2014年09月13日
カテロクおとうとの方です。
今日(日付が変わったので正確には昨日)は、都内からフーガで帰宅でした。
いつもの定番コースの第三京浜(高速道)→横浜新道(高速道)に乗って、下り方向に走っていると、普段とは違ったものが目に入りました。
良く見ると、前を走っている個人タクシーの行灯(あんどん)が赤く点滅していました。
みんカラユーザーさんは車好きな方が多いので、多くの方がご存知かとは思いますが、行灯が点滅しているタクシーは、強盗などを乗せてしまっている、客から暴力などを受けているなど、何かしらのトラブルを抱えており、トラブルがあることを車外に伝えています。
緊急事態が発生している可能性があるので、日産カーウイングスシステムを使い、110番。
警察官:事件ですか?事故ですか?
私:現在、横浜新道を下り方向に走行しているのですが、前方のタクシーが行灯を点滅させて走行しています。緊急事態が発生している可能性があります。
警察官:行灯を点滅させたタクシーですか?どういうことですか?
私の心の中:おいおい、ケーサツなのに知らないのかよ。これだから神〇川県警は・・・
と思いつつも、緊急ですので、
私:ご存知かと思いますが、タクシーの車両の上にある提灯を点滅させて走行しているタクシーは、強盗が乗っている、客から脅されている、暴力を振るわれているなどのトラブルがあることを知らせているんです。
と説明すると、警察官も分かったようで、
警察官:今、どの辺りを走行中ですか?
私:現在、横浜新道方面下り線を走行中。もう少しで保土ヶ谷バイパス付近です。現在確認できる状況を伝えます。車内には中年の男性らしき客が一人、後部座席に座っています。個人タクシーで、ナンバーは品川300〇XX-XX。車両は日産のティアナです。後部座席にいる客は、今は大人しくしている様子です。
警察官:分かりました。そのまま電話を切らずに教えてください。
私:分かりました。現在、今井出口に差し掛かります。・・・今井出口は通過し、本線を走行しています。
警察官:今井出口を通過ですね。
私:もう少しで川上出口になります。川上出口にてタクシーが下りなかった場合は、そのまま保土ヶ谷料金所、横浜新道終点となり、国道1号線になります。料金所を通過し、最初の分かれ道を左方向、戸塚駅方面に向かわなかった場合は、戸塚警察署を通過する可能性がありますので、PCを待機させてください。おそらくその場所であれば、タクシーと合流し、停止させることができると思います。
警察官:えっと、横浜新道を降りたら、国道1号線に入るんですか?
私の心の声:おっとぉ~。こいつ地図ちゃんと見てるのか~?頭にある程度、主要な道路はインプットしてないのか~?
と思いつつ
私:横浜新道を降りたら、自動的に国道1号線になります。あ、いま川上出口を降りずに、そのまま本線を進みました。
この間、タクシーは私が不審な動きをしているので、恐らく私の動きに気づいていたようです。タクシーの右側の車線に行き、並走して、私が行灯が点滅していることをアピールしますが、前を向いたまま、見向きもしません。ただ、スピードは対して出しませんでした。まぁ、ブログじゃ書けないスピードですが・・・
私:現在、料金所を通過。横浜新道終点です。すぐに左に入る道にタクシーが進めば、戸塚駅方面となります。進まなかった場合は、戸塚警察署を通過する可能性が高くなります。
警察官:分かりました。そのまま追ってください。
私:分かりました。現在、タクシーは曲がらずに国道1号線を進みました。このままですと、戸塚警察署を通過するか、その手前で左側の側道に入り、長後街道に進む可能性があります。
警察官:分かりました。
この時、2車線の国道1号線をタクシーは左側を走行し始め、私の心の中で、左側の側道に入り、長後街道に進みそうだなと推察。
あ、もちろん、会話しながらの走行中ですが、きちんと周りの車には最善の注意を払って走行していました。
私:え~、左側側道に入り、長後街道に入ります。戸塚警察署は通過しません。長後街道はのT字路を左折して、戸塚駅のロータリー方向に参ります。
警察官:長後街道を左折して、戸塚駅方面ですね。
私:はい、そうです。現在、赤信号で停止しました。外に出て、タクシーに向かった方がいいですか?
