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作ろうの会長のブログ一覧

2024年05月30日 イイね!

河童のスプラッシュマ〇ンテン②

河童のスプラッシュマ〇ンテン②ピンポンパンポーン♪災害速報をお知らせします。

先日、ヨゴレ工場 ラジエーター圧力検査工程において軽微災害が発生いたしました。
被災者はラジエーターの漏れを確認するために空圧チェックを行っておりました。0.6キロで問題がなかったため、1.5キロまで圧力を上げた際にプラグ(約300g)が勢いよく外れ、被災者の右大腿部へ接触しました。
被災者は全治3分の軽傷、医務室にて治療後に作業へ復旧しました。

[災害状況]

作業風景


飛散物


[今後の対応]
プラグが外れた時の破裂音にびっくりして飛び上がってしまった。今後はびっくりしても飛び上がれないように重たい服を着る。飛散したプラグには勝手に飛ばないようにマイナスドライバーで叩く指導を行った。




R・K
労災キング

たまたまだと思いたいのですが私の名前をイニシャルにすると労災キングになってしまいます。
不名誉すぎんだろ…

私はヨゴレのくせに生意気にも工場で働いているのですが、災害が発生すると放送で全従業員へ展開という名の公開処刑をされます。そんな労災ですがえぐい悲惨なものからアホ丸出しなものまで色々あり、暇なときにアホ丸出し労災を調べると楽しいです。
友人の会社では訪問した客先の犬に噛まれたという労災が上がったらしいです。

そんな労災がたまに起こるわが家ですが前回に続き河童の川流れ回です。まったくもって正しい使い方じゃないんですけどね。

前回ちょっとハミってるけど入ったので製作していきます。


まずはサイドタンクのベースを作ります。


コア側のアルミがそこまで純度の高いアルミではないので溶接が少し難しいです。薄いのもあって余計にでしょうが苦労しました。

反対側も箱を作ります。


熱で歪みやすいのでハンマーでご理解頂きながら溶接しました。
サイドタンクのベースが出来れば幅はここから左右に板厚分増えるだけなので車体に入れてみます。

隙間を確認するためにボンネットを閉めてダクトからスマヒョを入れて撮影します。
右側


左側


ボンネットの形状のせいでめっちゃクリアランスあるやん…
ちょうどボンネットの膨らみ部分だったので驚きの広さです。無事入ることが確定したのでお次はセンサーを付けるボスを作っていきます。


カットした板を重ねて溶接してそこに加工をします。


歪まないように霧吹きで水を掛けて冷やしながら溶接しました。


穴を開ける前にコア内部にゴミが入らないようにマスキングします。ここを塞いでおけば軽くエアブローすれば掃除できます。


下穴を開けたら1/8と1/4のタップを立てます。エア抜き用やセンサー用のネジ穴です。水温センサーがデフィーとEWPユニットと2つあるので穴まみれになります。


ホールソーで冷却水の出入り口穴も開けたら仕切り板を溶接していきます。


このラジエーターは2ターンなのでUターンさせるために仕切り板が2枚必要です。サイドタンクに仕切り板を溶接したら上から板を溶接して箱にします。


ホース差し込み口のパイプを溶接すれば片側の完成です。


反対側も同じように作っていきます。


ようやく形になりました。


2ターンなので出口が反対側ですがパイプを繋げてインテーク側へ持ってきます。

パイプなどが干渉しないか車体につけてみます。


でっか笑


穴を塞いで空圧検査を行います。
本来はプールみたいなところに沈めるのがいいですが、さすがに大きすぎて無理です。なので石鹸水をかけて漏れをチェックします。

32のラジエーターを作った時は溶接巣から漏れが3箇所くらいありました。今回はその辺を注意して溶接したので大丈夫でしょう!




┗(↑o↑)┛<エゥンェゥゥゥゥゥゥン!!


