DEQ-1000A-MZのEQやTA設定について
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
マツコネへ手軽に接続できるアンプ内蔵DSPとして登場したDEQ-1000A-MZ。
型式にもあるように、第6世代のマツダ車に搭載されているマツダコネクト専用製品で、すでにプリセットされている各車種の名前、年式、ハンドル位置を入力するだけで、ノーマルスピーカーでも音質向上が期待できるものとなっております。
ここでは、スマホを使用した設定のやり方や音源の拡張についてお話させていだだきます。(アンドロイドユーザーなので、その流れで説明します。アイポンでも基本は同じです)
DEQ-1000A-MZの取り付けが終わったら、スマホやタブレットへこのサウンドチューンという専用アプリを取り込みます。
2
まずは、プロセッサ本体へUSBケーブルを使いスマホ等を接続します。
アイポンだとそのままの接続で問題ないのですが、アンドロイドの場合だとAOA接続かOTG接続でないとプロセッサと同期させることができません。
端末によりこの両方かもしくは片方でしか接続できない場合があるので、自身の端末の仕様を確認してください。
ちなみに、AOA接続だと一部機能が使えないので、アンドロイドユーザーは必ずOTG接続を使用しましょう。
ちなみに、OTG接続する場合は端末へ専用アダプター等を使用しないとこの接続にならないので、別途用意する必要があります。
無事に繋がったら、自身が所有している車両データを入力します。
入力する項目は、車名、年式、ハンドルの位置です。これだけで、プリセットされているDSPが活きてきますので、すぐに音や定位が変わったのが体感できます。
更に変化を付けたい場合は、純正スピーカーかパイオニアスピーカー用モードを選びます。
ちなみに、パイオニアさん曰く、純正やパイオニア以外のスピーカーを装備している場合は好みでどちらかを選択して貰って構わないそうです。
3
データ入力が済んだら、モードを選んでいきます。
「カーステレオモード」
一番使うモードだと思います。マツコネで使用できるUSBフラッシュ等やAUX入力、ラジオ、Bluetoothなどの音源をプロセッサに介して出力する場合に使用します。
ボリュームもマツコネで調整可能です。
音質でいうと各モードの中で2番目に音がいいです。
ちなみに、スマホを使ったナビ音声は車のスピーカーからではなく、スマホのスピーカーから出力されます。
4
スルーモード
マツコネからの音源をプロセッサに入力せずそのまま出力するモードです。
ちなみに、このモードにしてもプロセッサに記憶されているある程度の設定はそのまま活かされるので、ノーマルの音質に戻ることはないです。
音質は各モードの中で3番目に音がいいです。
5
スマートフォンモード
このアプリがインストールされているスマホやタブレットの本体もしくはSDカードに保存されている音源を再生する場合に使用するモードです。
このモードだとマツコネのボリューム調整や曲送りは効かなくなるので、真ん中あたりにあるボリュームを調整するか、付属のリモコンで調整となります。
ちなみに、これを使用する場合はマツコネのどのソースでも音が鳴ります。つまり、マツコネを介さないのでマツコネの音も出力はされません。
音は直繋ぎだけあって各モードの中で1番いいです。それだけマツコネの中の処理がクソということがわかります。
ただ、ここで注意点があります。
スマホに保存されている音楽ファイルはこのモードで再生できますが、アマゾンミュージックなどの音は一切出ません。
ここが不便なのですが、このアプリをインストールしている端末のBluetoothやAUX入力でそれらを流そうとして、ステレオモードやスルーモードにし、再生すると強制的にこのモードになり、音が出なくなります。
つまり、BluetoothやAUX入力での音源を聞きたい場合はもう一台端末を用意しマツコネと接続しないといけないという訳です。今現在、僕はこうしてアマゾンミュージックを楽しんでいます。
*BluetoothやAUX入力に関しては、調べても不明だったのでパイオニアさんへ聞きました。
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ミックスモード
マツコネのナビ音声とスマホやタブレットへ保存された音楽を同時再生するモードです。
このモードでもマツコネの音源を聞くことができます。
ただ、各モードの中で1番音質は悪いです。あくまでも先に書いたように使用するのが一番です。
7
使うモードが決まったら、いよいよ細かい調整をしていきます。
プリセットされている設定でも問題はないのですが、やはり調整機能があるのなら更に自分好みにしたいですよね。
まず、工程2の画像の右下に黄色い+ボタンがあるので、それを押します。これを押すことにより、さらなる調整が可能となります。
ボタンを押すと、上からイコライザ(13バンドか31バンド調整を選択できます)、フェダー等の設定、一番下がタイムアライメント調整となります。
画像はタイムアライメント調整画面ですが、これらを調整する場合は、右下のグラフみたいなアイコンを押します。
そうすると、画面が変わりタイムアライメント、スピーカー出力、クロスオーバーなどの設定ができるようになるので、自分好みの位置等に調整します。
調整が終り「OK」を押して、スマホの戻るボタンを押すと、黄色い+を押したときの画面に戻るので、イコライザなども同様に調整しましょう。
各調整が終了したら、保存ボタンが一番下にあるのでそれを押します。
各調整が終わったら、必ず保存をしましょう。これをやらないとプロセッサに調整後の音が反映されなくなりますのでご注意ください。
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いかがでしょうか?うまくいきましたか?
かなり端折って書きましたが、こんな感じで調整等をしていきます。
慣れると簡単です。
そして黄色い+を押すことにより、どんどん調整されたモノに名称が付けれますので、各モードの調整を作ると面白いと思いますよ。
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