県道266号線、塩那道路(塩原側)。
投稿日 : 2023年07月30日
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栃木県塩原市にある県道266号線。
とある豆腐屋さんの物語にも登場する峠道。
日塩もみじラインのすぐ先にあるのですがなぜ今の今まで気が付かなかったのか...
ちょっと立ち寄ってみました。
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鹿だ!!!!!!!!!
互いに驚いてしまいました。
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なかなかダイナミックで迫力があります。
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路面は荒れというか汚れていて車はあまり通らない様子。
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景色はいい。
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ここまでのようです。
物語の中でも「工事で行き止まり」とのことでしたがこれか。
...工事?
工事というよりただの閉鎖だよな。
※あれは199X年の物語なのでギリ工事中だったのかもしれません。
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中を覗くと道が自然に帰り始めている。
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...なんだろう、眺めていると強く心が惹かれていく事に気が付いた。
調べてみるとこの県道266号は塩那道路と呼ばれていて、那須塩原市の塩原と板室を繋ぐ幻の観光道路"塩那スカイライン"になる計画だったそうです。
それも相当な規模で最高地点は標高1700メートル、全長約51kmの計画だったとか。
難工事を極め財政難に陥りパイロット道路(工事用道路)のみの開通で計画は凍結、解放される事なく事実上の廃道となってしまったようです。
廃道にするにも莫大なお金がかかるそうでこのように自然の治癒力に任せるしかないとか。
もし完成していたら...それこそ志賀草津道路や磐梯吾妻スカイラインばりの観光道路になっていたのではないでしょうか。きっと。
詳しく解説された動画がありました。
https://youtu.be/leoduxqMVS4
解説どころか侵入、突破する人まで!?
https://youtu.be/FAOu_Wy2c6M
廃道マニア、オブローダーというそうですがその中でも有名らしいサイトにもレポートが掲載されていました。
https://yamaiga.com/road/enna/main.html
https://youtu.be/uTR1M8JBjDg
https://youtu.be/zr2-atCNiSY
廃道と言っても何もない訳じゃないから面白い。
いずれの内容からも相当な規模だったことをうかがい知る事ができます。
目を通すとドキドキしてしまい2回読み通してしまいました。
ただ、このように入り込む人が絶えずバイクでの死亡事故も起きてしまった結果このように厳重なバリケードになったようです。
それでも強者は塩那を目指すようですが...
どれほどの苦難があったのか...もし開通していたら...
切ない気持ちと高揚感が同時に湧き上がる。
...これが恋か!?
廃道への侵入は絶対にやってはいけない事どころか命の危険すらあります。
ですが禁じられた区域からしか見ることのできない景色や道の歴史がありこれらには強く惹かれてしまう自分がいました。
現実的に難しいし仮にそうしたとしても公開まではできませんが。
次回は板室側に行ってみようと思います。
あ、ちなみに公道である以上僕のように少なからず通行する人はいるので対向車が来ないということはありませんしふもとに住民がいるので物語のように攻め込もうものならドリフトせずとも通報は入りそうですし事実、そうした走りがされている様子はありませんでした。
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