本日も仕事帰りに六本木のメルセデスコネクションに寄ってきましたw
R246から六本木方面へ友人と車で走ってる最中、ド派手なC63が目に付いたため寄ってしまいましたww
といっても今回もまたちゃっかり試乗しちゃってますwwwww
まずは乗った車からご紹介しますw
今回乗ったのは先月末に大幅改良を受けた、新型Eクラスです!
今回同行した友人がW212初期のE300に乗ってるというのもあり、まじまじと展示車を見てたらいつものオネーサンが「新型Eも250でしたらご試乗いただけますのでまた乗ってから帰りませんか?」と声を掛けてくれたのでお言葉に甘えさせていただきましたw
お世話になってるDではE350しか試乗できなくて、本命の新型ターボのE250に乗れるなんてラッキー♪
それでは写真をどうぞ~!!
本国発表の時からなにかと物議が絶えなかった、このアバンギャルド顔...
私も写真で見た感じは嫌いな方でしたが、実物はそこまで違和感感じないものでした。
リアはテールランプとバンパー形状が変更されました。
サイドはフェンダーラインが大きく変えられてスッキリした印象です。
試乗車はAMGスポーツパッケージが標準の仕様だったので、18インチ仕様でサスもスポーツ仕様です。
最初はEクラに4気筒なんて違和感しか感じませんでしたが、すっかり今ではEクラスに4発というのは定着しましたね。
内装もデザイン変更が有り、センターパネルやナビが変更されています。
メーターも新デザインになっていました。
早速エンジンを掛けてみると、アイドリングは4発と言われても信じられないほど静かで無振動です。
これならE350と比べても遜色ないです。
今回からE250は新開発エンジンが載る事になりました。
MC前と変わらず4気筒直噴ターボですが、今回は従来の1.8ターボではなく2リッターターボになりました。
今回の2リッター直噴4気筒ターボはかなり凄いです。
直噴ターボなのに、成層リーンバーンを可能にしてしまったのです((((;゚Д゚))))
これにはインジェクターを改良して少ない噴射量でもしっかりとシリンダー中に燃料が吹けるようにしたり、噴射タイミングの変更、燃焼タイミングの変更によって可能になりました。
スペックも最高出力211psを回転で発生させ、最大トルク35.7kgmを1200回転~4000回転で発生させ続ける物となります。
実際に乗った感じではいままでの1.8ターボと全て何から何まで変わっていてびっくりしてしまいました。
スペック上は17ps、トルクは4.1kgmしか変わっていないんですが、こちらの方は断然パワフルで乗りやすいんです(*´▽`*)
今までの1.8はCやSLKでは力不足を感じませんでしたが、Eでは動き出しが若干ノロっとするような感覚で、素早く加速させようと多めにアクセル開けると急にトルクが来て、私はちょっと乗りづらいというか発進は気を使う印象がありましたが、今回の2リッターターボはそれが改善されていました。
改善というよりは+200ccのお陰で過給圧がかかる前の余裕が増したと言ったほうが正しいです。
そして何といっても、過給のかかり方もスムーズになっていました(*゚∀゚*)
今までは2000回転に差し掛かる手前ぐらいでグワッとトルクが一気に乗っかる感覚でしたが、今回のターボは最新ユニットらしくとても自然なフィーリングです(*´▽`*)
何といってもアイドリング直後から最大トルクを出すようになっているので発進の踏んだ瞬間からフルブーストになるというもので、ホントに3.5リッター自然吸気以上の出だしの軽さがあります。
流石に3リッターブルーテックディーゼルには負けますが、思いっきり踏まない限りはE350といい勝負をしてくれますヽ(´Д`;)ノ
そして全域で3リッターV6ガソリンのE300よりも断然速いと言えるものです。
今回の面白いところは頭打ち感をそんなに感じないことでした。
今までの1.8ターボではきっちり回るものの、上はどうしても苦しいかなぁ...と思う事がありましたが、これは5500回転を超えてもしっかりと勢いが残ったままなのが嬉しいデスねw
遮音に関してもMC前とは比べ物にならない程静かになっていました(゚o゚;;
アイドリング時点から全然違います。
今までのE250も振動は殆どありませんでしたが、どうしても「カルカルカルカルカル....」と如何にも直噴ユニットらしいアイドリング音が室内でも聞こえていましたが、これは振動も全くなければ透過音もほとんど聞こえない...
試乗同行スタッフに「ホントに250ですよね?」と確認してしまうほど静かになっているのでしたヽ(´Д`;)ノ
今までは走行中、追い越し加速かける際は250だと4発っぽい音が結構な勢いで聞こえましたが、これはちょっと多めにアクセル踏んだぐらいじゃ殆ど音は聞こえません。
そしてV6並にスムーズなフィールになっていますので、鼻先に4気筒が乗っているなんて全く意識することはないし、言われなければ何リッターモデルかすら分からないかもしれません...
246に出て、メルセデスが誇る最新直噴ターボの実力は!?と思ったので全開加速をしてみました。
SモードでESPオフの本気モードでのスタートです。
発進全開では踏んだ瞬間に35kgm以上ものトルクが炸裂して、一瞬リアタイヤが鳴きそうになりますヽ(´Д`;)ノ
何とか鳴かずに収まった...と思った次の瞬間、うお~!!これがホントにEの2リッターモデルかよぉ!!!と思わず驚いてしまうほどパワフルな加速を見せてくれます!!
恐らく60km/hから上は逆転されると思いますが、50km/hぐらいまでの加速はひょっとしたらE350よりも速いかも?.....
