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ひろくん@北海道のブログ一覧

2012年12月14日 イイね!

うまい話にゃ裏がある



ペニーオークション詐欺 タレント「落札」うそ

 インターネットのペニーオークションサイトの運営者らが商品を落札できない仕組みにして、参加者から入札手数料を詐取したとされる事件で、バラエティー番組などに出演する人気女性タレント(35)が自身のブログに、このサイトで商品を落札したと紹介していたことがわかった。タレント側は京都、大阪両府警に対し「落札はうそで、知人から30万円をもらってブログに載せた」と説明。両府警は運営者らが参加者を増やすため、有名人を宣伝に利用した疑いがあるとみている。

 問題のサイトは「ワールドオークション」。運営していた大阪市のネット関連会社社長・鈴木隆介容疑者(30)ら4人が詐欺容疑で両府警に逮捕されている。

 捜査関係者らによると、タレントが紹介していたのは2010年12月27日のブログ。「オークションでゲット」とのタイトルで、商品に顔を寄せてほほ笑む写真を載せ、「空気清浄機が欲しかったので、お友達から教えてもらったワールドオークションってサイトでお買いものしてみたよ」と記していた。

 この商品の当時の市場価格は4万5000円~7万円だったが、「1080円で落札したの」と書き、サイトのアドレスを張り付けた上で、「よかったら見てみてね」としていた。

 しかし、サイトには自動的に入札を繰り返す「ボット」というコンピューターのプログラムが仕組まれており、両府警が調べたところ、商品のほとんどはボットが落札し、参加者が競り落とせたのは全商品のわずか1~2%だった。

 このため、両府警がタレントの所属事務所を通じ、タレントに落札の経緯などについて事情を聞いた結果、「知人から『サイトの運営者から30万円をもらえる。アルバイトをしないか』と誘われた。サイトは利用していない」と話した。商品は知人を通じて届けられ、ブログの文章も知人に指定された趣旨の内容を書き込んだという。

 タレントは事務所に「軽率な行動をして、申し訳ない」と謝罪したという。当時、タレントのブログは少なくとも約1万3000人が常時閲覧していたといい、事務所は読売新聞の取材に「ブログはタレントが個人の責任でやっているが、管理が不行き届きだった。厳正に対応したい」としている。

(2012年12月12日 読売新聞)


読売新聞グループのスポーツ紙「報知新聞」に昨日掲載された時点では実名出てなかったんで、この時点では「はて?どちらさんで?」でした。
今日日、バラエティ番組によく出ている女性タレントなんて腐るほどいるわけですし…。
それが、今朝になって思いっきり名前出てました(爆笑)。
元々、ああいう痛々しい女性は生理的に駄目なんで。私(^^ゞ

まぁ、盛るのは胸だけにしとけや!って話ですがwww

考えてみれば、世の中そんなに美味しい話なんて、そう簡単に落ちてやしないって事ですよ。
私も、公私問わずヤフオクで出品・落札をしてますけど、基本的に「入札する度に手数料取られる」って時点で疑問を感じないのかなって思うんですね。
確かに、胴元側の言い分としては「入札時における通信費や運営に関わる諸経費がかかるじゃないですか(ビシッ」ってな事になるんでしょうが、24時間365日稼働させっぱなしにしなきゃならないサーバの維持管理費はわかるにしたって、入札するのに通信料金がカウントされるだけかかるよ?って事なんですね。
ダイヤルアップが当たり前な一昔前なら話はわかるにしても、常時接続が当たり前のご時世にですよ。
加えて、入札ごとに手数料取ってたら、いくら安く買える可能性があるとは言え、商品代金と手数料を合算してみたら、実は定価(というか希望落札価格)と変わらないぐらいだったって事もあり得るわけで…。
しかも、BOT仕込んで価格を意図的につり上げて、さらに入札を煽ってたなんて聞くと、ものすごく馬鹿らしくなってきませんか?
表面的には、「お!入札が集中してるやん!」って見えますから、これじゃコロッとだまされるのも無理はないですね。