びっくりするほど漏れたので思わずイシツブテみたいな声が出てしまいました。
ダメダメじゃん…えぇ~…とT88くらいクソでかい溜息を付きながらよく見るとシールテープがうまく巻けてないだけでした。

ちゃんと巻き直して締めると漏れはありませんでした。やったね!
喜びながらエアレギュレーターを1.5キロに設定すると冒頭の災害が発生しました。飛んできた痛さより破裂音が凄かったです。

漏れがないことは確認できたので固定のアシを生やしました。


ここで仕上げにフィンを破壊します。


何やってんだお前ェっ!!となりそうな光景ですがサイドタンクのターン式なのでフィンで熱が伝わるんですね。メカポンでぶん回した流速が速い時はそんな効果ないんですが、電動ポンプだとメカポンより流量が遅くて一定なのでラジエーターの滞在時間が長くなります。
試してみると電動ポンプではターンのフィンを外した方が約4℃冷えました。

打ちぬかれたフィンは潰れてボンスターみたいになっています。


ボンスターを知らない人はググってください。
ちなみにボンスターはホイールの裏洗ったりガビガビになったとこを洗うのにおすすめです。

叩き抜かれてスッキリしました。


ターン部分を見るとわかりやすいです。


あとはウォーターフランジをこのラジエーター用に作ればいいのですが、せっかくなのでサブリザーバータンクにしておきました。


あとは旧ラジエーターから電ファンを移植します。


LLCを入れて冷えを確認してみました。


水温の上がり方が全然違います。これはめっちゃ冷えると喜んでいるとウォーターフランジから水がめっちゃ漏れていました。
急遽水を抜いて外します。ゆやんRはフルフラットの弊害としてアンパネを外すのがめっちゃめんどくさいのです。
ラジエーターに水抜きコックを付けてアンパネ外さなくても水を抜けるようにしておいて正解でした。


ZE40は水を抜くのに便利ですね。

水漏れの原因は液ガスを塗って付けた時にゴミが噛んで隙間ができていたようです。もう一度掃除して念入りに確認してから付けると問題ありませんでした。

お次はボンネットを加工します。このニスモっぽいボンネットですがメーカー不明です。なんなら前オーナーのワンオフ説まで出ています…
というのも雨の日に付ける専用カバーがあったりカーボン製だったり前の2ダクトだけ塞がっていたりと探しても見当たりません。
そんな前の2ダクトが塞がっているので切ってしまいます。

まずボンネットを外して置きイベ気分に浸ります。


工具がなかなか入らないのでエアソー、サンダー、リューター、ベルサンと駆使して切っていきます。


上手に切れました。


ここからはひたすら段ボール遊びです。

ラジエーター側を採寸したり…


ボンネットの隙間から手を入れて採寸したりとひたすら採寸、型紙作り、干渉しないかボンネットを閉めるを繰り返します。
ゆやんはボンネットのレバーを引っ張る係でしたが3回目を超えた辺りからもう飽きたって顔をしていました。

バ〇ドばつ丸の頭みたいなのができました。


バッ〇ばつ丸ってラッパーみたいな名前ですよね…
BAD a.k.a 罰丸みたいな、これ以上は怒られそうなのでやめときます。

型紙を使ってカーボンにお絵かきしたらカットして


テープで止めて当たらないか確認します。




干渉しなことが確認できたのでステーを作って固定します。
なんかよくわからない物ができました。


付けてみると…


でかいから目立つな~


ラジエーターキャップの耳が当たったので片側だけ切り落としました。


クラセンやベルトまで覆っているのはボンネットダクトからの水が掛からないようにです。
わかりにくいですが追加で開けたダクトはラジエーターシュラウドに繋がっています。



フロントから入った空気は上半分はボンネットからそのまま外へ流れ、下半分はエンジンルームを流れてフェンダーダクトやアンパネから排出されます。

ラジエーターのレイアウトとサブリザーバータンクの位置が変わったのでキャッチタンクを作り直しました。


だいぶコンパクトで手が入るようになったので整備性が上がりました。


これにて完成です。




電動ポンプと電ファンならではレイアウトですね。
本当はリアラジエーターにしたかったのですが、すでにスペースを使っているので前に残しておきました。でも湾岸仕様だと熱量やばいし前じゃないと無理かな…
Posted at 2024/05/30 16:08:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年05月21日 イイね!

