タイトル画像 Photo By Iida Tadashi
12月10・11日 鈴鹿サーキットフルコース
寒さも日増しに厳しくなり、一年の集大成とも言える最終戦に#78VITAでエントリーしてきました。
フルコースを使ってのレースは久しぶりで伊勢志摩サミットの関係で昨年の最終戦以来の一年ぶりの開催となる。
今回シリーズリーダーとの差は9ポイント。
#78が優勝ならばライバルが4位以下の条件でシリーズ優勝のタイトルが獲得できるという、絶対負けられない最終戦です。
2Dayで開催されたが前日の公開練習には仕事との都合で参加できず、当日一発勝負で望む。
幸い予選前に少しだけ練習走行枠があった。肩慣らしで走行するが実に調子良い!
Photo By Iida Tadashi
どうやら今までに試行錯誤で足回りをセットしてきてやっと決まったみたい。
練習ですでにタイムは自己ベスト更新していた。
■ 予 選 ■ 10日PM12:45~20分間 DRY
整列する時に速そうなマシンの後ろに並ぶように企むが皆考えていることは同じ?(苦笑)
狙っていた集団の後ろに並ぶことが出来た。
コースインしてタイヤを温めながらグリップを確認する。フルコース1周半位からグリップするようになり前車との距離を把握しながらタイムアタックに入る。
手応え良い感じ。上手く行ってそうなので最後まで丁寧に走るようにする。
まずまずの走りだったかな?コントロールライン通過したら、電光ボードの表示が
いきなり 「↑1位#78」と表示が変わった。
LAPタイム見たら2分25秒7の表示が。。。
練習の時よりコンマ1秒遅かったが一応25秒台の目標達成!
まだ3周目だし安心出来ない。その後前車に追いつき少し様子見ながらタイヤを労わる。
残り時間少なくなってきたところで最後にもう一度タイムアタックに入る。
1コーナー、2コーナー、S字と実に調子良く走れている。
この周回だと思った矢先ヘアピンの立ち上がりで先行するマシンがスピン!
アワワ、間一髪正面衝突は免れたがリアタイヤをヒットしてしまいアライメントが狂ってしまった。
惜しくもアタック終了。チェッカーを受け電光ボード見ると1位#78のままだった。
やった、ポールポジションではないですか!
なかなかポール取れなかった今シーズンだったので自分を疑いましたよ。
ピットに戻ってくると皆の表情が明るい!おめでとうと沢山の方々から褒められ改めてポールポジション取った実感が沸きました。
でも接触の影響でアライメントが狂ってしまったので気分が晴れない。
メカニックチーフの懸命な調整で何とか走れるようにはなったがテスト出来ないだけに不安が募る。でも#78を信じよう!何があっても頑張るしかない!
そんな思いで決勝の朝を迎える。
24台中1位 2'25.704 コースレコード更新
■ 決 勝 ■ 11日AM9:40 START DRY
ポールポジションのグリッドは中々気持ち良い!眺めも最高!
でも後車から沢山のプレッシャーがかかる。でも何故か意外と落ち着いていた。
スタート失敗しないように慎重になる。シグナルオフ、スタート!
タイミングバッチシ、シフトアップもバッチシ!絶好のスタートが出来た。
少し後続車との距離があったので、一気に離そうと頑張る。
Photo By Iida Tadashi
オープニング今までに無いような走りが出来、後続車をグングン離して行く。
離れていくたび、気持ちも楽になり独走態勢。実に楽しく走れた。気分も上々↑
タイヤのマネジメントを気にしながらペースを乱さないように心がける。
Photo By Hiroshige Inagaki
レース周回数8LAPだが5周目をクリアして6周目に差し掛かる時に赤旗が。。。
思わず昨年の最終戦の
悪夢が脳裏を横切る。
ヤバイと思ったが、ん、待てよ、確かレース周回数の70%をクリアしていたらレース終了になるレギュレーションがあったことを思い出し走りながら計算するが8X0.7は?えーっと。。。
計算出来ません(笑)
その矢先にコースオフシャルさんが手を振ってくれた。沢山の方々が手を振ってくれたので、あははぁ~ん、レース終了だ!えっ優勝?チェッカーも受けず、ガッツポーズも無し(泣
ウィニングランは赤旗のオフィシャルの元で(苦笑
ゴールした実感がありませんでしたが、優勝したことには間違いない!
ポディウムでは盛大にシャンペンシャワーを浴びました。
Photo By Iida Tadashi
気持ちいぃ~。皆ありがとう~。ポールtoウィン!
ライバルは一時4位になったようですが、2位でフィニッシュとなり残念ながらシリーズタイトルは逃してしまいました。
しかし、この一年間タイトルを取るためにレヴレーシングガレージさんを始め、チームスタッフ、S川さん、O野さん、いつも応援に駆けつけてくれた方々と共に時には涙を流し、肩を抱き合い、励まし合い、叱咤激励を受けた沢山の想いがあり、今回の走りはFainal Rundに相応しい最高の締めくくりではなかったかと自負しています。
沢山の方々に支えられ、一年を無事に終えたことで皆様方に心より感謝致します。
そして#78VITA、よく戦ってくれました。最高のマシンだよ。たくさんの感動をありがとう!
もう感極まって涙が止まりません。
またこのマシンに乗れる日が来るといいな。
2016年 #78 NABE VITAを応援いただきありがとございました。
NABE
12月18日に人生初のモテギへ遠征。
ドリームメーカープロジェクトのチームに参加しアイドラーズ耐久で走ります。
当日現地でお会いする皆様、宜しくお願いします。
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VITA | 日記
Posted at
2016/12/17 07:50:58