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2012年12月30日 イイね!

2012年12月29日 身延線の新線と旧線(富士緑道)を歩いてみる①

2012年12月29日 身延線の新線と旧線(富士緑道)を歩いてみる①今日から年末年始の連休に入りました。
 
天気が悪いと聞いてましたが、雨は降らなかったので地元をウォーキングしてきました。
 
コースは、身延線潤井川橋をスタートしてから身延線沿いを歩き、富士駅経由で身延線旧線跡(富士緑道)を歩き再び潤井川橋でゴールというものです。
 
つまり、富士駅から入山瀬駅間の新線と旧線を歩くというコースです。
 
 
新線が設けられた理由を大まかに説明しますと、東京方面から東海道本線を走ってきた団体列車が円滑に身延線に進入出来るよう、当時東回りだった経路が西回りに変更されました。
 
同時に、旧線の本市場駅すぐ側の旧国道1号線の踏切渋滞が深刻だった事もあり、立体交差になるよう高架化もされ昭和44年に新線が開業しました。 
 
列車交換が容易になるよう富士駅から富士宮駅間も完全に複線化されています…富士宮駅から甲府駅までは単線のままです。
 
廃線となった旧線跡ですが、後に公園として整備され富士緑道を名付けられました。
 
今回歩くコースはそんな所です。
 
 

 
スタート地点の潤井川橋。
 
身延線の313系普通列車が渡っていきます。
 
列車の向こうに見えるはずの富士山は、今日は厚い雲の中でした。
 
 

 
富士緑道の入口。
 
今回はここがゴール地点になります。
 
 
 
 
元々単線だったので、橋が新たに付け加えられています。
  
右側の橋はペンキが塗り直されて綺麗に見えますけど、右側の柱をよく見ると明らかに旧式な石積みになっています。
 
 

 
身延線の下り線側の側道。 

富士駅までは現行の身延線沿いを歩いていきます。
 
この辺りは富士市長通という地域ですが、この辺りは住所が結構複雑で、飛び地になっている住所も結構あります。
 
この辺りは典型的な住宅地という感じですね。
 
 

 
富士緑道がどんどん離れていきます。
 
 

 
数百メートル歩くと富鷹線(とみたかせん)にぶつかります。
 
富鷹線とは、旧富士市と旧鷹岡町を繋ぐ道路という事で名付けられた道のようです。
 
正式な名称では無いようなので、地元の人でないと通じない名前かもしれませんね。
 
 
 
 
 
富士市松本。
 
この辺りは以前よりも住宅が増えましたが、それでもまだまだ田んぼや畑が多い場所です。
 
昔は民家が少なく田んぼばかりで灯りが無かったので、特に女性や子供が夜道を歩くには非常に怖い場所だったようです。
 
 

 
竪堀駅が見えてきました。
 
上り普通列車が停車しているのが見えます。
 
 
 
 
富士市中島にある竪堀駅。
 
昭和44年に新線が開業したと同時にこの駅も開業しました。
 
ウィキペディアによると、旧線の竪堀駅からは約400mほど離れているようです。
 
身延線の中では割りと利用者が多い駅のようで、身延線駅では珍しくなった駅員配置駅となっています(夜間・早朝を除く)。
 
 

 
竪堀駅に停車するため減速している313系の下り普通列車。
 
壁には1969-4と彫られた数字が見えています。
 
1969年4月…恐らくは完成した年月日でしょうね(開業日は同年9月)。
 
 

 
竪堀駅のすぐ南にある道路。
 
この道路は富士高の前を通っている道で、現在道路の拡幅工事がされています。
 
ただし身延線のガード下は昔のままで、拡幅するのも難しいんじゃないかなと思います。
 
 

 
富士市松岡。
 
身延線上り線側の側道から柚木駅方面を望む。
 
 

 
富士市松岡。
 
身延線下り線側の側道から柚木駅方面を望む。
 
壁の苔が随分と凄い事になっていますね(´∀`;)。
 
この地域も昔と比べ随分と住宅が増えましたが、夜は人の通りが少なく暗い時間に歩くのはちょっと怖いかもしれません。
 
 

 
富士市松岡。
 
目の前に富士中学校や富士市役所沿いの道路が通っています。
 
 

 
富士中学校や富士市役所沿いの道路。
 
こちらの道路も拡幅工事が行われていますが、将来この道路の延長線上に富士川橋が造られるという計画もあるようです。
 
県道396号線(旧国道1号線)の富士川橋の渋滞が結構凄いので、将来的にこれで緩和されれば良いのですけどね。
 
 

 
1969-8の数字が刻まれています。
 
向こうには金華堂会館の看板が…
 
 
 
 
富士市柚木。
 
身延線上り線沿いの側道から柚木駅方面を望む。
 
柚木~竪堀駅間は直線が続いていますね。
 
 
 
 
富士市柚木。
 
身延線下り線沿いの側道から柚木駅方面を望む。
 
 

 
富士市柚木。
 
柚木駅まであと少しの距離で、画像右側のヤシの木が見える場所は富士自動車学校です。
 
 
 
