• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

nanbuのブログ一覧

2011年10月29日 イイね!

道南旅行2011秋~その②~



1日目の夜に、nezupukuさんに教えて頂いた市内のローライダーショップにお邪魔しました。

オーナーさんはローライダーの制作に対するこだわりや情熱を熱く語る、仕事というより
趣味の延長線上でクルマ屋さんをやってるんだなぁ、という感じの良い方でした。

バラバラにしてレストア中の64インパラや、アメリカのカークラブで制作された
有名な64インパラのショーカーなどを拝見させていただきました。

こちらは、そのショップのヤードに置かれていた1959年型シボレー・ブルックウッド・2ドアワゴンです。
ブルックウッドはビスケインに相当する廉価モデルで、2ドアワゴンというとスポーツワゴン的な
1957年型ノマドが有名ですが、こちらは単純に安いからドアが2枚しかない、というモデルです。

廉価モデルだけあって、モールディングがほとんどありません。
側面から突っ込まれたような形跡があります。

隣は430で、トランクフードが色違いのモノを装着されているだけで
やたらとレーシーな雰囲気になってます。



リンカーン・コンティネンタルMark-Ⅴコレクター・シリーズです。
希少なサンルーフが装着されています。
少なくとも昭和62年頃までは現役で走っていたようです。

ものすごいツラウチなので、この角度からだとタイヤがないエアカーみたいです。
白いボディーに、コーチランプが埋め込まれた白のバイナルトップがとても上品です。



朝飯は近くのマックで済ませました。
以前、一度だけ凾館朝市に行きましたが、地元の和商市場と同じで観光地価格でしたね。
1000円くらいするイクラ丼を頼んだら、ドンブリが小さくてがっくりしました・・・


住宅街に路駐?していた、2台の510ブルーバード・クーペです。
2台とも、ちょっと古い道外ナンバーが付いていました。
両方とも1800SSSクーペで(スーパー・スポーツ・セダン・クーペっておかしくないか?)
同じサファリブラウンのカラーでしたが、1台は珍しい白いレザートップでした。

内外装ともに手が入っており、当時の走り屋仕様といった感じです。
場所的に、市から撤去の命令とか来ないんですかね?



五稜郭タワーでお土産を購入、今回は時間の関係でタワーには昇りませんでした。

お土産はお世話になっている整備関係の方々に配りました。
こういった日々の心がけが、面倒事を持ち込んでも断り辛い空気を醸成するのです・・・。
ヘンなクルマを維持していくのは、こういう手回しも大事です(笑)



そして10時からは、みん友のヤマス~さんと初めてお会いしました。

ヤマス~さんの愛車、シボレー・カプリス・クラシックワゴンです。
駐車場の白線にまったく納まらないデカさが凄いです!

センターキャップのトリムリング、ホワイトリボン・タイヤの足元が現地臭さたっぷりです。
さりげなくマニアックな雰囲気がたまらないです。



以前から、みんカラを通じてコメントのやりとりなどをさせて頂いていましたが
オフラインでは初対面とあって、ちょっと堅くなってしまいましたが
同じ系統(?)のクルマ趣味の嗜好とあってか、すぐに打ち解けられたと思います。

まずは、自分のグロリアにヤマス~さんを乗せてグルっと試乗してもらいました。
グロリアに乗る機会はあんまり無いと思うので、楽しんで頂けたかと思います。

続いては、ヤマス~さんのカプリスに同乗させて戴きました。
フルサイズならではの巨体と、フワンフワンとしたゆったりとした乗り心地や
共感を得られる車体から聞こえてくる軋み音・・・(笑)を堪能しました。

「運転して良いですよ」と言ってくれたのですが、なんせ運転のヘタな自分では
人様のクルマ(しかもフルサイズ)は、恐くてとても運転など出来ません。
キズでも付けた日には、重石を括り付けて凾館港に沈められてしまいます・・・・

カプリスに乗せていただくという貴重な体験に感動しました!
ヤマス~さん、この度はありがとうございました!



