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ひろくん@北海道のブログ一覧

2013年07月23日 イイね!

イニD、ついに終焉!

イニD、ついに終焉!【ご注意とお断り】
今回の記事には、一部にネタバレと、40代以上のトヨタディーラーメカ(OB/現役問わず)でないとわかりにくいネタが含まれます。
悪しからずご了承くださいませm(_ _)m

頭文字D :人気“走り屋”マンガ次週完結 18年の歴史に幕
2013年07月22日

コミックス累計発行約4800万部を誇るしげの秀一さんの人気マンガ「頭文字D」が29日発売の週刊ヤングマガジン(講談社)35号で完結し、約18年の歴史に幕を閉じることが22日、明らかになった。同日発売の同誌34号で発表された。

 「頭文字D」は、豆腐店を営む父の愛車スプリンタートレノAE86(通称ハチロク)に乗る主人公・藤原拓海ら“峠の走り屋” のバトルを描いたマンガ。
「藤原とうふ店」とペイントされた拓海が乗るハチロクは、プラモデルやミニカーなどにグッズ化されるなど人気を集めた。

 95年に同誌で連載をスタートし、コミックスの累計発行部数は8月6日発売の47巻で4800万部以上。98年にテレビアニメ第1期が放送されたほか、劇場版アニメや実写版映画も公開された。
(毎日新聞デジタル)

http://mantan-web.jp/2013/07/22/20130721dog00m200012000c.html

ついに終わっちゃうんですね、頭文字Dが。
実は先週末辺りには掴んでたネタで、いったん記事も作ってみたんですが、如何せんその時のニュースソースが信憑性に欠ける物だったため、あえて没にしました。

それにしても、連載開始から18年ですよ。
考えてみれば、連載開始頃に生まれた子供って、拓海が正式に免許取って走り始めた年齢なんですよね…。
私も当初は熱心に読んでいたんですが、「プロジェクトD編」辺りから展開がグダグダになってしまったのが嫌になって読まなくなり、今となっては「まだやってたの?!」ってレベルにまでなってました。
車に殆ど興味がない弟に、

下りじゃ軽い方が有利だから、AE86がGT-R負かすのもあり得ない話じゃないしなぁ…

なんて「ドヤ顔」で説明してた事を思い出すと、恥ずかしいやら情けないやら(^^ゞ

作者である、しげの秀一氏の代表作でもある「バリバリ伝説」の4輪版とも言われたこの作品。
これまで車やバイクを取り上げた漫画って結構ありそうな気がしますが、殆どが「バトル物」って言うフォーマットがすっかり出来上がってて、イニDもその例に漏れずそれを見事になぞったものでした。
だけど、この作品が及ぼした影響は過去の作品と比べると遥かに大きく、「ナニワトモアレ」や「オーバーレブ!」と言ったフォロワーを輩出し、所謂「走り屋系漫画」の代表作となりました。

そうそう。イニDの影響と言えば、こんなオマージュもありましたっけ(^^ゞ



そういえば、これのおかげでヴィヴィオの人気が上がったとか(^^;

また、この作品の顔でもあるAE86型レビ・トレの人気が再燃し、今でも中古車相場は高値安定どころか、ハチロク新車当時の販売価格とほぼ同レベルをキープする程になりましたが、その一方で良質な個体が年々少なくなっているだけでなく廉価グレード用に用意された3A-U搭載モデルのAE85まで全く見かけることがなくなってしまうという問題も起きています。

気がつけば、AE86を擁する80系カローラシリーズがデビューしてから、今年で満30年。
AE86と同時デビューである4A-Gも、今年で30歳というメモリアルイヤーを迎えます。
年月ってのは恐ろしいもので、30年だ18年だといってますが、この間人や車の周辺環境は大きく変わってしまいました。
ハチロクも例外ではなく、私の手元にある後期型のカタログを見ると、



ディーラーオプションで「パーソナル無線機」の設定があったのですよ(^^;
確か、後継のAE92前期辺りまで残ってたような気がしますが、当時、開局までの手間が少なく資格も不要という触れ込みで、半ば国策として普及させようとしていた痕跡でもあります。
このときなんて、携帯電話が今みたいに普及してるわけでなく、仮に持っているとしても金持ちか怪しい職業の方ぐらい(^^
せいぜい移動系の電話と言えば自動車電話がいいところだったような記憶があります。
…今じゃ、資格が必要なアマチュア無線ですら風前の灯火ですが(笑)

