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2019年01月03日 イイね!

2019年1月2~3日 鳳凰山山歩き

2019年1月2~3日 鳳凰山山歩き
新年早々の1月2日、友人と一緒に南アルプスにある鳳凰山という山へ山歩きをしてきた。 
 
丁度1年前も同じ山へ行っていて、ここの環境の厳しさや怖さは思い知らされているので、昨年以上に慎重な計画と装備で出掛ける事にした。 
 
 
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鳳凰三山・夜叉神峠登山口がある駐車場に車を停めて山歩きを開始。 
 
連休なので駐車場が混んでいるかなと思ったが、駐車場はスペースに余裕があって楽勝に停められた。 
 
 
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登山口から夜叉神峠までは途中滑る場所があったが、滑り止めなどは付けずに歩いた。 
 
天気が良いので夜叉神峠から白峰三山も見えていたが、この後徐々に雲が増えてきて見えにくくなってしまった。 
 
同じ南アルプスとはいえ、向こうは鳳凰山よりも更に高い標高3200m近い山があるので、環境の厳しさはずっと上なのかもしれない。 
 
 
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夜叉神峠から先は山の環境がどんどん厳しくなっていくので、チェーンアイゼンを装着して歩く事にする。 
   
昨年は、チェーンアイゼンを使うつもりが壊れた6本爪アイゼンを持ってきてしまい、終始重たい12本爪アイゼンを使う羽目になってしまったので、予備を用意して携行するなど準備に抜かりはない。 
 
 
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南御室小屋という山小屋に辿り着くと、低温と強風のため震えるような寒さが襲ってくる。 
 
あまりに寒いので、ハードシェルのジャケットを着ようとして素手でザックをいじっていたらあっという間に痺れてしまい感覚がおかしくなってしまった。 
 
たまらず山小屋の中へ避難する。 
 
 
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何か温かい食べ物はないかと尋ねたら、カップ麺しかないようなのでそれを注文して食べた。 
 
友人は残念がっていたが、こういう時に食べるカップ麺はやっぱり旨いとしか言いようがない。 
 
 
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山小屋を出てすぐにある急登を辛抱強く登っていく。 
 
ブログでは簡単に書いているが、登山口から南御室小屋まで来るのには数時間掛かり体力的に限界を迎えてしまう登山者もいるようなので、ここより上にある薬師岳小屋まで一気に行かずに南御室小屋で宿泊する登山者もいるみたい。 
 
あと、テント泊は薬師岳小屋および山頂付近は禁止で、私達が歩いている登山コースの場合は南御室小屋の敷地でしかテント泊は出来ない。 
 
で、南御室小屋の敷地でテント泊をすると、この時期だと氷点下10度以下…下手をすると20度近い環境の中で過ごす事になるそう。 
 
南御室小屋でテント泊をした事がある友人曰く「2度としたくない」そう。 
 
 
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樹林帯の長い長い急登を越えると森林限界を超えて高山帯に変わる。 
 
一気に視界が広がるが、遮る物が無くなるので強風も容赦なく襲ってきて非常に寒い。 
 
積もった雪が強風で吹き飛ばされてしまうような砂払岳というピークを越えると、薬師岳小屋が見えてくる。 
 
薬師岳小屋で手続きを済ませた後、ザックをデポして薬師岳と観音岳へ行ってみる事にした。 
 
 
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薬師岳山頂。 
 
薬師岳小屋からは割りと近い山頂だが、長い行程で既に脚がヘロヘロな私にとっては辛い登りだった。 
 
この日初めて撮影する富士山は…雲が多くて山頂は隠れていた。 
 
 
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薬師岳から観音岳まではやや距離があるので、疲れた体に追い打ちが掛かってくる。 
 
ただし、眺望は素晴らしいので疲れても見る価値はあるというもの…辛いけどやめられない。 
 
 
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観音岳山頂。 
 
鳳凰三山の名の通りこの先には地蔵岳があるけど、観音岳と地蔵岳はかなり離れていて「ちょっと行くか」という感じでは行けない場所になってしまうので、今回の山歩きはここまで。 
 
