2012年10月05日
お酒を飲んで酔っ払った勢いで、今日は車の話を少しだけ…
私の車は、いわゆる「ハチロク」と呼ばれるトヨタ・AE86カローラレビンです。
昭和60年式(1985年式)で27年前の車、私が購入したのは1997年2月ですから今から15年以上前の事になります。
ちなみに今乗っているハチロクの前にもハチロクに乗っていましたが、こちらはわずか半年で派手に壊してしまい廃車となりました。
当時私は「魅力的な旧車が欲しい」という理由で初期型のフェアレディZが欲しかったのですが、中古相場は高価だし維持も大変という事で早々に諦めてしまいました。
AE86を選んだのは、そこそこ旧いけどまだまだ大人気の車種で、アフターパーツが豊富で困る事が無いというのが大きな理由でした。
最初はAE86自体の魅力よりも、アフターパーツや知名度で選んだというのが本音です…でもこの選択は、車を長く維持していくにはとても重要な事だと思います。
買った当時は走行距離が11万キロオーバーで値段は80万くらい…普通の車だったら商売として成り立たなそうな走行距離だよね(´∀`;)。
タイヤとホイール以外は見る限りノーマルで、今後ノーマルで乗り続けていく事は考えにくいので、これはお金が掛かりそうだなと感じたものでした。
裏を返せば、全て自分好みにいじっていく事が出来るわけですけど。
ちなみに最初に交換したアフターパーツはステアリングでした。
ハチロクの純正ステアリングは、お世辞にもかっこいいとは言えないので早々に交換しました。
このステアリングは、地元のホームセンターで¥9,800で購入したもので、前に乗ってたハチロクから引き継いだので16年以上前の物です。
まだ現役で使っているアフターパーツでは最も古い物です。
ハチロクを買ったばかりの頃、マフラーのマフラーカッターが腐り落ちてしまい、市内の中古車屋で中古マフラーを購入し装着…トラストのMXマフラーだったと思いますが、とても静かだったなあ。
まあ、こちらも1年くらいでタイコのグラスウールが出てきてしまったので、結局新品で鉄チンのマフラーとタコ足を購入してしまいました。
新品購入したのはいいですけど、今度は割れに散々悩まされたので、溶接しまくりで継ぎ接ぎだらけの状態になってしまいました。
1998年から徐々に走りに振ったカスタムもするようになり、スポーツタイヤやカーボン系ブレーキパッド、ショックアブソーバーやスプリングといった足周りパーツも徐々に交換するようになりました。
当時愛用したタイヤはファルケンのGRβ…この頃はブリジストンのGグリッドとかヨコハマのM7といった攻撃的なパターンを持ったタイヤが多かったですが、GRβはとてもおとなしいパターンをしていましたけど、細かい溝の配置とシリカコンパウンドのお陰でウェット走行時の安定感がとても良かった。
ドライ走行時は、少々のミスなら充分許容してくれるような幅広いコントロールが魅力的だった…このタイヤで私は鍛えられたと言っても過言ではないと思います。
ブレーキパッドは、プロジェクトμのHC(ハイパーカーボン)を使っていました。
名前の通りカーボン系パッドで、使用温度域は0~800度とワイドレンジな高性能パッドでしたが、ダストが大量に出てホイールはすぐに黒くなってしまうし、キーキーと鳴きがうるさかったので割り切って使わないと後悔してしまいそうなパッドでした。
まあ、踏力に応じてガツンと効いてくれるので、性能はとても気に入って何度もHCを使い続けましたが、時々スカッと効きが抜けてしまう事があるのが少々嫌だった。
足周りや駆動系は、ショック、スプリング、ゴムブッシュをTRD、デフもやっぱりTRDの2ウェイLSDに交換しました。
当時はTRDのパーツがまだまだ豊富だったので、割りと利用する機会は多かったと思います。
ショックやスプリングは、専門ショップとかでレース用が20万とか30万とか高価な物がありましたけど、値段を見て「どうかなあ」と思い中古車屋さんに頼んでTRDのフロントショックと車高調アダプターを溶接してもらって格安な車高調を作ってもらっていました。
リアは構造的に車高調には出来ませんけど、これなら前後の合計が10万ちょっとで済むのでとても安上がりでしたっけ。
LSDは2ウェイだとアンダーステアが怖かったんですけど、中古車屋さんが「車がグイグイ前に進んでくれるのは2ウェイだよ」としきりに勧めてきたので結局2ウェイにしました。
最初はおっかなびっくりで運転しましたね(´∀`;)。
ちなみにこのLSDは今でも現役です。
2000年頃になると、ラジエーターが錆で穴が開いたり、リアゲート(ハッチバック)に錆が発生したり、リアフェンダーが錆びたりと中古車の洗礼をたくさん受けた年になりました。
ラジエーターは杉田の銅2層に交換…安いのが魅力だけど、あまり評判良くないとか聞いていましたが、こちらもまだまだ現役で水漏れとか全然起きていませんよ(・∀・)。
ハッチバックの錆は、どうせまた発生するだろうし軽量化にも繋がるという理由で思い切ってFRPに交換しました。
「リアが軽くなるならフロントも軽くしないと」という車屋さんの上手い誘導にまんまと引っ掛かり(´∀`;)、結局ボンネットもFRPに交換しました。
当時はチラホラとカーボンボンネットも出回ってきましたけど、カーボンなのに裏から見ると何故かFRPという不思議なカーボンボンネットが多かった。
FRPに薄いカーボンを張り付けて「カーボンボンネット」と売っているメーカーは非常に多かったと思います…部品の名前はどこまで正確に名付けなければならないのか、どこまで許容されるのかとアフターパーツ業界に対し懐疑的になってしまったのもこの頃でした。
リアフェンダーの錆は、ハチロクの持病とも言われるくらい多くのハチロクオーナーが悩まされるトラブルです。
思い切ってフェンダーをぶった切って、錆止め処理をしっかりしてN2フェンダーとか被せてやれば悩まずに済みそうですけど…3ナンバーになっちゃうので私はやめました。
結局2000年に板金屋さんで修理をしてもらいましたが、その12年後…つまり今年も同じ店で同じ場所を修理してもらっています。
2000年の時の修理はそこそこで済みましたけど、今年の修理はボディーのあちこちで発生した錆の修理と、腐り落ちた箇所の復活などもありましたので、相当大掛かりになってしまいました。
これらは購入して3年間くらいにあった出来事ですが、そろそろ眠くなったので今回は終わりにします。
気が向いたら続き書きたいと思います。
Posted at 2012/10/05 00:30:38 | |
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