警察官:止まった信号は何ていう信号ですか?
私:えっと・・・信号に名前がありません!右側にファミリーマート、左側にオリジン弁当があります。
警察官:オリジン弁当のある交差点ですね。
私:はい。2車線の内、左側の車線にいるので、直進すれば戸塚駅ロータリー方面、左折すれば、矢部町方面になります。
そして、交差点付近にいよいよ近づきます。
大きい交差点なので、左折、直進、右折の3レーン(車線)になります。
この時、タクシーは左側の左折レーンにいましたが、何となく不審な動きをしていたので、客からの指示が変わる可能性も頭によぎり、幸いにも、周りに車が少なかったので、タクシーが左折レーンにいても、交差点内で直進する可能性も視野に入れて、通常では交通違反ですが、左折レーンと直進レーンの間に私はフーガを走らせ、タクシーを追尾。
私:現在、戸塚駅前の交差点に入りました。タクシーは左折レーンにいますが、左折もしくは直進する可能性があります。
すると、タクシーが思いもよらぬ動きを・・・
私:タクシーが左折レーンから交差点内で、いきなり右折しました。右方向、戸塚警察方面です。
警察官:え?右に曲がったんですか?
私:はい、そうです。急に右に曲がりました。左折レーンから、交差点内でいきなり右折です。
私の心の声:ボクを不審と思って、タクシーがボクを巻こうとしているのか?でも、巻くなら下手過ぎるし、ここじゃ、やらないんじゃないのかな。下手な奴もいるけど、個人タクシーはそこそこ運転が上手い人が多いし。。。いや、待てよ。運転手は結構、年いってそうだったな。。。となると、やっぱり事件の可能性があるのかな。。。
私:現在、国道1号線の旧道を戸塚警察署方面に走行しています。
すると、シルバーのパトランプを光らせた覆面アリオンが前方からやってきたのが見え、やったー!と思い、やや安堵の気持ちが沸き起こり
私:現在、前方の戸塚警察署方面からシルバーの覆面パトカーがパトランプ、回転等を付けながら、私の右側を通過しました。
警察官:通常のパトカーですか?
私:違います。シルバーの覆面のアリオンの車です。パトランプを付けていました。
警察官:そうですか。その車はタクシーに気づいた様子ですか?
私の心の声:えっ??気を利かせて、戸塚警察から回したんじゃないの?と思いつつ、先ほどの安堵は一瞬にして心から消え失せ、
ミラー越しに後ろを振り返る。。。
私:いえ、残念ながら、気づかなかった様子です。
私の心の声:あ~やっぱり、不祥事のデパート神〇川県警、阿〇だらけの神〇川県警だよ。パトカー乗ったら、常に緊張感もって、周り観て走れよ。なんで、ちんたら走ってるのに、すぐ真隣を通過したタクシーに気づかねーんだよ!!
と思いつつ、
警察官:そうですか。今はどの辺ですか?
私:えーっとですねぇ。。。
と言いつつ、何か場所を知らせる目印を周りを見たり、カーナビを見ながら探していると、
私:あっ、タクシーが左にウインカーを出しました。八坂神社前の交差点です。ここを左に曲がって、川の方向に向かう模様です。
警察官:八坂神社前交差点を左折して、川の方向ですか?川は何ていう川ですか?
私の心の声:この野郎!!この辺で川っつたら1個っきゃねーだろう!!地図見ろよ!!つかえーねーなー
私;えっと、何となく覚えているんですが、自信がなくて。戸塚駅の真下を流れている川ですよ。この辺は川は1本しかありませんよね??
警察官:えっと、柏尾川ですか?
あ~たしか、それだったなぁ。そんな名前だった気がする。と思い、
私:多分、それです。繰り返しますが、川は1本しかありません。
警察官:分かりました。
私:おそらく、このまま道を進んで、川を越えて、豊田立体入口交差点方面に向かうと思われます。
しばらくして、
私:現在、川を越えて、右方向、川沿いに進んでいます。右側に川、左側には日立の工場です。
この先は、進入禁止だか、右折禁止だったがあったことをやや記憶していたので、続けて、
私:恐らく、ほぼ間違えなく、このまま豊田立体入口交差点方面に向かうと思われます。
警察官:豊田立体入口交差点に入りそうなんですね?