それに、この頃の新車充填オイルって、キヤッスルの「クリーンロイヤルII」なんですね。
私がトヨペット店に入社した時点では「キヤッスル・クリーンSG」(10W-30)がデフォで、カルディナに乗っていた当時は、工場の部品庫でいつも埃をかぶってた、当時としては最高級の100%化学合成オイルだった「キヤッスル・クリーンシンサート」(5W-50)使ってました。
3S-FE搭載車でしたけど(笑)

今ではSN規格の0W-20とか5W-20が普通になりつつありますが、この「クリーンロイヤルII」ってオイルはSEかSFの10W-30が一般的で、寒冷地用として7.5W-30(75W-30じゃないですよ)ってのもあって、よくホムセンで見かけましたな。
そういえば、ガソリンターボ車用として「キヤッスル・クリーンターボ」ってのもあったんですが、今のところ実物は見たことがなく、注意書きのステッカーで見かけるだけになってます。

何よりも、根本を辿れば「80系カローラシリーズのうち、4A-G搭載のFR車」を指す車輌型式でしかなかったAE86という4文字が、生誕から29年を経た昨年の丁度今頃になって、86」という正式な車名となって復活するだなんて事は予想すらしてませんでしたし、「ハチロクって古い方か新しい方のどっちよ?」って確認しなければならない日が来るとは(^^



でも、一番大きかったのは、イニD連載当初はまだバブルの名残があって、今程正規雇用に対してシビアな時代でもありませんでしたから、所謂若者でもがんばれば新車か、中古でも高年式の人気車を買うことができ、かつ、維持する事もできましたが、今では趣味の多様化とか諸々の事情で、車を買って維持するどころか、車自体に興味を持つ若者が格段に減ってしまったという事ではないでしょうか。

こうした背景もさることながら、原作では、エボIIIとの一回目のバトルでブローしたオリジナルの4A-Gから載せ替えた、TRDチューンのGr.A用5バルブ・シルバーヘッドがついにブローしたとか。
抑も、5バルブのブラックヘッド4A-Gですら生産停止から10年以上が経過し、当のTRDからも、4A-G用エンジンパーツが軒並み生産停止になってる事を考慮しても、偶然とは言え、連載終了時期としてはいい頃合いだったのかも知れません。

まぁ、最近のグダグダ進行から見れば、「遅きに失した」としか言いようがありませんけど…。



私の場合、AE86って言うと現在人気になってる3ドアより、この2ドアの方が好きなんですよね~。
経年劣化とか使われ方を考えると、リアに巨大な開口部がある3ドアより車体剛性の面では有利ですし。
でも、もう殆ど残ってないんだろうなぁ(;。;)

…尤も、AE86とほぼ同世代のAA63カリーナ・セリカと、AT141コロナの方が大好きだったりするんですけどね(笑)
Posted at 2013/07/23 23:48:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | マンガ・アニメ関連 | クルマ
2013年07月20日 イイね!

2週連続!

未だ衰えを知らない「ガルパン旋風」
丁度一週間前、NHKの「ニュース7」で大洗の様子が取り上げられたのは記憶に新しいところですが、今度は読売新聞がやってくれました!

今日の夕刊になんと大洗が!



いやはや、まさかの「2週連続マスコミ報道」
しかも、NHKと違って、ガルパンについての簡単な説明付きwwww
ネットの方は、早速有料サービスの「読売プレミアム」会員じゃないと読めなくなってるのがアレですが(笑)
う~ん、こりゃ最早社会現象と言っても過言ではないかもしれないですね。