私もこのブログで何度かネットオークションについてあれこれ書いてますけど、正直ヤフオクも未だに「これって、どうなの?」と思うところが多々あります。
検索結果においても、ようやく「競りの商品」「定額の商品」とに分かれましたけど、そもそもオークションなんだから定額で落札ってのはないでしょ、とか、未だにアホみたく大量に出品してる業者とか…。
ですが、出品時にオプションつけると別途費用が追加するにしても、落札時にシステム手数料の支払いが生じるにしても、オークションが終了してからの清算という面で見れば、まだマシなのかもしれませんね。

そういえば今回の一件に関して、このタレントが利用している所と同じブログサーバ(あの有機生命体みたいな名前の所ですよ(^^ゞ)を使ってる芸能人ブログの一部に同様のサクラ記事が集中していて、一部では管理会社側が所謂「ステルス・マーケティング」の一環として、このサイトへの誘導に組織的に荷担してたらしいなんて話も聞こえてますな。
尤も、「嘘を嘘と(ry」な掲示板で読んだ話なので、信じるかどうかはあなた次第!ですが(笑)。
Posted at 2012/12/14 00:28:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | 日記
2012年12月12日 イイね!

してやられた…

ふぅ…。
ここんところ一日おきに雪かきという生活が続いてますが、一晩で20cmほど、しかも湿った雪が積もられると流石に堪えますよ…(^^;
そんな最中でしたなぁ、今日の騒動は。

丁度わんこさんたちの散歩から戻り、自宅前に積もった上に、深夜除雪が入ってさらに積み上げられた雪にうんざりしながら、一息つこうと茶の間のテレビをぼんやり眺めてたら、

Jアラートによると、北朝鮮がミサイルと思われる飛翔体を発射した模様

との速報テロップが。
このとき見ていたのが民放局でしたが、早々と特設ニュースを設けたNHKと比べると、なんと対応の遅いことか。
今回、たまたま被害も国防的行動もなかったから良かったものの、万が一落下してきたとか、軌道はずれたなんてことになったら、これで即応できるんだろうか不安が募ります。

しかしまぁ、今回は完全に不意を突かれた形になりましたね。
先だって韓国経由「ロケット?あれなら解体されてるらしいよ~ん」って言う話が流れ、当の北朝鮮も予告していた発射予定期間を一週間延長。
世論も圧倒的に「しばらくは飛ばさないんじゃね?」っていう流れだっただけに、韓国にしても

うわ…やっちまった…

という思いでしょう。
まぁ、どこぞの官房長官が「んなモン、さっさと上げちゃえばいいのに」なんてのたまった時にゃ、

ちょwおまwフラグ立てんなwwww

と感じたのは、私だけじゃないと思います。
尤も、これより時間が後とはいえ、毎年恒例の今年の漢字として発表されたのが「金」だったっていうのも、なにかフラグめいた物を感じずにはいられないですね。

しかも、結局北朝鮮が当初から言っていたように人工衛星の打ち上げってのがどうもホントの所だったらしく、現在確認中とはいえ、アメリカが「北朝鮮が地球の軌道上に何か乗せたらしい」のを確認したということになってますな。
早速、北朝鮮では大騒ぎになってますよ。こちらは朝鮮中央放送の日本語による国際放送「朝鮮の声」での報道の様子。



かつて、人類初の月面着陸を成し遂げたアポロ11号を乗せたロケットを開発したヴェルナー・フォン・ブラウン氏も、ナチスドイツ時代はミサイルを開発したわけで、その狭間で苦悩されたと何かの本で読んだ記憶があります。
また、先日盛大な授与式と豪勢な晩餐会が行われた「ノーベル賞」にしても、彼が開発したダイナマイトが戦争にも利用され、多くの被害をもたらしたという経緯から「死の商人」と呼ばれたことに端を発し、遺言によって莫大な資産を元にノーベル賞を創設したという話もあります。

こうして考えると、いくら兵器に転用可能な技術とはいえ、「人工衛星を積んだロケットの発射だ」と声高に言っているにもかかわらず「大陸間弾道ミサイルの発射実験」と疑われるってのは、やはり「日頃の行い」が祟ったということなんでしょうかね。
願わくば、こうして後ろ指を指されることのないよう、身をただして生きていきたいと思う次第です(^^ゞ
Posted at 2012/12/12 23:58:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | ニュース
2012年12月08日 イイね!

