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散る桜、残る桜も散る桜。


桜と云うと、私の住む名古屋市内においては微妙に時期外れとなりつつあるんですけど、まだまだシーズン真っ只中だった２日・８日と、名古屋市内を花見サイクリングしてきました。


その１発目、２日に向かったのは名城公園。
この日は天候晴朗なれど、風が強烈に吹き荒れた一日で、どちらの方角に自転車を漕いでも何故か常に風はアゲインスト、平坦路走るのにも変速落して必死の形相といった感じでした。
そんな中で、名古屋市内とか名古屋城下に咲く桜なぞを撮影してきたんですが、この日はまだ、桜の枝に蕾が散見できる程度の、いわゆる八分咲きといった様相でした。
そんな桜の様子はコチラ（名城公園篇その１・その２）


２発目、８日に向かったのは、桜１００選にも数えられる山崎川。
この日は麗らかな春の日差しが心地よい絶好の散歩日和で、山崎川沿いの遊歩道も、カップルや家族連れのほか、チェケラって感じのギャルとか、更には北の国からの謎の飛翔体も迎撃できそうなレンズを装着した一眼で武装した好事家などで、平日にも拘らず結構な人出でした。
そして、この日の山崎川の桜はまさに熟れ時といった感じで、風に舞い散る桜吹雪がとても情緒深くて良かったです。
そんな桜の様子はコチラ（山崎川篇その１・その２）




さて、今回は私にとって初めての「桜を撮る為の花見行」となったんですけど、花の写真って何気に結構難しいですね。
植物って動かないから楽勝かと思っていたんですけど、風とかで結構揺れるし、動かないから却ってアングルとか決めるのも苦労するし、アップにすると意外に枝振りとか気になっちゃうし、あとボケ味の出し方の難しさなんかも痛感させて頂きました。
いやはや、奥が深い。


そんな感じで試行錯誤していたところで、市内の桜のシーズンは終焉を迎えてしまいました。
尤も、これからでも北に機首を向ければ、まだまだ満開の桜を見ることは出来るのですけど、花は命が短く儚いからこそ美しく映るものです。
虹だって１５分も続いたら、人はもう見向きをしなくなるものなのです。
まぁこれはゲーテの受け売りなんですけど。
とりあえず桜を撮るというのはこれで終わりにして、今回の撮影行から得た教訓を元に、来シーズンにはもっといけてる写真を撮れるよう修行を積んでいこうと思っています。


そして、来シーズンこそは念願の「桜舞い散る万博公園」かな？（笑