河童のスプラッシュマ〇ンテン①

河童のスプラッシュマ〇ンテン①河童の川流れ

その道の達人といわれるほどの人物でも、時には失敗をすることもあるというたとえ。

え、そうなん?(素)
そうとも知らずに河童がぷかぷかまったり川を下ってる風景を想像していました。
河童の川流れって楽しそうだけど俺は河童のスプラッシュマ〇ンテン派と言って同僚から「前から思ってたけどちょっと変だよね」と言われたことがあります。

いや、だいぶ変やと思う。

いつも通り金銭的不自由な我々は手帳ならぬ通帳とにらめっこしていました。
いよいよ冷却が追い付かなくなりラジエーターを変えたいのですが求めるのが普通に高いのです。求めるのはアルミ2層でサイドタンク式という高級品です。私の32にも使っていますがめっちゃ冷えるんですよね。

そのサイドタンク式はラジエーターの中でも高級品、基本的に20万クラスでとても買える金額ではないです。
どうにかならんかとインターネットの海を河童の川流れしていると…



縦の方が長い…?そして安い…!
今回も見事にお金が無いからワンオフするしかないんだのパターンが決まりました。

そう、これはトラック用のラジエーターです。クソデカ排気量のディーゼル車は車体もデカく開口部でデカいので縦長ラジエーターなんですね。



縦長のラジエーターを横にしたらアッパータンクのダウンフローからサイドタンクのターンフローに出来るかも…?
河童の川流れ…わびさび…大和川…JDM…と凄まじい情報量が頭に飛び込んで来ました。

そんなちょっと変な私が住むのは政令指定都市大阪南部堺CITYです。よく南大阪以外に住む大阪府民の方から受けるヘイトスピーチが「大和川から南側はヨハネスブルグ」です。

地元愛に溢れるヨゴレの私は32と34用にラジエーターを作ることにしました。その名も大和川と石津川です。


まずは純正廃品をバラしてそもそも溶接が出来るからチェックします。本来はカシメで止まっているので溶接されることは考えられていません。
カシメをバラしてプラスチックのアッパーを外して溶接してみると…



ちゃんとくっつきました。
溶接出来ることがわかったのでベースラジエーターを仕入れます。

産業用ラジエーターを調べていると建設機械、トラックは縦長でフォークリフト用はそもそもサイドタンクの物もありました。
共通して言えるのは世界中に売られるのでサードパーティー品が多くて安いです。


こちらはゆやんR用のアルミ3層


こっちはつーちゃん用のアルミ2層


これはユンボ用とトラック用です。ご丁寧にコアサイズを書いて販売してる所があったのでいいサイズのを探して買いました。
なんと2個合わせても4万ほどです。中古だと3000円とか5000円で転がってました。

32用はそのまま入れるとどえらい飛び出すので


切ってしまいます。


コアのサイズを合わせたらサイドタンクを溶接して付けていきます。


つーちゃんの32はメカポンに純正ファンなので1ターン仕様にします。
ゆやんRは電動ポンプに電動ファンなので2ターンです。



電動ポンプは流量変化がないので1ターンより流路が狭くても問題ありません。しかしメカポンプはエンジン回転数で流量が大きく変わります。なのでなるべく面積を取れる1ターンです。
フィンの面積とエンジン出口面積などを糞詰まりにならないように計算して決めましょう。

出入口側が付きました。


パイプを溶接して反対側も作ったら圧検をします。


2キロかけてブルーシートで作った池に入れると残念ながら3箇所ピンホールを見つけました…
再溶接で穴埋めを行い漏れがないのを確認したら32用は完成です。
少し小さいので石津川ラジエーターですね。

そして34用ですが…


出オチ並に飛び出てます。




しかしボンネットはちゃんと閉まり隙間も20mmくらいあるのでこのサイズで作ります。
電動ファンもギリギリ収まりそうで一安心です。

34用が完成したら続きを書きます。
Posted at 2024/05/21 11:46:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年05月12日 イイね!

大容量(笑)インジェクター(ワラ)

大容量(笑)インジェクター(ワラ)550cc大容量インジェクター(爆ワラ)

突然のサイドフィードインジェクターへの熱いヘイトスピーチをしてしまいました。
サイドフィードインジェクター、RB25やSR20の他にもさまざまな車種に使われている形状です。

そんなサイドフィードインジェクターですがRB25用の大容量が全然ないんですね…
海外製だとちらほらとはありますが普通に高いのです。

我々は既製品が高くて買えずに自作芸で飢えをしのぎます。


そんな中で後輩のタイプMを襲ったインジェクター張り付きの変です。
パワーを上げていくと様々な事件を目にします。よくあるのがエアフロ張り付き一揆、インジェクター張り付きの変辺りですね。

要は使い切って100%で張り付いているのです。エアフロならサイズアップ、R35エアフロならパイプ経アップ。インジェクターなら更に大容量の物へ交換すると言った感じです。