私的「ベスト・カー・オブ・ザ・イヤー」

大変お待たせいたしました。
先週告知しましたように、モータージャーナリスト・町山絢香さん主催「第17回 わたしの五選」の発表です!
今回は「後編 ・ベストカーオブザイヤー」としまして、エントリー車の中から「2012年ベストな一台」を決めてみようというのが趣旨となります。
エントリー車および、レギュレーションは関連情報のリンクをご参照ください。

こちらでも前編として「ワースト・オブ・ザ・イヤー」として先週1日に発表させていただきましたが、主催の町山さんを始め、参加者の皆さんの意見が割れに割れまして、結局上位にランクインした車種を対象に「二次選考」までもつれました。
ちなみに結果はこちらです。

今回も、すでに投票は始まっていて本日が最終期日なんですが、早くも二次選考までもつれそうな勢いになっておりますよ(^^ゞ

では、前回と同じようにカウントダウン形式にて発表します!

☆第5位…日産・NT450アトラス



今回のエントリー車の中で、あえて特別枠からこの車を選んだため、画像もOEM元になる「三菱ふそう・キャンター」の物を掲示していることをご了解いただきたい。
というのも、この車の元になるキャンターが現在の2tクラストラックのトレンドを見事に反映しているのだ。
ようやっと国産乗用車でもダウンサイジングの兆候が見え始めてきているが、国産車全体で見ると、この動きは意外にもトラックから始まったといえる。
キャンターもこれに習って、なんとプジョーの関連会社と共同開発によるエンジンを搭載。
これに、ランエボXの「デュアルクラッチSST」のような2ペダルMT「DUONIC」を採用するに至った。
ちなみに、先代キャンターは4~5Lクラスのディーゼルエンジンを使っていたが、現行は全車3Lディーゼルターボとし、排気量は変えずに過給圧の加減で先代並みの性能を確保している。
これこそ、まさしく「ダウンサイジング」の考え方そのものなのだ。
こういった先進性があったのか、なんと従来国産乗用車だけが取り上げられてきたモーターファン別冊「ニューモデル速報」において、トラックとして初めて書籍化される快挙を達成している。
使い勝手チェックに登場した吉田由美さんが、ことのほかサマになっていたのは内緒だ。
…って、本人見てないよね(笑)みんカラユーザーだけど(^^ゞ
後は、OEM供給とはいえ、三菱が背負ってしまった「リコール隠し」という十字架を、どれだけ
跳ね返すことが出来るかが勝負の分かれ目ではないだろうか。

☆第4位…マツダ・アテンザ



BMWを目指したというか、個人的には最近のアストンマーチンっぽくも見えるし、ここのところのマツダの顔となった、往年のサバンナRX-3に似たフロントマスクも印象深いが、最大のトピックはやはり自慢のスカイアクティブだろう。
特に、これまでSUV・RVのみだったクリーンディーゼル搭載の乗用登録車にあって、4ドアセダン・ワゴンにも登場したことは、非常に意義と意味があることだと思う。
考えてみれば、国産セダン系にディーゼル搭載車というと、120系カローラで途絶えた以来だと思ったので、実に10年ぶりの登場ということになろうか…。
RV系にディーゼルというのもイメージとしては合うんだが、すべてのユーザーがRVに乗りたいわけでもな都市部での使い勝手を考えると一般的な車の方が良いし、選択肢が増えると言うことは大いに大歓迎。
CX-5では評価も高いようだし販売面でもディーゼル車が多いと聞いているから、アテンザの今後の躍進に注目したい。
ただ、個人的には6.4万KmでAT本体(トルコン)不良に見舞われた我が家のファミリアを考えると、信頼性と耐久性にどうしても不安が残る。
あと、これで4駆があればなぁ…。

☆第3位…フォルクスワーゲン・UP!