 
県道396号線(旧国道1号線)。
 
この道路は柚木駅のすぐ傍にありますが、元の国道1号線という事もあり交通量が多いです。
 
旧線の踏切渋滞が原因で、新線では高架化されたというのも納得がいく気がします。
 
 

 
富士市柚木にある柚木駅。
 
この駅も昭和44年の経路変更に伴い新設された駅で、旧線の本市場駅からは直線距離にして約1400m離れています。
 
元々は駅員配置駅でしたが、随分前から無人化され改札付近の窓はシャッターが下ろされています。
 
 

 
富士市柚木。
 
身延線上り線沿いの側道から富士駅方面を望む。
 
柚木駅辺りから、富士駅へ向かい線路は大きくカーブしています。
 
 

 
富士市松岡。
 
目の前の道路は、私が子供の頃は六軒町通りと呼ばれていたような記憶がありますが、今でもこの名称が使われているかは分かりません。
 
東へ向かえば富士見高校の前を通り富士本町にぶつかり、西へ向かえば県道396号線に合流します。
  


 
 
富士市松岡。
 
大きくカーブしながら高架線も高度を下げてきました。
 
東海道本線との距離も段々と近くなってきます。
 
 

 

富士市松岡にある身延線第二六軒屋踏切を両方向から撮影。
 
高架区間を終えて最初にある踏切です。
 
 

 
第二六軒屋踏切から柚木駅方面を望む。
 
大きくカーブしながら登り勾配になっています。 
 
 

 
第二六軒屋踏切から富士駅方面を望む。
 
やはり大きくカーブしています。
 
 

 
富士市松岡。
 
身延線沿いを歩いていると、タイミング良く313系下り普通列車が来たので撮影。
 
 

 
 
富士市松岡にある身延線第二六軒屋踏切を両方向から撮影。
 
 

 
踏切から富士駅方面を撮影。
 
右側から東海道本線が迫ってきています。
 
身延線は、ここから先は富士駅まで東海道本線と並行しながら走ります。 
 
 
…このまま富士駅へ向かうのも良いのですが、せっかくなので少し寄り道をしました。
 
  

 

富士市松岡にあるJR東海富士運輸区。
 
ここには多くの留置線があり、私が見た時には211系と313系がそれぞれ1編成停まっておりました。
 
ここは東海道本線と身延線に挟まれた場所にあり、周辺には普通に住宅街になっています。
 
今日歩いた時は、年末らしく掃除機の音がよく聞こえました。
 
 
 
 
東海道本線を走る313系普通列車。
 
 

 
 
静岡駅発車の373系F13編成「ワイドビューふじかわ7号」が通過していきます。
 
この後身延線2番ホームに停車し、スイッチバックして甲府駅へ向かいます。



 
 
富士市元町と水戸島に跨ぐ塩沢踏切。
 
東海道本線と身延線が並行して走る区間では唯一の踏切です。
 
 

 
塩沢踏切で通過列車待ちをしていると、先程の「ワイドビューふじかわ7号」が目の前を通過。
 
 

 
富士市水戸島。
 
東海道本線と身延線の並走区間、富士駅方面を望む。
 
目の前に富鷹線の富士大橋(陸橋)が見える。
 
 

 
富士大橋から東海道本線と身延線の並走区間、富士川駅・柚木駅方面を望む。
 
 

 
富鷹線、富士大橋。
 
 

 
富士市富士町。
 
富士駅が近いですが、人通りがいまいちな感じがしますね。
 
この辺りはすっかり飲み屋街と化しており、昼間よりも夜の方が活気があるかもしれません(´∀`;)。
 
 

 
富士駅前の更地。 

かつては駅のすぐ傍にイトーヨーカドーがありましたが、赤字店舗という事で閉店してしまいました。
 
富士市は公共交通機関が未熟という事もありますが、駐車に不便な駅前通りよりも駐車料金が掛からない郊外型店舗に客足が伸びるのは仕方の無い事だろうか。
 
自分に置き換えた場合、私もやっぱり郊外型店舗に行くと思いますし。
 
 
 
 
富士駅のすぐ傍にある駐輪場と地下道。
 
 

 
駐輪場から富士駅のホーム。
 
 


 
 
富士駅にて。
 
停車中の身延線普通列車が間近に見えます。
 
  

 
ここから身延線の旧線沿いを歩いていきます。
  
この辺りは住所が複雑に入り乱れているので、住所表記はやめておきます(´∀`;)。
 
左手に見えるのはかつてあった大型店舗「パピー」の立体駐車場です。
 
店舗は既に閉店し解体されましたが、立体駐車場は残されたままになっています。
 
 
 
 
富士駅はJR貨物の駅でもあります。
 
道路沿いからも大量のコンテナが見えています。
 
 

 
富士駅すぐ傍には王子マテリア(王子製紙)がありますが、ここはかつては本州製紙で、大型店舗「パピー」を経営していたのが本州製紙でした。
 
以前は貨物の引き込み線があったんですが、かなり前に廃止されてしまったようです。
 
 

