
こんにちは。
週末は海に山にアウトドア漬けの
シェアスタイル 村田です。
唐突ですがワタクシ、
カーナビがついているような「最近の車」を購入した事がありません。
場合によっては純正でシートベルトが無いとか、
ウィンカーが赤い(テールが点滅)とか、
エアコンついてないとか・・・
もちろん重ステ上等でした。
今の愛車も絶版車のTOYOTAデリボーイです。
デカい図体ですが1500cc程度のパワーしかない、
少々頼りないですが、まぁカワイイ相棒です。
先日ビンテージカーのショップでデリボのオーナーは「中途半端に古いから意識が低い」
「すぐ値下げ交渉してくるからあまり客にしたくない」との評価をいただきました(笑)耳が痛いです。
ちなみに車内からこっち見てる(゚д゚)のはウチのMYSONです。
心霊画像ではありませんのでご安心ください。
そんな古い車につきのもののトラブル、
オーバーヒート
をついに先日起こしてしまいました。。。
今回はそんな私の経験を交えて、
簡単に原因と対処方法をご紹介したいと思います。
□ 週末の出来事
週末に家族でキャンプに行く計画を立てていた私は、
愛車に大量の荷物を詰め込み、キャンプ場へ出発。
その日のスケジュールを思い浮かべながら、
浮かれ気味に車を走らせていたのを覚えています。
高速道路に入り、何気なく水温計のあたりを見ると、
いつもなら水温計の針が真ん中あたりを指しているハズが、
この日はやや上を指していた事に気づきます。
実はすでにこの状況で「オーバーヒート」に突入してるのですが、
アホな私と嫁は
「レッドゾーンまで針がいってないし・・・たぶん大丈夫じゃね?」
と楽観的に判断してしまいました。。。
実際はこの間も少しづつオーバーヒートが進行し続けていたとも知らず。。。
とりあえずこの後も水温の上昇に気をつけながら走行しますが、
この日の目的地は飯田高原周辺のキャンプ場。
高原だけあって愛車にとって苦手な登坂エリアが続きます。
針は少し上をキープし続けていたためこのまま行けるか?
と思った矢先、山間部の温泉地でついにレッドゾーン突入。
そのまま針がするするとリミットの「H」まで到達。
慌てて側道に停車した私は、とりあえずエンジンを切り、
ボンネット開けてすぐにJAFへと電話しました。。。
□ オーバーヒートって?
エンジンが冷却機能を上回って熱くなりすぎる場合に起こるエンジントラブルの事です。
発生のケースとしては、エンジン周りの機器の劣化に、長い坂道での低速ギア走行や、夏場の長時間の渋滞運転などが重なると起きやすいようですね。
□ 原因
主に以下の2種が、オーバーヒートの原因になります。
冷却水・冷却システムのトラブル
ラジエーターキャップやウォーターポンプなどの破損で起こる冷却水漏れや、単に夏場での減少などで起こる「冷却水不足」。または冷却ファンやサーモスタット、ベルトやラジエータ本体等「冷却システムのトラブル」で冷却性能が落ちた事が原因の場合。
エンジンオイルのトラブル
機器の劣化でエンジンオイルが漏れて不足したり、オイルそのものが劣化するなど、オイルの「潤滑性能」の低下で摩擦熱が高まった事が原因の場合。
私の場合は下記の条件が重なった事が考えられます。
・今年の酷暑
・エアコンフル稼働
・大量の荷物と人員の積載
・長い登坂を低速ギアで走行
・ウォーターポンプの劣化
結果、冷却水が漏れてオーバーヒートに・・・
□ 対処方法
実際にオーバーヒートが起こった場合はどう対処すればよいのかご案内します。
まずは停車
オーバーヒートが発生したら、慌てず車を安全な場所に停車させます。
エンジンを停止する前に確認(重要)
冷却水の残量を確認し、不明な場合はエンジンを停止。ただし、冷却水が残っている場合はエンジンを止めてしまうと冷却水の循環が停止してエンジンの加熱されてしまいますので、アイドリング状態にして水温が下がるのを待ちましょう。
ボンネットを開ける
エンジンに風を通し温度を下げましょう。水蒸気が立ち上るような場合は大変危険なので、注意して作業を行ってください。
私の場合は、水蒸気が立ち上る程ではなく、またキャンプ前でダッチオーブン用の革手袋などの耐熱性の道具を積んでいたので、安全に作業する事ができました。不幸中の幸いです。
ボンネットを開けてみるとウォーターポンプの一部から冷却水が勢い良く噴き出していました(泣)冷却水の現象が原因です。
ロードサービスへ連絡
ここでは落ち着いてロードサービスに連絡し、整備工場等で原因を調べてもらいましょう。
□ 他に確認できること
あくまで確認程度ですが現状を知り、場合によっては対処する事が出来ます。
ですがやはり素人判断になってしまいますので、確認後は信頼できるプロに判断を仰ぎましょう。
冷却水の量を確認
冷却水は熱によって膨張します。Hマークを超えていたり、吹き出した形跡がある場合は、ラジエーターキャップやガスケットへの熱と加圧によるダメージが考えられます。また、Cマーク以下まで冷却水が減ってい流ようでしたらお漏らししているかもしれません。
ここでラジエーターに給水しようとキャップを開けるのは厳禁です!
蒸気が噴出して火傷を負ったり、減圧により沸点が下降し一気に沸騰してしまい症状をさらに悪化する事もあります。また白く濁っている場合はエンジンオイルが混ざっているかもしれませんので、整備のプロにキチンと見てもらいましょう。
エンジンオイルを点検
エンジンを停止後に数分放置して熱を冷ましてから点検すると安全です。レベルゲージでオイルの目盛りが適正値かどうか確認しましょう。量が極端に減っていたり、金属粉などの異物が確認できる場合、オイル交換になるかもしれません。
以上です。
個人で出来るのはここまでです。
あとはプロの整備士さんにお任せしましょう。
ちなみにアホな我が家は、エンジンが冷えてから近くの旅館で給水させてもらい、
元気に再走行してしまいました。
嫁に至っては「おー冷えたやん。さすがアタシ♪」とかのたまっておりました。。。
無知ってホント恐ろしいです。
さすがに心配になって、ガソリンスタンドで応急処置が出来ないか聞いてみたのですが
案の定出来る事はほぼなく、かなり年季が入ったいぶし銀のスタッフさんに
”冷却水が漏れた際のアドバイス”を数点貰った程度です。
それもあってなんとか帰宅することが出来ましたが、
我が家のようなケースで自走するのは大変危険ですのでお辞めくださいね。
もちろんですがそのアドバイスの内容は割愛いたします・・・
□ 最後に
いかがでしたでしょうか?
オーバーヒートしたことに気付かずそのまま走り続けた場合、
特に危険なのは高速道路です。
もし高速運転中にオーバーヒートからくるエンストが起きていたら・・?
と考えたら寒気がします。おーこわ
しかもその後、整備工場までの運搬費はもちろん、
部品やエンジン交換で数万から数十万必要ということにもなりかねません。
最悪の場合「廃☆車」です。
そうならない為にも日頃の定期的なメンテナンスや、
トラブル時の対処方法を知っておく事はとても重要な事なんだなぁ・・・
としっかり反省した次第です。
今年は特に酷暑です。ウチのデリボーイ よりも良い車に乗っているであろう
シェアスタイルユーザーの皆さんも、十分にお気をつけください。
以上、村田がお送りしました。
SEEYOU・・・
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