だけど、こういうときの「識者」ってのはどうして無粋なんでしょうな…。
大体にして、イベントに戦車が担ぎ出されたところで、即「戦争」とか「武力」なんてところには結びつくわけがないでしょうに…。
以前、「海猿」で海上保安庁に注目が集まった事がありましたが、それと大して変わらんと思うんですがね~。
普段知られることがない仕事の片鱗を見て、感じてもらうことで興味を持ってもらいあわよくばその道を目指してもらえればって思いは、どの業界にも普通に存在すると思いますし、至極当たり前な感情ではないかと。
そうじゃなきゃ、工場見学とか職業体験を企業が受け入れるわけがないはず。
「よろしくメカドック」以来、殆ど表だって注目されることがない自動車整備業界から見ると、なんと羨ましいことか(^^ゞ
それが武器・武装の類いが表だったとたんに「戦争がどうの、平和がどうの」って言い出すのもおかしな話。
「グンクツノオトガー」とかお題目のように唱えてる左向きな連中と大して変わらんぞ、それじゃww
確かに、のべつくまなくドンパチやってる「ブラックラグーン」みたいな作品もあるけどf^^;

具体的にどの作品とは言いませんが、やたらむやみに暴走行為煽ってる漫画もありますし、時よりバーチャルと現実との区別が付かない奴も居ますが、ファンって基本的にその辺の区別は付いてますしそこに無理矢理「戦争と平和」に結びつけようとする論調ってのも如何なものかと。
それに、抑も、自衛隊自らが協力して、基本的に門外不出の装備品を「街のために!」っていう好意で出してくれてるんですから、やっぱ純粋に楽しまないと(^^ゞ

なんだかこの辺は、所謂「ゲーム脳がどうのこうの」と言ってる輩と大差ないような気がするのは私だけでしょうか?
Posted at 2013/07/20 22:26:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | マンガ・アニメ関連 | 日記
2013年07月15日 イイね!

なにこの格差orz

みん友の長門至上主義さんとこのこの記事を読んでみたんですが大洗の賑わいは相変わらずみたいですな~。
大洗って言うとカーフェリーの発着港としても知られてるところですが、今回、その相手先となる苫小牧港の開港50周年に合わせて、ガルパンツアーご一行様も上陸したと聞いてます。

そんな光景を、涙が出る程の悔しさと羨ましさで見ている札幌市民のワタクシ。
というのも、今月から「夏アニメ」が続々放送され始めてますが、その中で注目してるのが「サーバント×サービス」って言う作品。



それは何故か?
原作は、これまた北海道の某所・某ファミレスが舞台の「WORKING!!」を手がけた、道内出身の高津カリノ氏の4コマ漫画で、「北海道、某市、某区役所」の面々が繰り広げる「お役所コメディー」ってのが、この作品のおおざっぱな紹介。
しかも、近年、アニメに関しては冷酷、かつ、極悪非道の待遇を誇るここ北海道には珍しく、深夜帯ながらもWORKING!!に続いて地上波での放送という快挙を達成。
地上波では録り逃しましたが、幸いBS11でも放送されていて現在そちらでフォローしており、とりあえずは第一話の放送が終わったばかりです。
そして、早くもモチーフになった場所の特定が進んでるようで、アニメ版では札幌市の白石区役所が、まだ入手してませんが、原作版では清田区役所が入る総合庁舎モデルとして描かれてるそうな。

…にも関わらずですよ。
これらモデルとなった地区の商工関係者等で盛り上がってる訳でもなければそれを束ねる役割の札幌市までもが、今のところ沈黙どころか完全スルーを決め込んでおります。

それに、やれ平岡公園だ札幌駅前だ定山渓温泉だと、札幌市内のあちこちがモチーフとなったWORKING!!の時でさえ個人レベルでの聖地巡礼レポートこそ上がってますが、所謂「公的機関」からのバックアップなりフォローなりってのは、私が知る限り一切ありませんでしたから、正直今回も覚悟はしてました。
それが図らずとも、予感が的中するとは…。

一体どうなってるんですかっ!とorz

確かに、アニメは放送開始直後ですが、原作自体は2007年から始まったそうで、単行本も3巻まで発売中。
つまり、アニメ化まで5年の歳月を重ねる間に判明してそうな気さえするのに目さえ向けられず世の中じゃ聖地巡礼を起点とした地域おこし・町おこしの例が珍しく無くなった昨今においてもなお明言こそしてないとはいえ、「北海道内のある都市の区役所」という設定ばかりか、舞台である北海道内でも放送されているという「丁寧なまでのお膳立て」までされてる格好の題材が目の前にあるのに触れようともしないばかりか、なかったことにさえしそうな勢いだとは、なんと嘆かわしい…。
大体にして、この北海道内で区役所まで置いてる市町村なんて、ちょっと考えりゃすぐわかるだろうに(笑)