私:はい。もう間もなくです。ところで、まだPCは1台も来ないんですか?
警察官:無視。交差点入りましたか?
私;はい。交差点に入りまして、赤信号で止まりました。右折レーンに入りましたので、このまま大船・鎌倉方面に向かうようです。
警察官:大船?鎌倉ですか?
私:はい、そうです。・・・・車が進みました。右方向に進んでいます。あ、ちなみに私は日産カーウイングシステムでブルートゥースを使って会話しているので、安心してください。
警察官:分かりました。現在位置は?
私:現在、モービルのガソリンスタンドを通過しました。大船・鎌倉方面に進んでいます。
警察官:分かりました。
私:あっ、突然、左に曲がりました。えーっと、カローラと日産のディーラーがある小さな交差点を左折です。
警察官:カローラのある交差点を左折したんですね。すると、〇〇団地の方向ですね?
私:えー、すみません。私、この辺の土地勘はあんまりないので、分かりません。・・・あ、なんか、団地っぽいのが見えてきました。えっと、〇〇〇団地とかってあります。
警察官:あー、了解です。
私:現在、直進しています。あ、右に曲がりました。そして、すぐに左方向に曲がりました。
警察官:どこを曲がったんですか?
私:すみません。住宅街で目印がなく、説明が・・・
警察官:右折して、左折したんですね?
私:はい、そうです。住宅街で。。。目印が・・・
警察官:分かりました。
私:ただ、かなり減速しているので、止まりそうです。・・・
あっ、止まりました。
警察官:止まりましたか?車内の様子は見えますか?
私:えっと、暗くて良く見えませんが、住宅の前でハザードを付けて、止まりました。そして、ルームランプが付き、精算をして、降りそうな雰囲気です。
警察官:降りそうな雰囲気なんですね?
私の心の声:あー、たまにある間違ってスイッチを押してしまって、運転手が気づいていないパターンだったのかな。大丈夫だったのかな。と、再びの安堵が訪れ、
私:そうですね。なんか、普通におりそうな雰囲気です。
警察官:場所はどこですか?周りの家の表札とか見えませんか?
私:残念ながら、表札が黒っぽいのが多くて、暗くて見えません。代わりに家に駐車している車のナンバーなら分かります。横浜XX-XX、神戸XX-XX、横浜XX-XX・・・車のナンバーから自宅の場所を調べられますよね?
警察官:えー、公園の近くですか?
私:公園ですか??
と、言い、ナビを見ると、どうやら小さな公園らしきものが近くに。
私:公園は見えませんが、カーナビの地図にて、公園らしき場所が確認できます。現在地は、公園から〇〇の方向に約100Mくらいの地図で、カタカナの『ロ』の字型になっている場所です。
すると、またしても予想外のことが・・・再び、安堵が・・・
私:タクシーがっ。道の左側に停めていたタクシーが突然、右側に発進しました。
警察官:え?動いたんですか?乗客は?
私:いえ、降りそうな雰囲気だったのですが、降りずに、右側に発進しました。
そう伝えつつ、私もPレンジに入れていたギアをDレンジに入れ直し、発進。
私:右側に発進し、また右折しました。そして、また右折して、先ほどと同じ場所に戻りました。今度は道の右側に停めています。
私は、ヘッドライトを消して、こちらが追いかける意思がないことをアピール。タクシーにこの思いが伝わるかは分かりませんが。。。
警察官:また同じ場所に戻ったんですか?どんな状況ですか?
私:えー、またハザードを点灯させて、停めています。ルームランプが付いています。あ、運転手が出てきました。
警察官:乗客じゃなくて、運転手が出てきたのですか?
私:はい、運転手です。タクシーの後ろに来て・・・・トランクを開けました。そして・・・・鞄を取り出しました。で、右側の後ろのドアを開けて、鞄を渡した様子です。
私の心の声:おかしいな。乗客はサラリーマンっぽい感じで、車内に荷物がイッパイだった様子はまるでなかった。なんで、鞄1つをトランクに入れたんだ?あの鞄は誰のものなんだ?運転手か?
