実験実験 ウォッシャーノズル編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回準備したブツです。
・スズキ純正 ノズル,ウィンドウ ウォッシャー(品番:38480-76G00)…2ヶ
・ジュラン 3又ホースジョイント
・ホース 3m (JA11純正と同サイズ 内径φ4㎜×外径φ6㎜)
先日発売のスーパースージー12月号にもあったあのネタです。
河原などで遊んだ時に、ウォッシャーの噴射範囲がもっと広がるといいなぁと思ったことありませんか?
調べてみると、ジムニー(SJ30~JA12/22)のウォッシャーノズルは、φ1.0×2穴タイプです。
記事にあったアルト(HA23・24系?)や先代ワゴンR(MH21・22系)は、ノズルは1ヶですがφ0.7×3穴タイプです。
因みにセルボ(HG21系)は、φ0.9×2穴タイプ×2ヶでジムニー(JA11)と同じ型式のウォッシャーモーターだという事も判りました。
つまり、ジムニー(JA11)でも2穴×2ヶのノズルは取り付け可能と言う事です。(^0^)/
更に、ノズルの穴径(断面積)を比較してみると
ジムニー 1.57m㎡(=0.5㎜×0.5㎜×π×2穴)
同じウォッシャーモーターのセルボが、
2.54m㎡(=0.45㎜×0.45㎜×π×2穴×2ヶ)
そして先代アルト&先代ワゴンRの3穴が、
1.15m㎡(=0.35㎜×0.35㎜×π×3穴)
3穴ノズルを2ヶにしても、2.30m㎡ とセルボ(2.54m㎡)より断面積が小さいのです。
ジムニーは基本設計が古いのでこのサイズなのでしょう
2
ボンネットに穴を開けてから、水圧が足りませんでした
では悲しいので、事前に実験です。(^-^)b
適当な段ボールに、5㎜×13㎜位の穴をカッターで開けます。
(実際のボンネットでは、真ん中にφ7~8㎜の穴を開けてから、回り止め兼抜け防止の爪用に5㎜×13㎜を切り欠く感じですが、段ボールなのでこのサイズでOK)
3
そこに3穴ノズルを2ヶ差し込みます
4
裏側はこんな感じ。
ジュランの3又でホースを分岐します。
右側のノズルの方が噴射量が多くなりそうと思った貴方
パスカルの原理を思い出して下さいね。
液体に掛かる圧力は、どこでも等しくなりますので、左右等しく噴射します。
5
実験用ノズルを、ボンネットにマスキングテープで固定します。
(かなり雑ですが)
最初 ノズルが上向き過ぎて、幌の上迄飛んでいったのは内緒
6
ウォッシャーモーターの所で、ノーマルホースを抜いて実験用ホースを差し込みます。
ホースを抜くとウォッシャー液が漏れてきますので、事前に空き容器等にウォッシャー液を抜いておきましょう。
作業がしやすいように、モーターの電源カプラを抜いてありますが、実験&終了後の確認で、カプラを繋ぎ忘れててウォッシャー液が出なくて焦りました。(;^_^A
7
ノーマルのφ1.0㎜×2穴はこんな感じ。
ちょっと運転席寄りにノズルが回ってますが(;^_^A
8
3穴ノズル×2ヶはこんな感じ。(^0^)/
噴射量も、飛び方も十分です。
細かい方向は、ボンネットに取り付けてからという事で、実験は成功ひとまず終了です。
多分、JB23もφ0.9㎜×2穴×2ヶが標準だと思います。
ノズル1ヶ830円ですので、興味をもたれた方は試してみては?
(但し噴射量・飛び方が悪くなっても、責任は負いかねますので悪しからず)
補足情報:最近の車種では、ホースでの圧力損失(ホースの膨張)を抑えるべく、外径φ7.0㎜のホースを使っている車種もあるようです。
本施行前にφ7.0㎜ホースを探してみます。
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