そして話を戻しますとタイプMに付いてるインジェクターは550cc、そして今のラインナップで1番大きいのも550cc…
ちなみにSRはトップフィードへ簡単に変えれますがRB25はインマニに当たるので無理です。

26ヘッドを載せ替えてしまうか…それだとNVCSがなくなってしまう…
色々悩みオーナーにも聞き取りをしてシングルスロットル、NVCS、何よりも25のトルクフルなガバッと前に出る感じがいいとのことです。

採寸して図面を書いて…


レーザーカットで作るにはCADデータが必要と言われ、度々このクソブログにも登場する高専卒のかしこい後輩を召喚しました。
ヨゴレの暴走車両ハイテク化を影で支えてくれる彼はフィクサーポジションのはずなのによく労働力として低賃金重労働で駆り出されてしまいます。

そんなかしこい後輩にCADデータにしてもらいレーザーカットで注文すれば…


RB25にRB26のインマニを付ける変換プレートを作りました。
32は狭くとにかく薄くしたかったのでザグリギリギリの厚みです。薄くした分ジュラルミンでは強度やネジのかかりの問題でSUSにしました。
あとSUSはレーザーカットなのでとても安いんです。ジュラルミンで見積もりを取るとウォーターカットになり倍以上になりました…

これでトップフィードインジェクターを付けることが出来ます。社外のサージは6番に空気が入り過ぎるので26純正加工で作ります。

まずはブローした25ヘッドを使って仮合わせしてみると


NVCSがインマニにバチ当たりました。
もうちょっと逃がすとかのレベルじゃないので潔くぶった切ります。


切ったら塞ぐプレートを作って


溶接で塞ぎます


26のウォーターフランジにはタービン冷却用の水パイプが付いてます。
これは使わないので…


切って下穴を開けたら


M12-1.25でタップを立てたら純正の水温センサーを付けます


2つとも水温センサーですが左はECUに入る制御用で右はメーター用です。


同じに見えて左はM12-1.25で右はPT1/4です。お互いに軽くなん山かは手で入るので間違えないように注意です。

無事NVCSが逃げたと思ったらお次はサージとウォーターフランジが不穏な空気に


今は大丈夫だけどホース付けたら絶対ブレイキングダウン始まるよねってくらい近いです。
付けてからじゃあそこ2人、試合決定で!となるとマジでめんどくさいのでウォーターフランジにわからせをして逃がします。


しかしそのまま逃がすのも芸がないので絵を描きます。


どうせならサブリザーバータンクにしましょう。


パイプの端材とホールソーで開けた板を用意して


溶接して組み立てていきます。


試合回避できました。


ブローヘッドを使っての製作は完了したのでいよいよ車体に組んでいきます。

すでに自作サージが付いてますがこれは別の後輩の元へ横流しされます。


ラジエーターやサージを外して


インマニが外れず苦戦しました。


仮組みすると私の作った変換プレートでは薄いせいかスロットルへの水パイプとサーモフランジの右上が当たりました。


サーモフランジは少し削って六角穴付きボルトへ変更し、水パイプは使わないので切って溶接しました。

掃除してからまずは25プレートを付けて


上から26プレートを付けます。


いよいよ26インマニが付きました。


サージをつける前にはAACバルブをどこに付けるかを考えます。
25はサージの後ろで26はサージの下です。6スロならAACバルブを変換するプレートを作って下に付けるのですが、今回はシングルスロットルなので本来はサージ圧のところが全てマニ圧になってしまいます。

場所と配管でサージの裏に付けることにしました。


プレートを作り本来はM8のネジ穴を貫通させてAACバルブから空気を送り込みます。

スロットル前からの配管を繋げやすいのもここを選んだポイントです。


エアレギュレーターや配管を一通り仮組みしました。


問題なさそうなのでスロットルアダプターとワイヤー固定するアレを付けます。


サージはこれで完成なので燃料周りを先に組んでいきます。
外した時に燃料ホースがカチカチボロボロだったので新品に変えます。


燃料ポンプ1基なので1in1でいいのですがT字パイプを使って2in1にしときました。
のちのちポンプ2基がけになると思います。増え続けるインジェクター容量からの燃圧バブル崩壊は何度も見てきたので。

エンジンハーネスも通るところが変わるのでプラスチックを外してコルゲートを巻きました。
これからはサージの横を通ってましたが下を通します。


AACバルブの場所が変わり長さが足りないので延長します。
25ってAACバルブに2個コネクターあるんですよね…


さすがに加工まみれでグロッキーになってきました。

ようやくサージが付いてラストスパートです。


なぜかアッパーホースが少し短くしたらポン付け出来てしまいラッキーでした。
インタークーラーからスロットルまでの配管を作ってAACバルブに繋げます。


26だとマニ圧とるとこあまりなくて分岐まみれになりがちですが、シングルスロットルにすると今度はマニ圧しかなく極端がすぎます。

RB25改26サージ完成です!


