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2019年04月03日 イイね!

「バカ高いけど超格安」と思ったオートバイ

F4は出てすぐに試乗したが、その時は事前情報がなく「復活したバカ高いイタ車」程度に思っていた。

それまでイタ車は各種ドカやアプリリア・ミッレにも試乗したが、確かに純スポーツバイクとしての魅力を感じるものの、150万円以上を出してまでとは思わなかった。メンテナンス頻度や信頼性を考えると、自分には国産車が丁度いいと思っていたのだ。

F4の高めのシートに跨り、最初のコーナーに入った時、アレっ?と思った。今まで試乗したどんなバイクとも、何かの感覚が違うのだ。

前後のタイヤがどの位食いついていて、それが何をしていて、どこまで無理が許されるのかが分かる。分かるから自然とかなりのバンク角がつくが、全く不安はない。

決してサーキットでフロントを押し付けてコジるような乗り方をせず、フレームでステアリングを切らせているのに、ブレーキやスロットルだけで、自分の思った方向にスルスルと旋回していく。

その加減やタイミングを細かく変えることで、その分だけ旋回の挙動を繊細に変えてくる。

今まで僕が試乗して来たのは「量産車」だったのか?…そんな衝撃を受けた。

この当時、他に同時期の国産リッタースポーツにも試乗したが、どれに乗ってもF4と同じ感覚は得ることができなかった。確かにF4よりパワフルで速いのだが、ライダーと路面との間にオートバイが仲介して、何か面倒な事を上手くやってくれているような感覚なのだ。

つまり、F4はオートバイとしての存在が希薄というか、自分がF4と一体になった感覚…とでも言ったら言い過ぎか?

※唯一、F4に近い…というか面白かったのは初期の頃のヤマハYZF-R1だったが、これはこれで正気を失うような魔性のオートバイだった。

後日に片っ端からF4のレポートが出ているオートバイ雑誌を漁って読みふけった。乗っていなかったら下らない提灯記事のように思えただろうが、各テスターが興奮気味に記述したレポート内容に頷いた。

とはいえ、誰でもF4のハンドリングを楽しむことができるとは言えないかもしれない。ある程度…右手の操作系と尻だけでオートバイを操る事を必死に練習した…位の経験は必要だと思う。

また、パルシブなトルクでコーナーを蹴っていくようなビッグ・シングルやツインが好きな人の場合、750cc4気筒のF4は物足りなく感じるかもしれない。

エキゾースト・ノートも素晴らしいと褒められてはいるようだが、僕はあまりそれは感じなかった。これは個人差もあるだろう。

発売当初は約260万円。(SPL版のセリエオーロは約600万円)僕の場合、最初は「バカみたいに高い」と思っていたが、乗った後は「安すぎる!」と感じた。(ハンコを探していたら、嫁から子供が出来たと聞いて断念したが…)

その後、F4は1000ccにまで排気量がアップされ、これも同じ場所で乗る機会を得たが、確かにパワフルになったものの、750ccで感じた面白さは希薄になってしまったように思えた。
Posted at 2019/04/04 01:25:36 | コメント(0) | ニリンのヒトリゴト | クルマレビュー

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