言いたくはないけど、バカじゃなかろかってのが偽らざる本音です。

先に述べたように、元々北海道は「サブカル」(この表現も余り使いたくないんだけど…)に関しては、極めて冷酷な土地柄を有しています
札幌を例に取ると、「在京キー局」と呼ばれる放送局のネット局は一通り揃っちゃいますが、元々アニメの放送自体が極端なまでに少なくBS/CSがここまで普及する以前雑誌やネットから情報を仕入れ、ソフト化されているものがあればレンタル屋に駆け込むしかない状態。
漫画の方はというと、一応定期的に即売会は開かれていて、グッズ関係を扱ってる店舗もゲマズが撤退したものの大体有名どころは残っていますが、個人的には、新千歳空港内のリニューアル時に突如出店を決めたアニメイトが頭一つリードといった感じかと。
しかし、それらの店舗にしても、現在の札幌における商圏の中心である「サツエキ周辺」から離れ、むしろすすきのに近いところに一極集中してるという有様で、とてもじゃないですが「好意的に見られている」とは言いがたいってのが実情。

民間レベルでせいぜいがんばっても、



長栄交通さんで走らせてる「痛タクシー」雪ミク電車がいいところですよ。
そのミクにしても、世界的な人気に本格的に火が付き始めたところで、ようやく札幌市が「観光キャラクター」として手をつけたというお粗末ぶり(これも、余り言いたくはなかったけど)。
少なくとも、初音ミクが世界的な人気を誇るまでには相当なタイムラグがあって、それまでに日本国内での人気は確固たるものを築くまでになってたと私は記憶してます。
ここに来て、ようやく「キタマエ」という大規模な漫画・アニメイベントが開かれることになりましたが、その会場は札幌市郊外にある「芸術の森」という場所。
まぁ、今や「文化・芸術」のひとつとして数えられるようになってますし、今年は第一回目の開催という事もあるでしょう。
なにより、これまでの流れを鑑みたときに、後援とはいえ北海道と札幌市がこのイベントに参画してること自体画期的といえるかもしれません。

だけど、せっかくのイベントに水を差すつもりは毛頭ないですが、



現在開催されてるジャズイベントの会場から見ると、(場所的に)エライ隔離されてるな、と。

方や交通機関の利便性がやたらいい「一等地」での開催に対して、片方は直近の地下鉄駅からさらに乗り継いで数十分行かないとたどり着けないってんですから!
しかも、前者の場合、あの大通公園の一角に仮設とはいえ、立派な鉄骨造りの屋根付き2階建て特設ステージを設けてるって事を踏まえると、初のアニメ漫画イベントとはいえ「結局ただのガス抜きイベントじゃね?」って言うやっかみすら言いたくなりますわ。

そりゃ、見所や名物に事欠かない状態ですから、放っといたって観光客は国内外を問わず年間何十万人とくる土地ですし、今更「町おこし・地域おこし」をやるまでもないかもしれませんよ。我が札幌は。
それに、漫画・アニメに限らず多くの芸術作品の舞台となり、数多くの作家やクリエイターを輩出しているのがこの北海道という土地でも有ります。
なのに、この北の大地の場合、こと「漫画・アニメ」に関しては否定的で、まるで「文学作品で実写映画でなければ意味がない」みたいな風潮がまかり通ってる。
クリエイター側もそういう空気を察してか、作品の舞台が道内の特定の市町村や、それこそ北海道が舞台と大々的に特定している作品って非常に少なく、とりわけ漫画やアニメに関しては顕著で、調べてみて初めて「そうだったの!?」と気づかされることが多々有ります。