初めてこの車のCMを見たときは、久保田利伸が出ているとは全然気づかなかった「流星のサドル」世代の私だが(笑)、見た目はともかくとして、コンパクトカーの今後の有り様を示した車だと思う。
何せ、このクラスで「自動ブレーキ」を全車に採用した意義はとてつもなく大きい。
人間が作り、人間が運転する以上「ヒューマンエラー」はつきものだが、取り分けてこのクラスは幅広い客層を持つこともあって、安全性確保は最大限の配慮をしておくに超したことはないと考える。
しかも、それらを追求して尚、価格は国産コンパクトに引けをとらないと来ているから、ある意味では非常にお買い得でもある。
むろん、自動ブレーキ等のデバイスが万能というわけじゃないが、国産車の場合、どうしても価格面ばかり注力しがちで、こうした面はおざなりになりがちという印象が強い。
故に、今回UP!が見せた方向性は是非とも見習うべきであろう。
ただ、最近為替相場が円安傾向にあるから、果たしてこの値段がいつまで続くのやら…。

☆第2位…トヨタ・86



まぁ、なんだかんだ言っても、2012年の国産車シーンを語る上では外せない存在だと思う。
確かに、フェアレディZもマツダロードスターもあるわけだが、世間がエコだ何だと浮かれてる最中に、あえて逆行するイメージの強いスポーツカーのニューモデルを出してきたことは車好きにとっては超ビックニュースだし、メーカー側も相当な大博打だったに違いない。
「2.0LでFRのニューモデル、しかも話題先行」となると、正直「アルテッツァの悪夢再び」がよぎってしまったのだが、どうも余計なお世話だったようだ。
しかし、販売面では圧倒的に有利なトヨタ車。この車にしても全チャネル取り扱いで、しかも「AREA86」という専門コーナーまで設ける施策があることを考えると、兄弟車のBRZを販売するスバルにとっては不利な状況ともいえる。
やはり、AE86をルーツに持つならカローラ店ネッツ店に絞った方がいいと思うが…。
それに、ちょっとでも車高を下げると保安基準適合外になってしまうフロントのウインカー位置も考え物。
だいたいにして、こういう車買えばいじりたくもなるし必然的に車高だって下げるだろうから、その辺わかっていたんだろうか?TRDというスポーツブランドを持ってくるくせに…。
この点は、次回の年次改良で是非とも修正を要望したい。っていうか「年改」やるの?
この辺を鑑みて、あえて2位にしてみた。

☆第1位…スバル・BRZ



私自身、所謂「スバリスト」でもないしこの際「試乗したことがあるから」という個人的な事情は置いておく。
しかし、86が販売面・イメージの面で圧倒的有利な中、あえてBRZをナンバーワンとしたい。
「んなもん、同じ車じゃねぇか!」と言われれば確かにそれまでだが、そもそも「超低重心コンセプト」自体スバルがこだわってきた部分だし、長年熟成に熟成を重ねたいわば「お家芸」である。
スバルにとって、あのアルシオーネ以来となるこの2ドアスポーツは、いわばスバルテクノロジーの集大成なのだ。
常日頃、「技術者の顔と想いが見える車が好き」と言い続けている私だが、足に地が付かず、どこか浮ついた車が多い中で、久しぶりに理想に近い車に出会えたように思う。
しかし、販売面で見ると、正直86の陰に隠れしまっている印象はぬぐえない。
ぶっちゃけた話、AE86レビン・トレノというしがらみがある86に比べれば、まとわりつく地縛霊がない分、スバルらしさを発揮した全くのブランニュー・モデルといえると思う。
だから、余計にがんばってほしいのだ。
ということで、2012年のベスト1はこの車に決定!


…ということで、いかがだったでしょうか?
実は、ワーストの部で86とBRZを選出する方が多かったのですが、数ある中で、私は今年最大のエポックはこの2台だと思うのです。
確かに、環境問題云々言われている昨今ですが、それにもかかわらず好評を得ていると言うことは、たぶんにそれだけマーケットでは切望されていたという証ではないでしょうか?

ユーザーに迎合するのではなく、本当にユーザーが欲している物を作る。

これが、すっかり冷え込んでしまった自動車業界再燃へのきっかけだと思います。

さ~て、今回も割れるぞぉ(笑)。
2012年12月07日 イイね!