 
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同じ鳳凰山だが、離れた位置にある地蔵岳。 
 
山頂にはオベリスクと呼ばれる巨大な岩がある。 
 
 
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視界が広く甲府盆地も良く見える。 
 
 
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鳳凰山に登ったら絶対に見たい山、甲斐駒ヶ岳。 
 
ここから見る甲斐駒はピラミダルな山容で美しく、他の場所からだとこの形を見る事が出来ない。 
 
私にとっては、いつまでも憧れの対象であり続ける山である。 
 
 
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薬師岳に戻って自分を撮影。
  
ウェアや手袋の防寒対策は完璧だが、用意はしてきたもののバラグラバ(目出し帽)は息苦しくなるので装着しなかった。 
 
でも、こういう環境で肌を露出していると、鼻や耳が痛くなり会話も不自由になるほど唇も動かなくなるのでしたほうが良いのは間違いない。 
 
 
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この後、山小屋に戻り宿泊した。
 
 
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翌日、山小屋に泊まった他の登山者はほぼ全員がご来光を見に薬師岳のほうへ向かっていた。 
 
ご来光の時間、私と友人は前日に観音岳まで行っているので「まあいいか」という感じで下山する事にした。 
 
本音を言うと、あまりにも寒いので風が吹きすさぶ稜線上に長時間居たくないというのが1番の理由。 
 
2014年の正月に、同じ友人と甲武信ヶ岳でご来光待ちをした事があったが、低温と強風の中ずっと待っていた時の辛さを味わっているので、冬山の稜線の怖さは分かっているつもり。 
 
 
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下山のため、薬師岳とは逆方向の砂払岳を越えていく。 
 
強風が容赦なく襲ってきて、気温は氷点下17~18度くらいを指していた。
 
画像では素手で温度計を持っているけど、こんな事をしていたらあっという間に手が痺れてしまうし乾燥で肌はガサガサである。 
 
 
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ご来光直後の富士山。 
 
 
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南御室小屋の敷地で見掛けたテント。 
 
相当な装備と覚悟が無ければここでテント泊は出来ないだろう。 
 
 
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氷点下10度を下回っていても湧き水が出ている。 
 
ここの水は飲用出来るが、冬季は凍っている場合もあるそう。 
 
そういや、今回は低温過ぎる環境の中を歩くので、チューブが凍結してしまうハイドレーションは諦めて、魔法瓶をザックに入れたり小さいペットボトルを懐に忍ばせておいた。 
 
 
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登りの時は脚がヘロヘロになってしまったが、下りは良いペースでどんどん下っていくので高度もぐんぐん下がっていく。 
 
雪深い場所から、全く雪の無い場所まで目まぐるしく景色が変わる。 
 
 
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あっという間に夜叉神峠まで下りてきて、白峰三山を再び望む。 
 
ここから見る白峰三山はやっぱり綺麗だな。 
 
下りなら、ここから登山口まではもう短時間で済むだろう。
 
 
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登山口まで下りて今回の山歩きは終了。 
 
昨年と同じくきつい行程と寒さが厳しかったが、終わって良かったと思える充実した正月になった。 
 
 
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スント アンビット2で計測した今回の山歩き1日目のデータ。   
 
観音岳まで歩こうとすると、距離が長くなり更に累計標高差もかなりの数値になってしまう。 
 
薬師岳のみとしても日帰りは健脚者でないとかなり厳しい。 
 
高度グラフでフラットになっている部分は、南御室小屋で休憩している時間と薬師岳小屋で手続きなどをしている時間。 
 
 
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こちらは2日目のデータ。 
 
薬師岳小屋から直接下山しているので、1日目よりも距離が短く下りが多いので所要時間もかなり短くなっている。
 
このペースで登りも行けたら文句なしなのだが…      
Posted at 2019/01/03 21:04:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記

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何シテル?   05/17 18:12
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