 
 
しばらく線路沿いを進むとバスが停泊している広場がありますが、その手前にある狭い路地がかつての身延線旧線跡になります。
 
現在は通り抜け可能な道路として機能しています。
 
 

 
旧線跡から東海道本線を望む。
 
ここから見る限りでは線路があった面影は殆どありませんね。
 
 

 
狭い道幅が単線であった事を物語っています。
 
画像右側には木造の柵が見えていますが…
 
 

 
柵用の柱が枕木になっています。
 
…そうです、この枕木は旧線の枕木を移植したもので、当時を物語る数少ない遺構となっています。
 
 

 
そして、このレールも旧線の物です。
 
線路の残存物を使用した物は他の場所では見つける事が出来ませんでした。
 
 

 
  
工場の間を通っていますが一般道です。
 
 

 
道路の上を配管が通っています。
 
こういった光景は製紙工場が多い富士市内では多く見られます。
 
配管の中を何が通っているかは分かりませんけど。
 
 

 
王子マテリアの守衛所が近くにあります。
 
 
 
 
狭い道を抜けると若干開けた場所に出ます。 

分岐していますが左側の道路が旧線跡です。
 
 


 
富士市本市場。
 
旧東海道にぶつかると、富士緑道が始まります。
 
昭和52年から工事を開始し終了したのは昭和60年…結構長い期間工事していたのを憶えていますが、正確な年数とかは全然把握していませんでした。
 
まあ、当時は子供の頃でしたからね。
 
廃線跡の長い区間をそのまま公園として利用した事で、これが随分と珍しい例だったようで有名になったらしいです。
 
正式名称は「富士緑道」ですが、地元では「緑道公園」とか単純に「緑道」と呼ばれる事が多いです。
 
 

 
  
富士緑道の特徴は、真ん中に歩道があり左右は木々が植えられている事です。

様々な植物が植えられ、それぞれの時期に花を楽しむ事が出来るようです。
 
公園として割り切る為に自動車やバイクなどは進入禁止となっています。
 
自転車は走行可能ですが、道幅が充分とは言えないので歩行者と接触しないよう注意せねばなりません。
 
 

 
 
富士市本市場。 

富士緑道に入るとすぐに県道396号線(旧国道1号線)にぶつかり緑道が遮断されます。
 
目の前に横断歩道が無く、更に交通量が多いので渡るには不便です。
 
少し歩かないと信号はありません。 
  
道路を渡ると再び緑道が始まりますが、この画像の場所がかつての本市場駅があった場所です。
 
残念ながら駅があった面影は全然ありません。
 
旧竪堀駅のように、列車交換用に広くなっていれば面影が感じられるのですけど。
 
 


 
 
富士市本市場。
 
画像のように細長い公園が続いていきます。
 
途中ベンチなどの休憩スペースも設けられています。
 
緑道のすぐ傍には普通に民家が並び、あちこちで人が行き交っています。
 
富士緑道は公園でありながら、生活に密着した生活道でもあるわけです。 
 
 

 

 
この辺りも本市場ですが、国久と呼ばれる地域でもありますね。
 
富士第一小学校が近く、学校のほぼ真北に位置しています。
 
 
 
 
この歩道の隅にあるアーチ形の溝がよく滑るんだよなあ。
 
小学生の頃、チャリでこの上を走ったら、滑って派手に転んだ事があります(´∀`;)。
 
今となっては懐かしい思い出ですね。
 
 


 
この辺りも本市場もしくは国久でしょうかね。
 
画像でも見ても分かるように、とにかく長~い公園なんです。
 
 

 
多分30年位前からある太陽電池時計…は故障中みたいですね。
 
この時計が新しかった頃は珍しいなと思っていましたが、昔からよく壊れているという印象が強いです(-_-;)。
 
 

 
所々にアスレチックのような遊具が設置されています。
 
昔はこういう遊具で遊ぶ子もいたんですが、果たして今はどうなのでしょうかね。
 
 

  

 
 
富士市中島。
 
富士中学校や富士市役所沿いの道路を横切ります。
 
交通量が多い道路ですが、手押しボタン式の信号があるので割りとすんなり渡る事が出来ます。
 
 

 

 
変わった遊具が設置されています。
 
塔みたいなのは単純に登る物なおでしょうが、ベンチみたいな物は腹筋運動をする為の物でしょうかね。
 
 


 
  
この辺りは富士市中島ですが、平垣の飛び地があるようです。
 
結構住所が入り乱れていて分かりにくくなっていますねえ(´・ω・`)。
 
私が富士緑道に関する記憶で最も古いのが、幼い頃に見たこの場所で石畳の整備している場面です。
 
ブロック状の石が埋め込まれる前に、道の片隅に積んで保管してあった事を記憶しています。
 
たぶん小学生になる前か入学したばかりの頃じゃないかと思います。
Posted at 2012/12/30 01:10:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | つぶやき | 日記

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「@なべちゃん. 宝の山(・∀・)」
何シテル?   05/17 18:12
元々インドア派だったので、あまり家に籠らないようにしています。
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