街中域の加速と同様、確実に全域でE300を置き去りに出来る速さをこのE250は持っています((((;゚Д゚))))
中間加速も踏んだ瞬間の最大トルクのおかげでロスなく一気に伸びていきます。
ディーゼルより軽い感覚というか、あの鬼トルクに叶わないのは承知ですが、これも加速していく感覚はブルーテックに似ています。
それでいながら上までしっかりと伸びてくれるんですから文句なしです(*´д`*)
この車にはMC前と同様、7Gトロニック+という7速トルコンATが組合わせられます。
これも制御が進化していて、今までよりスムーズになっていて最新8速AT勢と比べても何ら不満を感じないレベルに引き上げられていました\(//∇//)\
今までのE250もそうでしたが、メルセデスの7速ATって乗り方や走り方によっても変わりますが、Dレンジで変速する瞬間一瞬ちょこっとだけ回転がピクって上がってから変速するような感覚を感じる時がありました。
MT車で言う、アクセル踏みっぱでクラッチ切る感覚が一瞬だけ感じるものがありましたが、今回の7速ATはそれが完全に無くなっていました(*゚▽゚*)
制御もどんどん進化しているなぁ...と実感しました。
このE250では1800回転ほどで変速するブログラムでしたが、違和感を感じることが一切なくスグに馴染めるものでした。
でも未だに改善されないかぁ...とちょっと残念なところもありました。
それはSモードでパドル操作してシーケンシャルモードに移行する時です。
メルセデスのシーケンシャルモードは一番反応が鈍いもので、パドル操作してから実変速までのラグが結構あって感覚的に合わないなぁ~....と思うのが結構多かったです。
今回のEクラスではMモードで完全パドル変速モードにしておけばそこそこなんですが、通常走行で咄嗟にエンブレを使いたいときや、コーナーを攻め込む際にパドル変速してもなかなか落ちないんですよねぇ...
それとパドルを2回引いて一気に2速落としたい時も、あまり素早くパドルを弾くと反応してくれなくて1速しか落ちないことも多々あります。
ほかのメーカーではそういったダルダルの感じがトルコンであっても殆どしなくなってきているので、そこは残念なままだったというか、次世代の9Gトロニックが控えてるという噂なのでそういった進化はそっちに持ち越されたかもしれませんね。
乗り心地面も相当な進化が見られました。
エンジン透過音の押さえ込みと同時に、タイヤから伝わってくるロードノイズやその他の外から伝わってくる音を今までのEよりも念入りに押さえ込んだような感じになっていて、静粛性はかなり高まったと言えます。
ボケっとしながら運転してると「これSだっけ?」という程静かです\(//∇//)\
Sクラスとまで言ってしまうと大げさに聞こえちゃうかもしれませんが、少なくとも今までのE550並に静かですね(*´д`*)
ハンドリング面では、これはAMGスポーツパッケージ車で専用スポーツサスが装備された仕様だったんですがEクラスらしい落ち着き感がさらに高まった印象です。
今までのE250ではV6やV8を積んだE350やE550などに比べて良くも悪くも軽い印象があって、乗り心地も路面によってはゴツゴツ感がちょっと強めな印象がありましたが、今回のE250はシットリしてて物凄い優しい脚でした(*´∀`)
ここで凄いのはシットリ感が増しているにもかかわらずふわふわ感や頼りない感じが全く無いこと、むしろMC前のモデルと比べて粘りが効くことです((((;゚Д゚))))
今回乗ったのはワゴンですが、MC前のワゴンと比べてもリアの限界が高まっていると言うか、同じコーナーを同じ速度で曲がってもこちらのほうがしっかり感は断然高いです。
そして鼻先の軽さというのが良い意味で残されているので、素早い切り返しやちょっと攻め込んだ感じですと明らかにスパッと綺麗に入っていきます。
4気筒のネガな部分というか音や振動は消して車格に見合った質感を手に入れて、4気筒ならではの爽快感はしっかりと残されていていいなぁと思いますね( ´ ▽ ` )
そしてバランス感が絶妙で、BMWみたいな一体感のあるバランス感というのとはまた違ったものですが、意図した通りに走ってくれるというか、ゆったりとした中に絶大な安定性と程々のスポーティさが上手い具合で混ざってくれて心地いいリズム感というのがありますね。
友人のはE300ワゴンのAMGパッケージ無しの標準仕様ですが、個人的にはそれよりも乗り心地が良くて走りもすっきりしていて、MC後はE250にしかまだ乗ってないですが今回の一押しはこのE250アバンギャルドと言えそうです。
Cクラスと同様、思いっきり手を入れてフルモデルチェンジと言っても良い程改良が施されまくった新型Eですが、乗って納得ですね(*´д`*)
まだV6モデルや新設定のハイブリッド仕様には乗ってないのでなんとも言えませんが、今回の目玉は間違いなくこの新型4気筒を載せて大幅に魅力を上げたこのE250かと思います。
私もEは実用ではちょっとデカいと思いつつもこの250ならイイかもなぁと思いました。.....とは言っても本命は駐車場でこのEの隣の見切れた所に停まってて、多分かなり刺激的でもうちょいリーズナブルなあの娘なんですけどねwww
本命の娘もDではなかなか卸りない車なので時間空いた時にまたここに来ることになるかと...(;^ω^)
帰りに一緒に友人のE300乗ってきましたが本人は「あの顔は嫌いだから買い替えはないわ」と言いながらもホントに悔しがってました。
MC前のW212ユーザーの方にとっては本当に悩ましい1台となりそうです。
そして「所詮4発でしょ?」と思っている方には絶対に乗ってもらいたい1台だと思います(*´∀`)
これが冒頭で話したド派手なC63デスw
AMGの特注フルオーダーで作られたという事ですが、こんな仕様にもできるんですね。
こんな派手な仕様どんな人が乗るんでしょう(;^ω^)