更新が遅くなりましたが、7月1日に岩見沢市の北海道グリーンランドで開催された
「第7回 北海道オールドカーフェスティバルinいわみざわ」に参加してきました。
同日に帯広でもクラシックカーのイベントが開催されたこともあってか
参加台数は例年より少な目だったようでした。
岩見沢と帯広が比較的近いこともあり、イベントをハシゴされた方も多かったようです。
可能ならばイベントのスケジュールはバッティングしない方が望ましい気がしますが・・・。
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イベント前日(6月30日)の夜、仕事を終えてから家を出て岩見沢へと向かいました。
一番の心配は天候で、天気予報では日曜日は曇り、月曜日には雨となっていました。
自分にとっては年に1度のイベント参加ですから、雨で台無しじゃあんまりです。
1時過ぎまで走った後、高速のPAで車中泊しました。
朝、4時頃に目が覚めました。
空は曇り、濃い霧が立ち込めていたので天気が心配でしたが・・・
一山越えたあたりから霧は晴れ、雲間から朝陽が射し込みはじめました
天候の回復に伴い気温も高くなっていきましたが
風があったのでわりと涼しく過ごしやすい環境でした。
朝食をとったあと、霧と虫ですっかり汚れてしまったクルマを磨きました。
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7時過ぎから、続々とエントリー車が会場入りしてきました。
今回は友人や先輩のクルマを御紹介します。
気になったエントリー車は次回の更新で御紹介します。
ライトエース・ワゴンのFXVさん
水冷R-2のA22とK42さん
430セダンのrivieraさん
札33ナンバーの332さん
去年の富良野でお会いした30セドさん
他にも、普段なかなかお会いできない方やひさしぶりに会う友達と楽しく談笑しました。
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昼過ぎ、運営のスタッフさんから愛車自慢なるコーナーに出るように指名されてしまいました
自分は3番目だったのですが、1番目の30セドさん(画像の先頭車輛)とクルマのキャラが被りまくり
(同年代・国産セダン・ベンコラ)だったので、「アピールポイントは?」と聞かれて困りました(笑
昼過ぎには地元のY30の先輩も到着し、合流しました。
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閉会式に先立って、ギャラリーの人気投票や審査員の評価によるグランプリ各賞の発表です。
各賞の受賞車です
右からトヨタ・パブリカ800、スズキGT750、ハコスカGT-R、トヨペット・コロナマークⅡ、
自分のグロリア、マツダK360です。
何かの間違いか、自分のグロリアがグランプリを受賞してしまいました。
立派なトロフィーを戴き、レッドカーペットの上で記念撮影となりました。
なんでも、来年のイベント用ポスターやパンフレットに使われるそうです。
写真は巧く加工されるとのことでしたので、ボロであることはバレないと思います(笑
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閉会後、同じ系統のクルマを並べて記念写真の撮影会となりました
左端からセドリック・スペシャル(H50)、プリンス・グロリア(S41D)、プリンス・グロリア(HA30)、
セドリック・スぺシャル6(H130)、230セドリック4HT、330セドリックの4HTとバンです。
湾曲したガラス、複雑な曲面を描くボディ、煌びやかなクローム・・・
黒塗りのセダンが並ぶと、さすがに壮観です。
この年代の公用車系セダンが一堂に会する機会は北海道ではなかなかありません。
以前、赤平のイベントに最初から出ていたベテランの先輩から写真を見せてもらったことがあります。
閉会後、広い会場にたくさんの黒塗りのセダンを並べた写真でした。
いつかは自分も同じように並べてみたいと思っていたので、それが叶って嬉しかったです。
こうして並べると、デザインが時代と共に変化していったことが良くわかります
次第にガラスの湾曲は弱まり、それに応じてCピラーが太くなっていきます。
大きく張り出していたバンパーも、ボディと一体化しスマートなものへと変わっていきました。
1960年代に産まれた4台ですが、H50とS41Dは前半、HA30とH130は後半のデビューとなります
1960年代はデザインのトレンドの変化が激しかったことがわかります。
4台とも個性的なスタイリングで、1台づつ味わい深い雰囲気を醸し出しています。
両脇の2台はそれぞれ「 札 3 」と「 札 5 」のオリジナル・ライセンスプレートを掲げています。
まるで当時のニュース映画のワンシーンのような並びです。
それか1960年代の永田町?
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こちらは、1970年代から1980年代にかけて生産された4台のセドリックです
爆発横転に定評のある刑事ドラマの主役(?)達、230、330、430、Y30です。
右端の白いY30HTは地元の先輩のクルマです。
イベント中はギャラリーでしたが、閉会後に飛び入り参加してもらいました。
こうして並べると、1970年代から1980年代の”曲線から直線へ”という大きな変化が感じられます。
最終的に居残り組のクルマを全部並べたので、ジャンルや年式の統一感はゼロとなりました(笑
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日が傾く中、運営スタッフの方のデボネアが積車に載せられ祭りのあとの寂しさを感じさせます
このデボネアはかなり前の赤平でも見たことがありましたが、今回オーナーさんと
連絡先を交換することが出来ました。
20年以上も旧車に乗り続けている、大ベテランの方です。
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帰路に就く前、コンビニの駐車場で食事中に向かいのガソリンスタンドに・・・
「 札 5 」のオリジナル・ライセンスプレートを掲げたVW T-1が入ってきました。
イベントとは無関係な地元の個体のようで、高齢のオーナーが運転されていました。
年式は1968~1971頃の通称”アイロン・テール”でした。
オーナー、車輛共に矍鑠とした雰囲気でした。
自分が理想とする、最高のクルマとの付き合い方です。
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帰路、帯広市内でY30氏に追いついた?かと思いきや・・・
なんとローレル・スピリットでした。
おそらくですが、以前m13pさんとコンビニでお会いした時に見かけた個体と思われます。
その時は話し込んでいたので、横目に「珍しいクルマだなぁ~」としか思っていませんでしたが・・・。
よく考えると、ローレル・スピリットの実車を見るのははじめてでした。
結局、家に着いたのは0時過ぎでした。
薄い雲によって程良く日光が遮られていたので、そこまで日焼けはしませんでした。
とにかくずっと喋りっぱなしで、本当に楽しかったです。
はじめてイベントで賞を戴いたり、同じ系統のクルマをずらっと並べるという夢も
果たせたりで、最高に充実した1日でした。
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当日のエントリー車輛は、次のブログ更新にて御紹介します!