まぁ、中には「漫画・アニメ」ってだけで嫌悪感を催す人も居るでしょうが、少なくとも、自分が住む土地が舞台となることに抵抗やら反感を持つ人ってそうは居ないんじゃないかと思うんです。
それこそ大洗や豊郷、鷲宮での例を今更説明する必要もないと思いますし、近場に目線を落とせば、夕張まんがまつりや洞爺湖漫画アニメフェアという立派な良い例が転がってるのに、暗に「札幌が舞台ですよ」と言わんばかりのキーワードだらけの作品が出たというチャンスすらフイにしようとしてるなんて、実にもったいない話だと考えます。

札幌の観光協会とか、それこそ札幌市や北海道庁がこういった「観光客誘致策」を一切やってないとは言いませんし、実際いろんな事をやってるとは思いますが、何もいろんな土地に出向いてイベントやったり、高額な費用払ってCM作って海外で流すだけが誘致策じゃないし、今の趨勢から見れば、漫画やアニメの舞台と分ければ、ネットなどで費用を掛けず、いわば「勝手に」ワールドワイドに拡散するんですね。
それに、ネームバリューだけに頼り切って「口開けとけば餌くれる」って言う池の中の鯉みたいな姿勢じゃハッキリ言ってその先なんて知れてるし、このブログで度々書いてる、中央頼みの「道内経済界の悪い癖丸出し」だと言わざるを得ないんですね。
だから、いつまで経っても「北海道の景色は超一流、されどサービスは超下流」と罵られるのです。

人が集まることによる弊害みたいなものも起こりえますし、大洗では実際に起こったらしいと噂で聞いてますが、せっかくいい素材と成功例が至る所にあるわけですから、そろそろ古くさい既存の「観光施策」から脱却し、新しい方法を模索する時期なんじゃないかと思いますけどね。
カネをガンガン落とす中・韓の旅行者ばかりが観光客でなし、実際年々減少気味なんだから…。

まぁ、今の観光関係者の頭の固さっぷりなら、ぶっちゃけ期待できないかぁ(´・ω・`)
Posted at 2013/07/15 23:48:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | マンガ・アニメ関連 | 旅行/地域
2013年06月15日 イイね!

似てるような違うような(^^ゞ

ついさっき調べてわかったばかりなのですが、現在北海道ローカルで「Jin-仁-」の実写版・第2シリーズが、土曜の正午から再放送されています。
1週辺り3話を一挙放送という形を取ってるため、実は来週放送分で最終回でして、それもついさっき知ったばかりでございます(^^ゞ

昼間、昼食取りながらウチの母親が見てたので釣られて一緒に見てたんですけど、てっきりエンディングに



この曲が来るだろうと思ってたら、平井堅の声で

い~としきひ~とよ~♪

なんて流れてきまして、NHK-FMの「アニソンアカデミー」を聞くのをそっちのけでwikiで調べて、そこで第2シリーズだったのが判明した次第。

でも、やっぱいい物はいいですな。
それが例え、最終シリーズの最終話近い放送を、予備知識だけでなく、第一シリーズでさえマトモに見てなくとも(笑)
無論、脚本や演出、キャスト陣の熱演も素晴らしいんですが、何よりこれが「漫画原作」であるって事が、いち漫画アニメ好きとしてはたまらない訳です。

でも、土曜の昼って言うと、NHK大河ドラマの再放送タイムでもありまして、今放送されてるのは「八重の桜」
この2本、見比べてみると結構類似点があったりするんですね。

舞台は、同じ幕末から間もなく明治にさしかかろうとするところ
Jinの方は今日の放送分で大政奉還が決まり、所謂「新政府サイド」の薩摩・長州藩に加え、坂本龍馬のお膝元である土佐藩がこの流れの合流しようかというところ。
対して、八重の桜は、その対局側である「旧幕府サイド」筆頭となってしまった會津藩が奥州諸藩と北陸の一部の藩と同盟を組み、世に言う「會津戦争」のクライマックスに突入するところまで来ています。
という事は、歴史上の流れから見ると、八重の桜の方が半歩から一歩先を進んでるって事になりますなぁ。

「大河つながり」という面で見ても、Jinの第一シリーズ本放送時は、大河ドラマでも「龍馬伝」が放送されていて、2時間ぶっ続けで激動する幕末の世を、違う役者が演ずる坂本龍馬が登場して堪能できるという、いわば「幕末スペクタクルアワー」状態だったのを思い出します。
それが、何の因果かそれとも偶然なのか、北海道内だけとはいえ、本放送から数年経った人気作と現役ドラマが相まみえるという形になっています。

