県道266号、塩那道路(板室側)。 ~その3~
投稿日 : 2023年08月23日
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引き返します。
途中殉職碑がありました。
新しいお供えがあります。
立ち入り禁止区域にも記念碑などが遺されているそうです。
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残されている案内看板を見ると塩那道路の全容が確認できます。
最高で1700m、もし完成していたらこれより北に標高の高い道は無いそうです。
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下ってきました。
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壊れたまま取り残された道路情報掲示板が塩那道路の存在を物語っているようで...
これは板室側だけにあります。
某有名オブローダーが「おわり」に変更しましたが戻されてしまった様子。
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この記事を書いていて気が付いたのですが道路上にある看板や標識はあくまで「通行止め」でありナビやGoogleマップ上でもこの県道266号線の全容を確認ができます。
道路としては未だ存在しているのか?
認定の取り消しはしないのか?
どうにも気になり調べたもののハッキリしない。
ということで大田原土木事務所に問い合わせてみました。
答えとしては「道路工事により失われた植生の回復対策を実施していて経過を観察している」とのこと。
県道266号の塩那道路区間そのものは今も存在していて管理し続けているというワケ。
https://www.pref.tochigi.lg.jp/h57/system/desaki/desaki/tusukoukisei/zyuutai7.html
考えた通り"行き止まり"ではなくあくまで"通行止め"なのは先に続く道路が存在しているからでした。
だから不自然な場所に道路標識が立っていた訳だ。
塩那道路区間は閉鎖されているだけで、廃道は廃道でも道路法で言う供用の廃止にはなっていなかった。
もっと突っ込んだ話をすると塩那道路の基本方針として廃道にするには道路工事をした部分を埋めて木々を植える必要があるもののこれをするには莫大な費用がかかるためある程度手助けをした上で山の回復力に任せている、とのこと。
閉鎖し認定を取り消しハイ、廃道!とはならないらしい。
https://yamaiga.com/road/enna/main4.html
https://ameblo.jp/zuruzuru4/entry-12131339956.html
ここに知りたかったことが書いてありましたがはっきりと確認したかった。
国に用地を返還するため...道路建設にも深い事情があるようですね。
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途中こんな看板があったので紅葉シーズンには賑わうのでしょうか。
また来よう。
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