「伝える」ということ

ん~?なんか揺れてんなぁ…。

今日の夕方17:18分頃に起きた三陸沖の地震
ちょうどその時、私は自宅2階にある自分の部屋におりました。
ご存じのように、昨日から爆弾低気圧が猛烈に発達し暴風が吹き荒れていたこともあって、最初は相当強い枷が吹き出したかと思ったのです。
しかし、その割には風切り音もなく、第一今朝には峠を越していたわけですが、その割には小さな揺れが数十秒くらい続いていたと思います。

あの3.11以降、地震を疑ったときはすぐラジオを聞く習慣が身についてしまい、当然のように部屋のコンポの電源を入れると「緊急地震速報」が流れた後らしく「あ、コレは間違いないな!」と気づきました。

幸い、札幌の私が住む南区の記録は震度3。しかも気づいたのは私だけ(^^ゞ
被害と言っても、ラジオを聞き始めた瞬間揺れが大きくなり、お遊び用のWin98PCの上に置いてあった来年用のカレンダーが、



まるでキーボードを爆撃するかのように落下した程度。
たまたまキーボードから手を離していたので大事には至りませんでしたが、何せ鼻先数cm前に落ちたんでかなり焦りましたf^^;
何でも、3.11の余震らしいとのことで、震源もあのときと割と近く、ネットの掲示板を見ていると「あのときの揺れ方に似ている」という書き込みがちらほら。
以前書いた震災発生時の状況をまとめた記事でも書きましたが、あのときは全く揺れを感じなかったので、いまいち実感がわいてこないというのが正直なところです。

ところで、今回の地震で大きく変わったのがNHKの津波に関する放送



「津波!避難!」の文字はともかくとして、かなり強い口調で避難を呼びかける内容になりました。
津波警報発令時はNHKの全メディア(地デジ・BS・ラジオ第一)がTVと同時放送になるため、聞いた方も多いと思います。

調べてみると、きっかけになったのは3.11

それまで「なるべく落ち着かせる」ことを優先させてきたため、それが逆に「たいしたことないじゃん!」と思わせることにつながったらしく、結果、あの震災の津波による犠牲者を多数出してしまったという反省から、昨年11月にそれまでの考え方を一転させ、「避難させることを最優先」にすべく、こういった方法になったとのこと。
「東日本大震災を思い出してください!」というコメントは、決して脅しではなく、このときの教訓が生かされたものなんですね。

ちなみに、その訓練の様子がこちら。



個人的には、この方法は賛成です。
「ちょっと煽りすぎなんじゃ…」という意見もちらほら見られますし、確かに言われてみればそんな気もします。
それに、こういう非常時にめったやたらと煽り立てることで、かえってパニックを引き起こす可能性だって否定は出来ませんし、そうなれば混乱どころの騒ぎじゃなくなります。

しかし、冷静になって考えてみましょう。
もし、何かの間違いで津波の高さが予想より低く見積もられたとして、その時に「ゆっくり落ち着いて」なんて言われたら、たぶん緊急性はそんなに高くはないと思われる訳ですから、ここはやや「ショック療法」的に強い口調で「逃げろ!」と言われた方が、どれだけの危険度が迫っているか逆にわかりやすいのではないかと考えます。
まぁ、これは後の検証を待たなければなりませんが、もしかすると今回避難に要する時間も相当早まったんじゃないかと思いますね。

これと似たような論議があったような気がしていたら、これを思い出しました。
東日本大震災の約1年前、2010年2月28日にあった、チリ地震津波での津波警報の時です。



このとき、ハワイで2mの津波を観測したことに伴い、東北の太平洋沿岸に大津波警報が、このほかほぼすべての太平洋沿岸に津波警報が発令され、日本海の一部などにも津波注意報が出されました。
このとき、気象庁では最大で3mの津波を予想しましたが、結果東北の一部地域で(後日調査の結果)2mほどの津波を観測し、段階的にランクを下げつつ翌日まで解除されず、後日気象庁が記者会見をし、警報・注意報が長期化したことについて陳謝するという事態になったわけですが、これも致し方なしだと思います。

誰が言ったか忘れましたが、「悲観的に準備をし、楽観的に行動せよ」という言葉があるそうです。
極端な話、修理で車を預かって見積作るんでも、実際作業してみたら見積金額より大幅に高くなったり、納期がかかるとクレームになりますが、中古パーツ使うとかでよりよい方法があって安く仕上がったり、納期を早められたらお客さんが大喜びするのと理屈は一緒。
まして、それが人命や財産に関わることであれば、言葉は悪いのですが手の抜きどころだって変わってくるわけで…。
よく、「○○って車なんだけど、××って作業はどれぐらいかかって、いつまで終わる?」なんて聞かれますが、正直な話、実物見てないのに、そんなモンわかるかっ!このボケ」ってのが本音ですし、仮に聞かれたなら、ひとまずある程度の金額提示して、「後はやってみてですね…」と答えるのが精一杯です。
それでもブーブー言われるんですから。
…結構割に合わないんですよ、整備の仕事って(´・ω・`)

