最高峰が400mにも満たない山域でこの高低差は…怖ろしいな。 
 
高度グラフも相変わらず凄い折れ線になっているが、今回はいつもよりちょっとだけ折れ線が増えている。
 
 
…自宅に戻り汚れた登山靴を洗っていると、何かがおかしいと思い靴の中を覗いてみると、両足共にインソール(中敷き)が入っていなかった。
 
前々回の山歩き、天狗岳と蓼科山の山歩きが終わり自宅で靴を洗った時に、靴紐とインソールを靴から外して干しておいたのだが、どうも靴紐だけ元に戻してインソールは入れ忘れてしまったようだ。
  
という事は、前回の奥沼津・沼津アルプスでもインソール無しで歩いていた事になる。
 
まあ、それに気付かずに2回も山歩きをしているので、私の感覚も本当いい加減なもんだな。  
Posted at 2018/12/15 21:51:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2018年12月09日 イイね!

2018年12月9日 鈍った身体を鍛え直す奥沼津・沼津アルプス縦走

2018年12月9日 鈍った身体を鍛え直す奥沼津・沼津アルプス縦走
平日のジョギングをさぼっているわけではないが、山歩きをするのに毎回毎回登り坂がどうも苦手で難儀している。 
 
効果的なトレーニングが存在するのは分かってはいるが、実践に勝るトレーニングはないと思うので、今回はトレーニング目的で困った時に頼りになる?奥沼津・沼津アルプスを縦走してくる事にした。 
 
奥沼津・沼津アルプスとは、静岡県の沼津市、伊豆の国市、清水町、函南町などに跨っている静浦山地の一部の山々を言う。 
 
この奥沼津・沼津アルプスの中で最高峰は鷲頭山の392mで、標高400mに満たない低山の集合と聞くと大したことないと思われそうだが、実際にはえげつないアップダウンが続き縦走をした場合の累計標高差は1000mを軽く超える。 
 
しかも、初心者向けの山と紹介されている割りに、各山の山頂付近は滑りやすい急坂が存在するので体力と技術の両方も必要となるなかなかハードな山域である。 
 
初心者向けと紹介されている理由は、あちこちからアクセス出来る登山口の多さと麓との標高差であると思われる。 
 
登山口が多ければリタイヤがしやすいし、低山ゆえに麓までの距離が近くなるため短時間で下山出来るというメリットがある。 
 
 
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毎度お馴染みの日守山の登山口。 
 
1年で最も日の短い時期、朝早い真っ暗な時間なのでヘッドランプを点灯させて山歩きを開始する。 
 
こんな暗くちゃ誰もいないと思っていたら、地元のおっちゃん達が懐中電灯照らしながら歩いていた。 
 
 
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既に咲いているスイセンの花。 
 
 
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真っ暗な日守山(大嵐山)山頂。 
 
撮影だけしてすぐに移動する。 
 
 
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太平山へ続く稜線の途中で明るくなってきたが、富士山は雲に隠れて見えなかった。 
 
 
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気温は5度以上を示していたので歩いていると汗を掻くけど、風が冷たく汗冷えが怖いのでフリースは終始着たままにしておいた。 
 
 
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沼津アルプスは海が近いので、他の山域とはまた違った景色が見られる。 
 
絶景も多いが、そんな楽しみをもかき消してしまうような過酷な坂が絶景地の前後に存在する。 
 
また、今年の台風の影響か、微妙に地形が変わっているような場所も見られた。 
 
 
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富士山も見えなかったし、山歩き最後のピークである香貫山もあまり長居せずに移動した。 
 
 
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スント アンビット2で計測した今回の山歩きのデータ。  
 
歩いた距離は約12km、累計標高差は約1250m、最高峰が392mの鷲頭山という事を考えると、どれだけアップダウンが激しい山なのかがお分かりだろう。 
 
高度グラフも、この山域のえげつないアップダウンをしっかりと表示している。
 
体力も精神も鍛えられる、トレーニングするのにふさわしい山域だと思っている。
Posted at 2018/12/09 19:03:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記

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