これによりインジェクターはトップフィードの800ccになりました。
このインジェクターが張り付きの変を起こしても大丈夫です。トップフィードなら1000ccもありますから!

この後輩が最初に来た時はこんなエンジンルームでした。


タービンブローから社外タービンに変えたけどセッティングも取れずまともに走らないと…

それから走れるように作っていき


ここまで育ちました。


さっそくセッティングをしに出かけます。


エアフロやマップの動きを見てると明らかに空気がたくさん入ってますね。
スロットルは変えてないので空気の入り方がよくなったのでしょう。後輩曰くトルクが増えてレスポンスは軽量フラホ入れたくらいビンビンになったらしいです。

悪天候でまだ街乗りセッティングしかしていませんがかなりよくなったようで安心しました。
Posted at 2024/05/12 21:09:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年04月11日 イイね!

マグロ漁船イカチ丸

マグロ漁船イカチ丸前回無事にダム建設が終わりました。

まぁ漏れて無事ではありませんでしたが…
なんとか形にはなってくれました。



しかしこのダムも役目を果たしたので解体です。
春と言えば春闘!全共闘!ゲバルト棒!のシーズンですね。
このダムも建設に反対した住民やゲバ棒と火炎瓶を持った連中に敗北し取り壊されるのでした。

赤色のヘルメットを被りプラダンを叩きながら解体していきます。


今回は30倍発泡の2液混合ウレタンと足りなくなったので急遽スプレータイプのウレタンを使いました。
結果としてはスプレータイプはこのような使い方を想定してないのでやめた方がいいです。

スプレータイプは住宅などの隙間埋めなので重ね塗りには向いていません。
硬化時間も1時間ほど必要なので連続で塗り重ねると数日経っても中身が乾かずにヒートガンで炙りました。

2液タイプは固まるまでがとても早いのと硬さも密度も全然違います。膨らんで固まる時に発熱するのですが、その発熱が影響するのか上から更に流し込むと明らかに発泡量が変わりました。
30倍と聞くとめっちゃ膨らむイメージですが条件が揃わないと綺麗に膨らまないので多めに買っておいた方がいいですね。

ちなみにこのサイズで30倍を3kgぐらい使ってます。


そしてヨゴレダムは解体されました。


糸鋸やカッターナイフで切れるとの事で試しにカッターで切ってみると…

サクサク切れますがでかいので刃が届かなくなります。


日本刀の短刀で切れば…と思いましたがあまりにも絵面が酷すぎて通報待ったナシです。
短刀で機動隊と闘うのはあまりにも分が悪いので諦めます。

そしてこのデカさと日本刀で思いついたのが…



新春ドラマスペシャル「マグロ」ご期待下さい。

だってマグロみたいなサイズだしマグロも日本刀みたいなデカい包丁で捌くやん?
もう完全にマグロ扱いになったウイングですが、ここからはカッターとノコギリとボードヤスリを使って成形していきます。

モコモコになった要らない部品をざっくりと切っていきますがサクサク切れて楽しいんですよね。
使わない時は捨てる部分に刺して置いとけるくらいには柔らかいです。


床に落ちた切れ端にノコギリを突き立てた瞬間、あたりが光り輝き風が吹き抜けました。

エク〇カリバー(1,180円)


安いエクス〇リバーですが発泡ウレタン相手だと問題ありません。


ザクザクと切っては床に散らばった切れ端をゴミ袋に詰めて捨てに行きます。
これゴミの日にやった方がいいです。バラバラになると嵩張るのですごい量のゴミが出ます。

45Lのゴミ袋が残り少なくなった頃に形なってきました。


ここからはボードヤスリを使います。大根おろしみたいなヤスリです。


これまたゴリゴリと削れるので形を整えていきます。削った粉が静電気でツナギや肌にくっつきどえらい気持ち悪いことになります。


たぶん全裸でやると揚げられる前のエビフライの気持ちになれると思います。

そんなこんなで削っていき車体と合わせてみると…




だっっっさい!
なんてこった…こいつはひでぇ…

削りすぎ注意にビビってクソデカ壁です。
ここから潔くバッサバッサと切って更に削りこみます。


その結果






さっきのよりだいぶマシになりました。
イカチー↑

やっと考えている形に近づいてきました。まだまだ削る必要がありますがあのマグロがやっとです。
マグロ漁船イカチ丸の船長も一安心です。この日はマグロを食べたくなったので行きつけのお寿司屋さんへ行きました。