私:運転手が、運転席に戻りました。そして、左後方から客がおりました。・・・・??・・・・今度は客がトランクを開け始めました。
警察官:客が下りたんですね?そして、客がトランクを?
私:はいそうです。でも、客はトランクを持っています。・・・あ、客は家に入って行きました。
警察官:乗客は家に入ったんですか。
私:はい。そして、運転手が私の方に向かってやってきました。
ここで、やってきたタクシードライバーに向かい、
私:現在、警察と電話で通話しておりまして、あなたのタクシーが行灯を点滅させて走行し続けていたので、事件の可能性を疑い、ずっと追いかけていました。
すると、運転手は自分の車を見るや、
運転手:あぁ。。。
と低い声で、見て、
警察官に向かって、
私:運転手に現在の内容を伝えました。誤報だったようです。念のため、運転手さんに、あなたに向かって電話で話していただくようにしますので、お待ちください。
そして、運転手さんに伝え、私のフーガに乗るように伝えて、運転手さんがフーガの助手席に座り、
運転手:え??電話、どこ??
私:あ、このままで話せば聞こえますよ。そのまましゃべってください。
運転手:タクシーの運転手です。すみません。何かが触れてしまったみたいで、行灯が付いてしまってました。大丈夫です。何も(事件など)ありませんので。
警察官:分かりました。カテロク弟に代わってください。
運転手さんは、フーガを降りて、タクシーに向かい、行灯の点滅を消しました。
そして、警察官に向かって、
私:すみません。お騒がせしました。万が一のことを心配し、通報しました。何事も無かった様子です。
警察官:カテロクさんのおかげで、事件が無いことが確認できました。長時間に渡るご協力、本当にありがとうございます。大変、助かりました。
私:いいえ。私も事件が起きていなかったことに安心しました。それでは失礼します。
といい、約30分間に渡るタクシー追走劇場が終了。
タクシーの運転手は、乗客の家に行き、おそらく今回のことを伝えに行っていたのでしょう。
行灯が消えて、ハザードランプだけが付いたタクシーを横目に、帰り道に戻ると・・・
刑事ドラマのお約束の如く、正面からやっとパトカーが到着。パトカーが私を無視して、左折して、タクシーの方に向かいそうだったので、一生懸命私がパトカーに向かって、パッシングをすると、左ウインカーを戻して、直進し、私とすれ違い、
パトカー:通報された方ですか?
私:はい、そうです。いま、ずっと話をしていた警察官に話をしましたが、誤報だったようです。心配ありません。
パトカー:分かりました。念のため、確認に行きます。
私:そのまま真っ直ぐに進んで、最初の角を左に曲がってください。そうするとタクシーがいますので。
なんで、こうなるの?
音を鳴らさずに、回転等だけ赤く光らせたクラウンのパトカーがゆっくり過ぎ去っていきました。
一般市民のボクが高速道路からずっと追っかけてきてたのに、サイレンも鳴らさず、そして、急いでいる風もなく・・・
誤報の可能性は私も最初から頭によぎってはいましたが、こういったことは、万が一があってはならないので、誤報の可能性があっても、常に最悪なパターンを想定しつつ、緊張感を持って対応するべきだと思うんですが。。。
まぁ、途中で何度か不思議な行動があったので、誤報の可能性が少なくないのかとかも思ったのは事実なんですが。。。
ちょっとモヤモヤした気持ちになりましたが、まぁ、事件は起きず、運転手も私も無事で良かったです。
が、やっぱり、モヤモヤ(笑
私もタクシーも、沢山の車にすれ違っているのに、誰も点滅している行灯に気づいた様子はなかった・・・
なんでだろう?まさか、行灯の点滅の意味をご存知じゃないのかなぁ。。。
だとしたら、啓もう活動ですか?みんなに知ってもらう活動が必要ですね。
あって良かった、カーウイングス!!
クラウンに乗っている場合なら、G book!!
Z4だったら・・・風切音とかがうるさくてダメだったかもwww
やっぱり、静かに走れるって大切かな?と思いつつも、Z4のサウンドは大好きなカテロクおとうとです。
完
おとうと
Posted at 2014/09/13 03:45:10 | |
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