それに、Jinと八重の桜両方に出演してる役者さんもおりますね。
六平直政さんなんて、Jinじゃ遊郭の店主やってて、如何にも「商人」という面持ちなのに対し、八重の桜じゃ、八重達が通う長刀道場の師範役で、神妙な表情をしてるって言うw
あれ、そういえば八重の桜で「新撰組」の一人として出ている降谷建志もJinに出てたような…。
あ、そうそう、今日放送分のJinでは、「龍馬伝」で龍馬を暗殺したとされる「京都守護職暗殺団」のリーダーとして出ていた市川亀五郎が、Jinでは暗殺団に瀕死の重傷を負わされる中岡慎太郎役で出てました(^^;

まぁ、でも、一番の役所の違いと言えば綾瀬はるかでしょうな。
方や、南方仁に献身的に尽くす娘役かと思えば、八重の桜じゃご存じの通り「主役」で、鉄砲片手に戦いに備えてるっていう正反対さ。
今の主人である「川崎尚之助」と共に、日々鉄砲の改良に明け暮れてるとか、今日の再放送分の最後の方で、日新館に集められた多くの戦傷者の手当にいそしんでる姿は、まるで「橘咲」そのものだったりするところが共通してると言えるでしょう。

でもね。八重の桜を見ていて「おや?」と思うところもあるのですよ。
それは、幕末の立役者であるはずの坂本龍馬の「さ」の字も出てこないって点。
會津戦争まで話が進んでるって事は、とっくに薩長同盟とか大政奉還の話は済んでる訳ですが、抑も、薩長の仲立ちに入って同盟結んだのも、「船中八策」を書いて次の新しい国のあり方を示したのも龍馬の存在あってこそと「龍馬伝」を見ていて思ったんですが、これまでの放送の中では、気がついたら薩長は仲良くなってるし岩倉具視が西郷隆盛率いる薩摩藩に入れ知恵して大政奉還させた、みたいな流れになってるのに、少々違和感を感じてます。
…といっても、私も正直日本史は詳しい方ではないので、このような解釈であってるのかも怪しいですけど(笑)

まぁ、確かに、八重の桜は今のところ「會津藩サイドから見た幕末」という筋書きなので、敵対する新政府サイドは、これまで私が見てきた中でも最強の悪役っぷりとして描かれてて、該当地域の方々からはクレームが上がってるって話も聞いてますけどね。
「白虎隊」のエピソードに代表される様な壮絶な戦いの後、旧幕府軍と新政府軍の戦いは、ここ北海道で起こる「箱館戦争」でその幕を閉じることになるわけで、この辺の話は道民にとっても決して他人事じゃなかったりしますが…。

それにしても、中谷美紀の「野風」が半端なく色っぽいですわ(*^^*ゞ
実際の花魁もあんな感じだったんでしょうけど、莫大な借金こさえても身請けしたいぐらい(^^ゞ
乳がんに冒される野風を触診してるシーンを見て、

ちょwww貴様俺と代われ!

と思った男性陣は少なくないだろうと(笑)

えぇ、私もそのうちの一人ですが、何か?w
っていうか、俺だったら間違いなく押したお(ry

ただ、Jinを見る度思うんですが、一度原作絵を見てしまうと



どう考えても中谷美紀と「野風」がリンクしないのって、私だけだろうか(笑)

個人的に、Jin実写版「最大の謎」ではないかと、今でも思っています(^^ゞ
Posted at 2013/06/15 23:56:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | マンガ・アニメ関連 | 音楽/映画/テレビ
2013年06月01日 イイね!