これが災害ともなれば、シミュレーションモデルはあるにせよ、実際にどうなるかっていうのは発生するまで予想は難しい話です。
それであれば、逆に一番最悪な状況を想定し、それをいかに早く印象づけるように伝え、人命や財産を可能な限り守ることが出来るかが大きな鍵だといえるでしょう。

むろんまだまだ課題はあるでしょうし、情報を受ける側の我々も備えなければならない点もありますけどね。
Posted at 2012/12/07 23:57:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | ニュース
2012年12月05日 イイね!

「おまえの時代」が終わってしまった…

「日産、シルフィをフルモデルチェンジ」だそうですよ。
なんだか、一抹の寂しさを覚えますね…。

昭和30年代の日産車には、文芸作品や映画が由来となった車名が3台ありました。

「小公子」の主人公の名前であったセドリック
オードリー・ヘプバーンの映画から付いた貴婦人フェアレディ
そして、メーテルリンクの「青い鳥」から名が付いたブルーバード

このうち、今日で2つが消え、残るはフェアレディのみとなってしまいました(´・ω・`)
今から、この名前すら消えてしまうんじゃないかと危惧してみたりもします。
販売の主力の一つでもある北米市場じゃ、「ダッツンZ」とか「Z-Car」といえば通じるみたいですからね…。

ブルというと、車好きな方は「BC戦争」という言葉をご存じの方もいることでしょう。
Bは「BLUE BIRD」のBであり、Cは「CORONA」のC
つまり、同じセグメントにあった日産ブルーバードとトヨタコロナの2大ライバルによる壮絶な戦いを、自動車メディアはこう称したのです。
世代が変わるごとに販売成績は一進一退を繰り返し、片方が「スーパースポーツセダン(SSS)」と銘打ってスポーティーさをアピールすれば、もう一方が当時としては非常にハイメカで高価なDOHCエンジンを搭載して、時の高性能車の弟分を名乗る。
片方がFRと併売とはいえ半ば試験的に5ドアからFF化すれば、片方は全面的にFFへ移行し、背の低い4ドアHTの派生車種がデビューすれば、負けずと同じ車体形状を繰り出す。
取り扱いチャネルにしても、両社ともに伝統のあるチャネル同士

CMにしてもそうで、これが最も激化し、如実に表れたのが80年代のこの2本。



沢田研二がキザに登場するCMを作った日産陣営に対し、



それを彷彿とさせる白いスーツ姿の男をプールに落下させ、ロジャー・ムーアが「Have a good day!」の言葉を残して立ち去ってゆく。
しかも、両方ともイメージカラーが赤というのも、今考えれば計算ずくだったのかもしれません。
何もかもが許容されておおらかだった時代背景もありますが、今これと同じようなCMを放送したらJAROとBPOの電話回線やメールサーバはたちまちパンクするでしょうな。
このとき、430型セドリック・グロリアから始まった日産のターボ攻勢にブルも参戦。OHCのZ18ET型を搭載します。
それに対し、トヨタはあくまでDOHC・NAを貫いていたわけですが、T140とA60系セリカ・カリーナに搭載された3T-GTの登場で、ついに禁断の扉を開けることになり、折しも昭和53年度排ガス規制以来牙を抜かれてしまったスポーツモデルの復活と、それに続くパワーウォーズの幕が切って落とされることになりますが、ブルにDOHCターボが搭載されるのは、FFとなったU11型のMCまで待たねばなりませんでした。
今は昔、自動車業界が最も熱かった時代のお話です。

振り返ってみれば、この両車の戦いはこの繰り返しだったように思いますが、確実にいえるのは、それぞれの時代の要求に対し、必要とされるレベルに確実に合わせてきたと言うことでしょうか。