トロ

ホタルイカ

カンパチ


私が行きつけになると客層にヨゴレが増えるので営業妨害で怒られないかヒヤヒヤものです。



しかしいつまでもマグロ漁船に精を出す訳にはいきません。
クラウンは一旦置いといてR31の修理をやります。

いつも持って来てくれる後輩ですがもう40年近い車です。


オイル交換など軽作業でも下回りを点検したりとしていますが経年劣化には勝てません…
とうとうセルモーターが動かない時があるとのこと。燃料ポンプも音がおかしくて…と色々買ってきました。

今回の作業はオイル交換、セル交換、燃料ポンプ交換、キースイッチ交換です。
まずはサクッとセル交換をしようと潜ります。



そこにはもう土へ還りそうなセルがおりました。
恐らく1度も変えてないか1回くらいは交換してるか…
いずれにしてもかなりの年季が入ってます。

RB20やし余裕でしょと外しますがRB26に比べる容易いものです。あれは本当に手が入らないので…

しかしハイキャスの油圧配管が邪魔になり外したセルが取り出せずにわやりました。結局上から知恵の輪で外して新しいのと並べます。


オーナーの希望で落書きしました。
私が描く落書きが可愛いとの事でまさか落書きをお願いされるとは…
アツイの落書きもなぜかウケがよくステッカーにされ全国へばら撒かれました。


今度から堺のバンクシーことアホヤシーと名乗ることにします。

そんなマワス君が描かれたセルモーターを組み付けて動作確認をしました。


交換だけなので問題なく元気に回りました。強化セルに変えたので回転数が上がりセル音が少し変わりました。

そのままオイルやキースイッチを交換してお次は燃料ポンプです。

ニスモのポンプが付いていましたが取り外してAEMに交換です。


当然配線もサイズも違うので現物合わせで作ります。
配管は新品に変えてハンダを外して配線も新品に交換します。


燃料ポンプの高さを調整して固定したら完成です。


タンクへ戻したら燃料漏れがないかを確認してレギュレーターで燃圧を調整します。
念の為全開負荷も確認しましたが燃料ポンプの容量が増えたので上だけ少し濃いめになりリセッティングしました。

暖かくなってきたので常連組のリセッティング祭りをしないと…
せっかくセッティング出来るPCとヨゴレが居るなら使わない手はありません。春夏秋冬、どこでもお珍珍走を安全に行うために常連組は季節ごとにセッティングを取り直してます。


そういえば近所に桜が咲いてました。
花見をするほど教養がないのでサンルーフをチルトしてドライブスルー花見だけしました。


綺麗ですね〜(幼稚園児並の感想)
Posted at 2024/04/11 12:13:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年04月01日 イイね!

崩〇3rd

崩〇3rd
ど゛お゛し゛て゛だ゛よ゛お゛ぉ゛お゛お゛お゛ぉ゛!!



出オチも甚だしいですがガチで藤〇竜也くらい叫び倒れました。

遡ると前回のFRP盛りで大体の形ができていました。






あまりもの下品さにニッコリとしながらFRPを盛っていきました。


そして乾燥したFRPを電動サンダーで削っていた時に事件は起こりました。


新しいペーパーを取りに行くと背後からバコンと音がして振り返ると…







ど゛お゛し゛て゛だ゛よ゛お゛ぉ゛お゛お゛お゛ぉ゛!!となった訳です。

足を引っ掛けたとか手が滑ったとかじゃなくて風のせいか知らない間に落ちてたから何ともやるせない…
紙粘土により13kg近くあった物が1mの高さから落下エネルギーによりバラバラです。もう笑えるくらい粉々ってハナシ。

もう一度破片を集めて固めようとしましたが無理だったので諦めてお方付けです。


いやもうマジで虚無の虚無虚無プリンです。1回目は干からびて崩壊、2回目は自重に耐えきれず崩壊、3回目は落下により崩壊。
前前回のブログで次に崩壊したら崩壊3rdと言ってたら本当になってしまいました。