恥ずべき悪法

恥ずべき悪法とりあえず何とか落ち着きましたが、今週頭頃から、我が家のわんこさんのうちの一匹の体調が一時重篤な状態になり、ここのところ獣医通いが続いてまして、気がついたら6月になってました(^^ゞ
この件は、また折々お話しするとして…。

すでにご存じだと思いますが、先月29日に、あの法案が議員立法という形で衆議院に提出されてしまいました。

 自民党と公明党、日本維新の会の3党は児童ポルノの所持規制を強化する「児童ポルノ禁止法」の改正案を国会に提出しました。

 現在の児童ポルノ禁止法では、児童ポルノを提供する目的での所有が禁止されていますが29日、3党が提出した改正案では個人が趣味で児童ポルノの写真などを持つ「単純所持」も禁止し、違反した場合には罰則を設けています。

 自民、公明両党は以前から「単純所持」を禁止する法改正を目指して国会に同様の法案を提出していましたが、去年、衆議院が解散されたことによって廃案となっていました。

TBS系(JNN) 5月30日(木)8時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130530-00000024-jnn-pol

現段階ではまだ噂レベルの話ですが、来月から交渉参加となるTPPにおいて、日本の著作権法の非親告罪化をアメリカ側から求められているという情報が有り、所謂同人業界が戦々恐々としているという話が聞こえているという流れで提出されたこの法案。
これが果たして偶然なのか、それとも何らかの意図が介在しているのかは未だ見えないところですが、個人的には後者の方が強くも思えてなりません。

この法案が提出された日の夜、TBSラジオ系列で放送された「荻上チキ・Session22」という番組でこの法案について取り上げていて私も聞いていました。
*その時の放送内容は番組公式サイトからポッドキャストで聞くことが出来ます。

番組では、表現の自由に詳しい弁護士の方漫画家の赤松健氏に加え、今回の法案の反対派で有り、この法案の危険性を訴え続けている山田太郎・参議院議員が出演されましたが、一方で、法案を提出した議員を始め、「賛成派」とされる議員に出演依頼したところスケジュールの都合等の理由で出演を断られたとこのこと。
確かに、日頃我々国民のために粉骨砕身で働いてらっしゃるセンセイ方ですから、お忙しいのはわかるんですが、たまたまかもしれないとはいえ、雁首揃えて全員から出演拒否するってのもなんだか解せない話。
端から見ても、ピンを抜いた手榴弾でキャッチボールをするかのような危険度の法案であり、ネット民発祥とはいえ世の関心が高まってるわけですから、いくら急なお願いとはいえ、最低でも文書か何かで自分たちの考えを出すべきだし、それじゃディベートにもなりゃしないと思ったのは私だけじゃないと思います。

まとめサイトも立ち上がってますし提出された法案全文やそれにまつわる資料は先の番組サイト内や山田議員のサイトから読むことが出来ますので、詳しくはそちらをお読みいただくとして、では、一体何が問題になっているのか?

「児童ポルノ」というセンセーショナルな文言もさることながら、今回の法案の一番の目玉である「児童ポルノの単純所持禁止」という部分が、まずさしあたっての問題です。
ここで言う「児童」とは18歳未満の男女を指すのですが、性的好奇心を満たすために児童をモデルとした図画を所持することを禁止しますという内容。
つまり、18歳未満の子供を使った裸体画像を理由もなく持ち歩くのは、麻薬や覚醒剤と同じで処罰されますよ、っていうこと。

まぁ、確かに文字だけ見れば至極まっとうなことですし、現状から見れば「思い当たる節がありすぎるキモイヲタクの間での話」だと見られがちですし、賛成派がそういう論調に持って行きたがってる節も見え隠れしています。

しかし、そこが大きな間違いで有り、落とし穴でもあるのです!

実は、この法案の問題点の根本でもあるんですが、肝心要の「児童ポルノ」の定義が余りにも曖昧すぎるうえに、「性的好奇心を満たすための所持」か否かを判断するのは検挙する側にあるという無茶苦茶さなのです。

だから、仮に自分の子供の成長記録として撮影した画像や動画なのに、水着が映ってるとか、風呂に入れている場面で全裸になってるというシーンがあれば有無を言わさず両手にワッパをはめられるという不条理がまかり通ってしまうかもしれないのです。
「自分の子供で欲情する馬鹿がいるか!」と言われれば確かにそうなんですが、この法案が施行されてしまえば、そんなのは屁理屈にもならないという事になるのです。
加えて、撮影時点で児童に該当する年齢だった場合すべてに該当しますので、例えば、一世を風靡した宮沢りえのあの写真集を持ち歩いてるだけでもNGだし、かのトレイシー・ローズのヌード画像(撮影等に17歳だったそうな)なんて持ってた日にゃ警官ホイホイ・冤罪ホイホイなのですよ。
*「宮沢りえのあの写真集」がNGという見解は、すでにある自民党議員により国会答弁で出された、とのこと。

