ドライブレコーダーの必要性

近年ではドライブレコーダーが流行っています。緑ナンバーの車両、特にタクシーやバスには必ずと言っていい程、ひっそりと着いてますね。

目的は、事故や事件の概要を記録する為。頻繁にそんな物騒な事があってはたまりませんが、明日は我が身です。巻き込まれるのは私かも知れないし、あなたかも知れない。

普通は有り得ない、なんでこうなる、が今や多く起こり得ます。


少し昔の話をします。かれこれ6年くらい前。レガシィを買って、いじり倒して。とてもお金もかけましたし、大切に綺麗にしてました。

写真はこれだけ。あと何年も乗るつもりでしたから。

ある日、仕事が忙しい最中。早朝出発、深夜帰宅を繰り返していました。家にいるのは5時間。ひどければ3時間。寝るだけでした。

時間的に電車もありませんでしたし、でも家には帰りたかった。都内の片道50kmはなかなかしびれました。が、ある日に限って早く仕事から逃れました。
よっしゃー！！少し浮かれてたのは否定できません。混み気味の国道、片側二車線の左側車線を40km/hで走行中。。。

そこへ、

詰まっている右列の車と車の間から人が！！！
ブレーキと同時に左へハンドルをきる、、、そこは電柱でした。飛び出した人にサイドミラーが接触したのが分かりました。

私は取り敢えず無事。突っ込んだ所が洋服屋で路上にも陳列してたらしく、ボンネットに商品の洋服が乗ってたんです。一瞬ですが、ひいてしまった人がボンネットに寝ているのかと思いました。

当たった人は、横断禁止の道路を無理に渡ってきたようでした。すぐに駆け寄り、相手方の無事を確認。警察と、念のため救急車を呼ぶ旨を伝えると……

「自損で処理しろ。俺は知らない。警察は嫌いだ」と胸ぐらを捕まれ……なんだこれ？？と混乱。。。そのままどこかへ行ってしまいました。ちょっとヤバい方面のお方のようで……。

残された私とレガシィ。

この事故の時間は21時くらい。まだ人通りはあり、目撃者が多数いました。数人が警察が来るのを、私と待ってくれました。本当に感謝。


警察到着。事情を説明。すると、スピードの出しすぎじゃないか、なぜ被害者を行かせたのか、と言うのです。車の容姿もあり、いろいろ疑うのも無理はない。ですが、弁解する力も無かった私をフォローしてくれたのが、残ってくれた3人でした。

結果、鑑識を手配、事故調査。タイヤ跡を調べて車速を出す。結果、約42km/hのフルブレーキ。面目は保てました。


レッカー車到着。
車を引き抜き、前に着いていたグラグラしている部品を全て取ります。

嫌な音がするんですよね、グシャグシャグシャって。事故処理終了は24時をまわっていました。

翌日、車屋さんで車の状態を確認。



直せる、けど真っ直ぐ走る保証はない。全損にも出来る。と。

ここで、レガシィとさようならをしました。


昔話はここまでです。この時、証言者がいない、更に人に怪我を負わせてしまっていたら。。。

怖くなりました。で、次のアコードはドライブレコーダーを常に装着していました。

スカイラインにも装着予定です。自分の身を守る保険としては、決して高い買い物じゃない。そう思います。