今日から7月...　読書は愉しく...

今日から7月…

　今年も後半に入りました。なんと時間が過ぎるのは早いのでしょうか…。

　地域によって異なりますが、日に日に夏の暑さが感じられるようになってきています。今日も気持ちを引き締めて時間を進めようと思います。

　「継続は力なり」と言われるように、「本、読書」コーナーも本日を迎えることができました。僅かながらでも本から得た感動を分かち合えればと思い、これまでやってまいりました。読んで頂いている方々には感謝しております。

　さて、その読書ですが、昨日で135冊目（今年の累計）を読み終えました。「本の世界」にのめり込むほど素晴らしい本に日々出会っています。新しい本を買う歓び、未知の内容の本を読んでいく歓び、読み終わった本を書棚に置く歓び… 等々、これらの行いを人生の恵みとして継続していこうと思っております。

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駆けぬける…

　好きな道を駆けぬけてみた。海が見える場所で停車し、浜辺周辺をゆっくり散策した。釣りをしている人がひとり…   打ち寄せる波しぶきの音だけが辺り一面に響き渡っていた。

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読書は愉しく…

伊藤博文とシャーロック・ホームズの出会い…

「シャーロック・ ホームズ 対 伊藤博文」松岡圭祐著 講談社文庫

　これは歴史小説の一場面のようだ。筆者は「伊藤博文」に高い関心をもっているので、どのように描かれているのか興味津々で読んでいったが、中々どうして面白い。大津事件を題材の中心に置いているのも大胆な発想。冒頭から名探偵のシャーロック・ホームズが登場しているこの発想が奇抜そのもの。たいへん面白く読んだ。ほぼ一気読みで。

内容は…（本帯より）

　シャーロック・ホームズが現実の歴史に溶けこんだ。いかに彼は目撃者のいないライヘンバッハの滝で、モリアーティ教授に対する正当防衛を立証し、社会復帰しえたのか。日本で実際に起きた大津事件の謎に挑み、伊藤博文と逢着する。聖典のあらゆる矛盾が解消され論証される、二十世紀以来最高のホームズ物語。

written by Seikoh-Udoku