とりあえずやるせない気持ちを落ち着かせるためにこの日はFA〇ZAでAVを5本買いました。マジッ〇ミラー号を見てこれマニ割りしてデュロロロロ…って音したらおもろいやろな〜と思いツイートすると頭がおかしいんか?と暴言を吐かれました。



しかしクルルァウンに構っている時間はなく、後輩の幼なじみがBNR32を買いましたが燃料は滲み水は滴り失火してボクサーサウンドになっていると。
それだけ聞くと産廃でしかないのですがいかんせん30年以上前の車です。しっかりと修理してRライフを楽しんで貰うために点火系はR35コイル化を提案しました。

そんなこんなで部品を集めていざ施行となったのですが…


What the fuck!?


ニ、ニスモS1エンジン…本物じゃねぇか…

いや中身は大した事ないんですよ。純正ベースメーカーチューンなのでめっちゃ普通です。ただ値段故のレアさがね…?

現在は廃盤となり後継機のS2エンジンが売られてますね。


S1エンジンは昔なのでここまで高くはないとはいえヨゴレの私には到底買えない金額でしょう…

どうしてここまでS1エンジンにあたふたしてるかと言うとR35コイルを流用するとプラグカバーを切らないといけません。
後ろ側の見えないところとはいえ結晶塗装に専用のプレートがついたプラグカバーなのでまぁレアです。

SRだとセル音がガーッシャッシャッシャッ!ですがニスモコンプエンジンなんでニーチャッチャッチャッ!とGr.Aの息吹を感じ語られそうで恐怖しました。

うだうだしてても仕方ないので容赦なく切りました。


というのも買ったのは前オーナーが乗せただけやしそういうの気にせんって男前な方だったので一安心です。
よくよく考えたらそれを気にする人ならまずここには来ません。わが家がヨゴレの溜まり場と忘れて堺を芦屋と勘違いしていました。

今回はプラグをイリトップ、コイルをR35、点火ハーネスも専用品に交換してパワトラレスのハッピーセットです。


ジュラテックさんのアダプターを使ってコイルを組むと無事失火せずにエンジンが掛かりました。

お次は燃料滲みですがRBあるあるのインジェクターからです。
インシュレーターを変えてついでに軽く洗浄もしておきました。


水漏れはこれまたRBあるあるのウオポンにあるあの穴からです。
ウオポン、タイベル、オイルシールのハッピーセット交換のため次回ですね。

オーナーと試走に行くと他の部分には特に問題もなく一安心しました。
出掛ける度に失火でエンジンが止まり納車されてから全く楽しめてなかったようでとても喜んでくれました。




一方のクルルァウンですが「もはや執念」「俺ならもう心折れて諦めてる」などと言われながら4回目のチャレンジです。

今回は発泡ウレタンで作ることにしました。ググるともしかして:発泡ウレタンと出てきて、よく見ると発砲ウレタンとググってました。
幸い福岡県ではないので撃たれてない発泡ウレタンが届きました。

無鉄砲系列ラーメンが福岡に出店したら有鉄砲になるのかな?などと考えながら発泡ウレタンの使い方動画を見てやり方を学びました。


発泡ウレタンは液体からモコモコと膨らむので箱を作ってあげます。

ヨゴレダムを作りました。


大和川をせき止める使命を授かった令和版黒部の太陽ことヨゴレダムです。

買っていた2液30倍の発泡ウレタンでは全然量が足らずに急遽スプレータイプを買ってきました。

盛り盛りと重ねていき




ダムは決壊せずに持ち堪えました。
脳内ではプロ〇ェクトXのタイトルが飛び交い地上の星が流れています。

1晩乾燥させて翌日の朝にガレージへ見に行きました。




安全神話は崩壊しました。
1晩の間で更に膨らみ決壊、両端から漏れて固まってました。

中がまだ液体で乾燥していないので


天日干しして乾かします。


この世の終わりみたいな光景ですが近隣住民は慣れきって笑っていました。

2液を混ぜるタイプとスプレータイプは別物と考えた方がいいくらい違いますね。

これが固まったら削って形を作っていきます。なのでこのクソブログもまだまだ続きそうです。

Posted at 2024/04/01 12:30:17 | コメント(0) | トラックバック(0)

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