しかし、その中にあっても、芯のブレが全くなかったというのが両者の特徴でもあります。
終始一貫「ファミリーカー」に徹し、スポーティーモデルを持ちながらもそれを前面に出すことがなかったコロナに対し、あくまでスポーティー性をも前面に出してきたのがブルーバード。
カリーナというスポーティーセダンを持っている関係上、ガソリンターボも一代だけでさっさとこの路線から手を引いたコロナに対し、U11からU13に至るまでターボ車を最上級グレードに君臨させ、U14でも当時クラストップレベルの出力を誇ったNeoVVLを設定していたことからもうかがい知ることが出来ます。
とりわけ、510型での活躍は際立つ物が有り、ラリーでは優勝。後に石原裕次郎氏が「映画館で見てほしい」との遺言を残し、未だかつてソフトウェア化されていない「栄光への5000キロ」での共演を果たすことになります。
このときの撮影車両は、小樽の裕次郎記念館にまだあった…はず(^^ゞ



この後も、シルエットフォーミュラ化された910がサーキットで活躍し、プラモデル化もされてました。
しかし、そのブルーバードが持っていたスポーティーイメージも、弟分で有り、「日産901運動」の申し子であるプリメーラにすっかり奪われてしまい、U14ではついにコンポーネンツを共有する兄弟になりました。

トヨペット店とつきあいが長く、まして自分自身も勤務経験を持つ身としては、ブルを対局側から常に見る格好になりましたが、そんな中でも気になったのがU12U14



友人T氏の家でこれのMC前後それぞれのモデルに乗っていたと言うこともあるんですが、これは正直「やられた!」という思いが今でもあります。
まだまだ乗用4駆が珍しく、選択肢としてはレオーネぐらいだった頃。
加えてスパイクタイヤの使用が禁止となって、冬場の走行に苦慮していた時期にあって、フルタイム4WD「アテーサ」をひっさげて登場したU12は、まさしく「走りのブル復活」をアピールしていましたし、販売面でもコロナは苦戦を強いられていたように思います。
それに、今見てもかっこいい!当時のコロナ(T170系)はFFしかなく、しかも保守的なスタイルで、お世辞にもスマートさに欠ける印象はぬぐえませんでした。
 オマケに、MC後モデルは何を血迷ったか、あまり似合ってなかった縦基調のフロントグリルをくっつけて、少々高級志向に振っていました。
尤も、このU12登場の後を追うようにコロナにも4WDモデルが登場したわけですが、エンジンはカローラ譲りの1.6L・4A-FE、駆動系は当時のセリカGT-fourを持ってくると言うちぐはぐさ(いや、ATもあったからカムリの方が近いか)。
車重に対してあまりにエンジンが非力で、販売現場からは早くも2000cc搭載が要望されたそうで、ようやくモデルチェンジ後のT190系で実現することになります。

あ、そうだ!イメージとしてはP10プリメーラの方が早そうな気もしますが、SR系エンジンが初めて搭載されたのもU12型。
後に登場するP10プリのSR20DEは150PSまでチューニングされてますが、ブルに搭載された方はレギュラー仕様の140PS版。勿論、SR20DETもありました。
もっと言えば、ラリーベースのSSS-Rの前期モデルには、CA18DET-Rというハイチューン版が載ってましたけどね。

シルビアだ180だと言ってる小僧どもよ。
親父セダンだと思って舐めてると痛い目見るゾ(笑)。



そして、あえてU14を推します。
既述のように、時のP11プリメーラとコンポーネンツを共有することで、久々に走りのブル復権を目指したモデル。
勿論アテーサも健在ではあるんですが、SSS系とアーバン系で顔を作り替えてくるほどの気合いが入ったモデルでもありました。
尤も、U13での迷走ぶりが不信を招いたという反省もあってのことだと思いますが、ことのほかSSS系を全面に押し出した宣伝戦略で、久々に「おっ!」と思わせるモデルでしたね。
P11の中古車が年々少なくなっていく中にあって、ちょろっとでもテイストを味わうにはU14ブルも有りかな?と思っています。
アテーサ買っても、燃料レギュラーで済むしf^^;

まぁ、期せずしてライバルのコロナがそうであったように、サブネームだったシルフィがメインに躍り出てしまったという今回のモデルチェンジ。
時代の流れなのか、今回は3ナンバーボディにサイズアップとなりましたが、エンジンは1800ccでFFのみというラインアップが残念ですね…。

U13のAR-XでKA24載っけて大失敗したのを忘れてしまったんでしょうか…。

プロフィール

「とりあえず現地報告-その2- http://cvw.jp/b/929608/41169412/
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