全国区で有名な函館の旧車ショップ、函館空冷製作所さんにもお邪魔してきました。
先回にもお邪魔させて頂いて、わざわざ釧路から自走で来たことを記念して?
オリジナルTシャツを戴きました。

たくさんの展示車の中で気になったものをいくつか。
まずは1963年型インパラ・ワゴンです。

シェビーブルーのボディが爽やかな雰囲気です。
車高はペタペタに下げられていますが、純正のウィールキャップにホワイトリボン・タイヤの
組み合わせが異様なカッコよさを醸し出しています。

繊細なディティールのルーフラックや、リヤゲートの両端に装着された
ディフィーザーがワゴンらしいルックスを盛り上げています。



シボレーのサービス・デパートメントの看板です。
こういった小物類があるだけで、周囲の空気が凄くアメリカっぽくなります。



ウィリス・ジープ・ワゴニアです。
ワゴニアは1963年にデビュー、1991年まで長きに渡って製造された為、現在も
多く見かける車種ですが、この個体はまず見かけない1965年以降の初期モデルです。

ワゴニアは最初期モデルでは縦型グリルを持っていましたが、1965年のフェイスリフトで
横長の乗用車ライクな顔付きに変更されました。
ベンチシート、コラムATでエンジンはV8・350でした。

リヤゲートのガラスはパワーでは無く、アウタークランクハンドルで昇降させます。
ジープのワゴンというと、武骨なJ36系がイメージですが
ワゴニアは内外装共にスマートな印象で、現在のアーバンSUV的な存在だったように思えます。



オーバル・ウィンドウのT-1です。
”オーバル”とは、リヤウィンドウの形状が楕円であることから付けられた通称です。
高価なレーダー・ウィールを履いています。

赤と白のツートーン・カラーにルーフラック、ストーンガードと抜かりありません。
ワーゲンに乗っていた時に思い描いていた理想の姿とかなり近く、思わず欲しくなってしまいました。

個人的な好みとしては、ダブルバンパーにアイブロウ、フロントバイザー、ミラーバイザー
フロントストーンガード、ポルシェアロイ、サイドバイザー、外付けクーラー
ポップアップ・リヤサイドウィンドウ、コーナーポール、インターナショナル・ライセンスプレートなんか
でめいっぱい飾り立てた状態で乗りたいです。



こちらは現在、大変高価になってしまったT-2・23Wです。
23W(ウィンドウ)とは窓の数を示し、これはもっとも多くの窓を持つモデルです。
マイナーチェンジでリヤゲートが拡大されると、リヤのコーナーウィンドウが廃止されるため
窓の数も21枚に減ぜられます。

たくさんの天窓と、大きな開口部を持つサンルーフによって室内はとても開放的です。
2枚のフロントウィンドウは、下側が開いて通風できるようになっている”サファリ・ウィンドウ”で
これもT-2の特徴的なディティールです。

T-2の最上級仕様は「サンバ・バス」という名前なのですが、サンバーバン・ベースの
VW仕様のことだと勘違いされやすいです。
文句の付け所のないパーフェクトな仕上がりですが、お値段も相当なんでしょうね・・・



お昼はハセガワ・ストアの焼き鳥弁当にしました。
後から聞いたら、フタで串から抜き取るという”流儀”みたいなのがあるらしいとか・・・
全然知りませんでした。

ちなみに根室には「タイエー」という地場コンビニチェーンがありまして
ハセストの看板を掲げています。
なんでもフランチャイズだそうで、そこでも同じ焼き鳥弁当を買うことが出来ます。



JAFで運用されている、トヨタ・メガクルーザーです。
メガクルーザーは、米軍の軍用車「HMMWV」を参考に開発された高機動車の民生仕様です。
自衛隊にいた頃は他の車輛(73式小型トラック/3トン半)よりも広く、乗り心地が良く
暖房も強力だったので好きでした。