そうそう、冤罪で思い出しましたが、気に入らない奴のPCのHDDに、こっそりその手の画像をある程度の枚数を忍び込ませるだけで、「児童ポルノ法違反」をでっち上げることも容易になります。
こうなると、漫画・アニメファンを、偏見の上に歪曲が数十回重ねられた上でマスコミが取り上げてきたことすら、まるでおとぎ話に思えてきますな。
 ですが、こんな馬鹿げた話がそう遠くない将来、現実になるかもしれません。

さて児童ポルノ」がらみっていうといつも目の敵にされてきている「漫画・アニメ」関連の方へも波及する文言が付け加えられました。

「今後3年間で、漫画やアニメが児童ポルノに及ぼす影響を調査・研究し反映させる」というもの。

所謂三次元ものだけでなく、「二次元」のものも例外対象としないという事なんですね。
まるで、あの東京都青少年育成条例の時のようなことが今度は全国レベルの「法律」という形で規制される可能性があるという事になるのです。
…法案提出者にある維新の会の共同代表の片方はあのお方ですから、名前が出てきても不思議じゃないですけど。

これに関しては、先述の山田議員や赤松氏を始め、漫画アニメ業界や出版業界からも抗議が出されています。
つまり、「そのものズバリ」ってのはともかくとして、例えば「ドラえもん」におけるしずかちゃんの入浴シーンなんてのも、今後は「有害図書指定」される可能性をはらんでいます。

確かに、昨今の深夜アニメの中には「ちょwwwおまwww」って言うぐらいの描写がされているものが散見されるようになり、それを許容している我々ファン側にも非があるといえるでしょうし、いくら「表現の自由」が確立してるとはいえ、一定の線引きは必要だと考えます。
しかしながら、性的な意図がないにもかかわらず「あれもダメこれもダメ」って言うのは、いわば言論統制そのものであるといえるでしょう。

結局、何が言いたいかというと、「児童ポルノの被害に遭う子供を少しでもなくそう」と言うのが本来の姿であるべきにもかかわらず、賛成派の連中が望むもの以外は徹底的にこれを排除するという体になってる時点で、全くお話にならないという事なのです。
それに、本当に「漫画やアニメが児童ポルノに影響を与えるもの」なのかを真剣に討議すらせずに、何でもかんでもやり玉に挙げ吊し上げてるくせに、一方では国策として「クールジャパン」を提唱するというダブルスタンダードがまかり通るのであれば、何も国策としてやっていただく必要もないのです。

それであれば、「児童ポルノ」の定義を明確化した上で、議員立法という目立たない方法で不意打ち的に提出するのではなく、しっかりとした国民的議論を呼び込んで、大いに問題にすれば良いのです。
そのためには、より多くの方にこの問題を知ってもらい、ネットの中だけではなく、一人一人が声を上げていくべきだと考えます。
最初は小さな音量でも、数が集まれば大音量になって必ず届くのですから。

まぁ、何となくですが、裏で手を引いてる団体とか個人は何となく想像が付きますし、この問題に少しでも関心がある方はおわかりかもしれません。
私としても、是非そういう連中を吊し上げたいところですが、それやっちゃうとただの誹謗中傷になりますし、抑もそれが目的でこの記事を書いてるわけじゃないんでやめときますが…。
「イマイチピンと来ない」という方は、丘の上であの人の心をひなげしの花を使って占ってれば宜しいかとと存じます。ハイ(笑)

再三繰り返しになりますが、是非この法案に付いてのまとめサイトなどに一度目を通してください。
今回のこの記事ですべてを網羅してるとは言えませんが、今回タイトルに「悪法」と入れた意味がおわかりいただけるのではないかと思います。
Posted at 2013/06/01 23:53:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | マンガ・アニメ関連 | ニュース

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