ハイドロを味わおうよ - C5 ツアラー

マイカー

ハイドロを味わおうよ

しふぁ
シトロエン / C5 ツアラー
ツアラー 2.0_RHD(AT_2.0) (2008年)
- レビュー日：2018年11月10日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：4
乗り心地：5
積載性：3
燃費：4
価格：2

満足している点: ウルトラソフトな乗り心地。
ロールしないスポーティーなコーナーリング。
ドライバーズシートの出来。
車速ドアロック。
リバースギア連動ドアミラー。
電動開閉トランクドア。
実用域トルクがある扱い易いNA2.0Lエンジン。　
エンジンを止めた瞬間の排気音。
エンジンかけた瞬間の野太い排気音。
不満な点: ATの2速、3速が引っ張り気味。
各収納の容量が全体的に足りない。
前席にはドリンクホルダーがない。
リアブレーキのダスト量が多い。
後席用空調の風量不足。
アルミホイール単体重量が重い。
塗装が弱い。
総評: 各部のアラーム音が国産車と全く異なり毎日異文化に触れている。
乗り心地は非常に良いの一言。
この柔らかい乗り心地に酔ってしまう人や気持ち悪くなってしまう人にはお勧めできない。
ドイツ車的乗り心地が好みの人には勧めない。

デザイン: 5; エクステリア、インテリアともに、万人受けする。
内装質感は高く国産高級車に見劣りしない。
走行性能: 4; コーナーリング中のロールを抑えるアクティブサス要素でロングホイールベースにもかかわらず、ハンドリング軽快。
マニュアルモード付きATによるエンブレは頼れる。
乗り心地: 5; とても柔らかく滑らか。走り始めはふわっとし、しばらく走っていると、また少し違う味わいに変わる。
定員は５名だが、リアシートは２人掛けを前提にした形状。マルチリンクとハイドラクティブ3プラスの組み合わせが最高の乗り心地を提供してくれる。
フロントシートは、電動で細かく設定できる。背もたれはZ32同様、肩甲骨付近で別稼動するため、フルバケットシートのホールド感が得られる。運転席はメモリー付きなので、本気で走る時にメモリーボタンを押しフルバケットに変形する楽しみ方がある。普段と本気の設定落差を大きくし、ユニコーンガンダムのコックピットのようにする。この場合それとは逆になるが、普段は背もたれを幾分寝かせてソファーのようルーズなかけ心地とし、ボタン一つでバケットシート仕様に。背もたれが垂直に起き上がり肩、背中、脇腹、腰、尻、膝裏をグーっと包み込みながら、尚且、座面がアクセルに近づいて脚とペダルの距離感を最適化しレーシングポジションに強制変形完了。これは座ってる本人が一番楽しめること請け合いだ。エアコンとオーディオも連動設定できるので、本気走りに音やエアコンが邪魔なら、それともその気にさせるBGMをかけたいなら、そうセットすればいい。シートの２メモリーを２人用とせず、安楽モードと本気走りモードに使い分けて運転席を独り占めしてはいかがか。
ほかに
ダンパーをスポーツモードに切り替えるボタンがあり、車高調整ボタンもある、マニュアルモードに加えてシフトタイミングを変えるボタンもあり、シートメモリーボタンとすべて併用できるから、本当に最高の運転席と乗り心地です。
積載性: 3; リアオーバーハングが短いためトランクの奥行きが物足りない。
ドリンクホルダーは前席に無く、後席のそれは浅く、急ブレーキで抜け落ちそう。
各ドアポケットは幅はあるが小さく浅く、ポケットティッシュを平積み程度。
グローブボックスは開けると半分ダミー、ナビ本体とETC本体が固定されており、余剰に車検証と整備手帳が収まらない。
センターコンソールのオーディオの下の段とパワーサイドブレーキレバーの後ろに蓋付き小物入れがあるが何を入れるのを想定して確保されたのか不明なサイズ。
燃費: 4; 街乗りリッター10キロ。
私の住まいは田舎にある（笑）
価格: 2; 世界最高レベルの乗り心地良い足回りが装着され、HDDナビ、皮張りシート、他にも色々フル装備で450万円くらいで乗り出せるのはとても安いと思うが、本国ではたぶんファミリーカーのはずで、それで判断すると非常に高い。
故障経験: エアコンのガス抜けで、ガス補充、値段は国産車と同じくらい。
フロント車高センサーの故障は、パーツ交換すれば済む。