個人オーナーも少ないながら居るようですが、ランクルやジムニーなんかよりずっと目立つし
走破性もハンパじゃないから面白い選択肢だと思うんですケドね。

4WSもリヤのステアがハンパじゃない量で、演習場内の狭い道でもクルッと転回してました。
整備工場でピットに潜って気が付きましたが、スバル1000と同じインボード・ディスクブレーキでした。

まぁ実際に買ったらデカすぎるし、タイヤの置き場やタイヤ交換も困りそうですが・・・



バイク屋に並んでいた、ヤマハ・FZ250フェーザーです。
イメージカラーの赤×白ツートーンで、貴重な純正アンダーカウルが装着されています。

このバイクには強い思い入れがあります。
高校生の頃、お世話になっているバイク屋さんに廃車処分で入ってきた
不動のフェーザーを譲り受けて、父と一緒に初めてのレストアに挑戦したからです。

鍵も紛失しており、ハンドルロックを解除する為にまず鍵を作るところからスタートしました。
カウルを全て取り外して、フレームをワイヤブラシで磨いて錆を落としました。
エンジンは、調律の難しい4連キャブだけはバイク屋さんに清掃・調整を依頼しました。

フロントフォークのベアリングを取り替えたり、スプロケットを交換したりもしました。
自らの手でバラして、組み立てることによって構造が理解できて楽しかったです。
まぁ、重要な作業はほとんど父がやってたんですけどね。

エンジンが掛かった瞬間は嬉しくて嬉しくて、噴き出したオイルが顔にかかっているのも
気にせずに父と歓声を上げてました。

高校時代にRZと2台体制で乗り、2スト2気筒と4スト4気筒のそれぞれの良さと悪さを
味わうことが出来ました。
残念ながら手放してしまった(失敗でした・・・今も後悔してます)のですが
いつかは再び乗ってみたいです。

自分が持っていたのは、排気音が静かになった2型のYSPスペシャル
(ヤマハ販売店特別仕様車)で、ガンメタリックとシルバーグレーのツートーンでした。

YSPスペシャルはトリプルディスク・ブレーキが自慢でしたが、雨の日はリヤブレーキが
すぐにフェードして、ケツを振ってヒヤヒヤしたものです。
また、前傾45度のジェネシス・エンジンは雨の日にはヘッドの間に水が浸入して
プラグが濡れて、頻繁にエンストしました。
これは、前傾45度エンジンにハーフカウルという組み合わせゆえの持病だったようです。

エンジンが掛からなくなったフェーザーを、友達とずっと押して帰ったのも懐かしい思い出です。

どマイナーなバイクで、生産期間も1年少しだったそうです。
かなり売れたらしいですが、信じられないくらいの残存率の低さです。
乗っていた時は1度しか同型車とスライドしませんでした。

フェーザーは4気筒250ccという小排気量に16バルブを奢り、16000回転という正気の沙汰とは
思えない高回転から、最大出力45馬力を叩き出す小さなモンスターです。



こちらは、自分が免許を取って初めて乗ったバイクのRZです。
自分のRZは最初期型ですが、こちらの個体はマイナーチェンジ後のモデルです。

純正のリヤキャリアは初めて現物を見ましたが、ツーリングに便利そうで欲しくなりました。
テントを積んで、内地を放浪した時の相棒もRZでした。
今はコンテナの中で眠らせていますが、ひさびさにオイルで背中を汚したくなりました。



現役で活躍中の、三菱ふそう・中型トラックFK(後期型・通称ブラックマスク)です。
「函 88」ナンバーを掲げるダブルキャブの高所作業車で、当時の三菱トラックの
イメージカラーである黄土色が眩しいです。

それにしても、ワイパーブレードの短いこと!!
払拭面積がやたらと小さい気がするんですが・・・



その後、以前に2回訪れたことのあるローライダーショップに顔を出してきました。
お土産は本国版のローライダーマガジンです。
ここのショップにはオーナーのお気に入りの64インパラをはじめ、何台もの
アメリカ車が並んでいる凄いトコロです。

