七尾線タイプ、北陸線タイプ

リサイクルショップで、地元を走る地味なでんしゃの模型を見つけました♪
上が415系七尾線タイプ、下が475系北陸線タイプです。KATOの｢ラウンドハウス｣ブランドです。

415系は七尾線電化時に投入されたでんしゃで、関西圏で活躍していた直流用の113系に北近畿方面の特急型から交流機器を転用して交直流両用に改造したでんしゃです。登場当初はまだ残存していた急行｢能登路｣に投入されるなど、三扉の電車としてはなかなか珍しい使われ方をしていました。

今は順次、輪島塗にちなんだ｢あかね色｣一色になって活躍中です。もともと暖かいところで使われていたでんしゃなので、冬になるとトラブルが多発して運休の原因になる弱点があるようです。

475系はもともと急行として大阪と北陸を行ったり来たりしていたのですが、急行がなくなり、北陸線のローカル輸送に徹しています。今は青色一色に塗り替えられて大きく印象が変わりました。そのタイプはTOMIXから模型化されています。

線路に乗せてみました。七尾線的な風景です。

415系は七尾線、475系は北陸線が基本的な守備範囲ですが、厳密に区分けされていたわけでもないようで、一部入り混じっていたり、両形式の併結も見た記憶があります。塗装変更によって、見られなくなりつつある風景ですが。