フリップフロップリレーの自作
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
2
あまり知られていないことかもしれませんが,この1587には以下に説明するような一寸残念な特性があります.
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パッケージに印刷されている仕様書によれば,「メイン電源がOFFになるとリレー内部の接点がリセットされ,接点Bに戻ります.」とあります.メイン電源(上図の①番端子に印加される電圧)が遮断された場合(写真に示す動作Aを行った場合)には,仕様書に記載の通りの動作をするのですが,①番端子の電圧を12Vから0Vに降下させた場合(動作Bを行った場合)には,接点Aにつながっていたリレーが接点Bには戻らないのです.最初はそのような特性なのだと理解できず,「初期不良品をつかんでしまったか?」と思いました.
ですから,①番端子に印加する電圧がフロントフォグ信号であれば何ら問題ないのですが,例えば,じわじわと消灯する遅延スイッチに連動させようと試みた人がいらっしゃったとしたら,期待したような結果は得られなかったであろうと思います.以上のようなことも,1587の唐突な廃番の原因のいくばくかなのではないかと推測しています.
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ともかくも,今後適当なフリップフロップリレーの市販品が入手できないのであれば,自作することは出来ないかと考えました.下記URLに非常にありがたい情報が載っています.
http://okwave.jp/qa/q6410081.html
同じような目的で同じような情報を探し回っている人が自分以外にもいるのだなと分かり可笑しくなりました.
上記URLの情報に基づいて自作したフリップフロップリレーを左の写真に示します.問題なく動作することを確認済みです.但し,メイン電源を遮断ではなく電圧降下で0Vにした場合には,電源復帰後,リレーがON状態に戻ってしまう点は1587と同様の特性です.
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基板を裏返しにした上の写真と見比べていただければ分かると思いますが,左図中の紫の線が裸導線を,緑色の曲線が被膜つき導線をそれぞれ表しています.図中に番号を振った各部品の名称,入手先,購入価格を以下に記します.
(0) ユニバーサル基板 P-03229(秋月電子・@60)
① ターミナルブロック P-01307(秋月電子・@30)
② 丸ピンICソケット16ピン(秋月電子・@40)
③ 丸ピンICソケット14ピン(秋月電子・@30)
④ N 型トランジスタ 2SC1815GR (秋月電子・20個100円)
⑤ 抵抗 4.7kΩ(秋月電子・100本100円)
⑥ 抵抗 10kΩ(秋月電子・100本100円)
⑦ 0.1μF セラミックコンデンサ P-00090 (秋月電子・10個100円)
⑧ 1μF セラミックコンデンサ P-03093 (秋月電子・10個100円)
⑨ 汎用整流用ダイオード 1N4007 (秋月電子・20本100円)
図には描かれていませんが,半田付け完了後,ICソケットに差し込むロジックIC & リレー ももちろん必要です.また,基板をケースに固定する際には脚(スペーサー)も必要になるでしょう.
(10) CMOSロジックIC TC4013BP(千石電商・@53)
(11) 12V2A小型リレー 941H-2C-12D(秋月電子・@100)
(12) プラネジ+6角スペーサ セット(秋月電子・4組50円)
(13) プラネジ+ナット セット(秋月電子・10組100円)
ご自分の車に手を加える場合は,自己責任において行って下さい.
【追記 2014/04/24】
写真5の誤りを訂正しました.具体的には, CMOSロジックIC TC4013BP の9番ピンと14番ピンをつなぐ線が描かれていませんでした.おれだよ さんからの下記コメントに感謝します.
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