1964年型シボレー・インパラSSスポーツクーペの内装です。
SS仕様は多くありますが、ホンモノのSSは希少です。

SSとは”スーパー・スポーツ”のことで、シボレーのハイ・パフォーマンスモデルに
与えられる称号です。

エンブレムやモールだけを交換したSS仕様は多いですが、センターコンソール付きの
セパレートシートや、フロアATは容易に交換できないのでなかなかお目にはかかれません。

シックなガンメタリックのボディカラーに、煌びやかなシルバーグレーの内装色がマッチしています。



1963年型のインパラ・コンバーティブルです。
ホワイトのエクステリアに、レッドのインテリアのコントラストが美しいです。
オプションのパワーウィンドウが装着されていました。

デジタルに交換されやすいメーターも、純正のアナログを保っていました。
60sらしい絢爛さと、コンバーティブル特有の華やかな雰囲気はたまらないものがあります。



日本では珍しい、4ドア・ポストセダンの1964年型シボレーです。
リヤのテールレンズの数が確認できなかった為、インパラかベル・エア/ビスケインかは
判断できませんでした。
サイドモールからインパラかなぁとも思いますが、ツートーン・カラーに塗装する際に
ペイント・ディバイダーとして装着したのかも知れないので、決め手に欠く感じです。

日本ではインパラと云えば、2ドアクーペかコンバーティブルが定番で
小数ながらワゴンが居るといった感じです。
4ドアでもハードトップのスポーツセダンがほとんどで、ポストセダンはまず見かけません。

60年代モノと思しきフェンダーミラーからして、当時に輸入された車輌かも知れません。
スクエアなリヤドアのおかげで、サッシュがなくても窓が下がりきるのが美点です。



気になったのは、このビッグブロアム。
本来はトランク側に納まるライセンス・プレートが、バンパーに移されています。
本来の位置には、きちんとボディにあわせた形状のカバーが取り付けられており
バックランプ組み込みのリヤガーニッシュも装着されています。

リフレクターの付いたキャディラック・クレストは、確か社外品であったと思いますが
カバー類ははじめて見ました。
社外なのか、特別仕様車的なグレードなのか、純正オプションなのか判然としません。

トランクリッド右端に「cadillac」のエンブレムの下には「LUXURY SPORT」という
エンブレムが装着されています。
ネットで検索してもそれらしいモノが出てこないので、たぶん社外品かワンオフ品だと
思うのですが・・・



さて、この後は夜の部の③に続きます!
Posted at 2011/10/29 22:36:51 | コメント(7) | トラックバック(0) | S4系グロリア(2代目) | クルマ

プロフィール

「GSR作業進捗 http://cvw.jp/b/949539/48627198/
何シテル?   08/30 16:13
戰前から昭和40年代頃迄の自動車を趣味として居ります。 2輪・3輪・4輪、國産車/外國車の何れも興味の対象です。 此の他の趣味としては、艦艇及び航空機が在り...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/10 >>

      1
2 345678
9101112131415
16171819202122
2324252627 28 29
3031     

リンク・クリップ

フロントグリルGLバッジ補修 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/04 06:00:40
★★KILLER★★さんのクライスラー 300M 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/04 19:12:00
北米 いすゞ ベレル 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/15 19:21:01

愛車一覧

プリムス プリムス その他 プリムス プリムス その他
1971 Plymouth Fury III 2door Hardtop(PM23K1D ...
スバル レックス スバル レックス
スバル レックス・カスタムL K22B 2ドアセダン 改5速
ヤマハ RZ250 1980 YAMAHA RZ250 (ヤマハ RZ250)
1982年式 YAMAHA RZ250(4L3) 2024年8月12日再公道復帰
ホンダ ドリーム CB750 FOUR ホンダ ドリームCB750four (ホンダ ドリーム CB750 FOUR)
1971年型 ホンダ ドリームCB750four(K1型中期) 初度登録年月 昭和46 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation