本日はメルセデスのディーラーに行ってきました(*´ω`*)
担当からお待ちかねのCLAが来ましたよ~と連絡をもらっていたので凸ですw
私もこれは気になってますたww
まずは写真をどうぞ~!
フロントフェイスは物凄い迫力を持ったものです。
これの2台隣は新型Eだったんですが、まったく負けていない..むしろCLAの方が迫力がある..なんて具合です( ̄◇ ̄;)
後ろ姿はヤバイです(*´ω`*)
CLSの小型版という位置づけですが、絞るところ張り出させるところのメリハリがCLSよりも強くてエロかったです(*´д`*)
テールランプの光り方もかなりカッコ良いものです。
今回の試乗車はベースグレードだったんですが、写真の18インチが標準です。
試乗車はCLA180です。
内装もメルセデスのエントリーセダンというには勿体なさすぎるほどの質感の持ち主です。
メーターデザインはAと共通なんですが、文字盤の色調はAより落ち着いたものでした。
Aと同様、これにも「DIRECTSERECT」シフトレバーが採用されています(*´д`*)
駐車場で見たときはこれが一番下のクラスなんて嘘でしょ!!というのが第一印象でした。
E,A,CLA,Cの順で店先に並んでいましたが、Cよりも..そしてなんとEよりも堂々としていて迫力満点でした(;´Д`)
CLAはAにトランクをくっつけただけのセダン版と思われがちです。
でも外板パネルやパーツでAと共通のパーツなんて何一つないんです。
Aがとなりに並んでたのでじっくり見比べると、ライトの形も違えば、ボンネットのプレスラインもCLAの方がエッジが入ってて抑揚が付けられてたり、バンパーもAより大きくてロングノーズを演出していたり、ドアもサッシュレスに変更...といった具合です。
そして乗り込んでみても、これがエントリークラス..恐ろしいぜ..と思う質感で、横方向も広いし、パネルもAとは別物のパネルだし何よりもEやSでしか装備されていなかった特徴のあるシフトレバーのせいで上級クラスにしか思えない雰囲気を持っています。
ペダルオフセットも兄貴分のCやEと何ら変わらない自然な位置にオフセットされています。
シートの位置を合わせれば自分の体にスッと馴染むポジション取りもメルセデスのそれでした。
エンジンスタートさせて暫くアイドリングしていても、全く振動も透過音も聞こえてきません。
Dレンジにいれて発進させて道に出てアクセルを踏んだ瞬間、相変わらずとても1.6ターボとは思えないパワフルさにビビります(*´д`*)
スペック的には1.6リッター4気筒直噴ターボエンジンで最高出力122psを5000回転で発生させて最大トルク25.5kgmを1250回転~4000回転間という広い回転域で持続するものです。
でも乗ると到底122psの車とは思えない、低回転からもりもりとトルクが湧き上がってくるおかげで2.5~3リッタークラスの余裕感を体感できます。
A180の時にあまりの出来の良さに感動したこのエンジンですが、先日ゴルフⅦのシリンダー休止システム付きの最新世代1.4ターボが出たせいで今回そこまで大きな感動はありませんでしたが、1.4~1.8クラスのダウンサイジングターボエンジンの中では最高ランクの仕上がりだと自信を持って言えますヽ(・∀・)ノ
パワフルさは他のエンジンも同じぐらい..やろうと思えばこれよりパワフルなのが結構いますがトルクの出し方の自然さや扱いやすさ、乗りやすさといった面では明らかに他のエンジンよりもズバ抜けてよくできていると思いますね。
そしてアイドリング直後から20.4kgmもの最大トルクを発生してくれるおかげでストレスを全く感じない、1.6でありながらアクセルの踏みに対して何処までも忠実に欲しいと思った分のパワーを自在に引き出せるのは何回乗っても驚きます。
巡航状態では1100~1200回転前後で走ることになりますが、そこから追い越しを掛ける際やちょっと強めにアクセルを踏んだ時もモタツキ感は一切感じずに加速に移行してくれるので、乗ってて気持ちがいいですね(*´д`*)
高速に持って行ってもパワー不足や物足りなさというのはそこまで感じません。
合流時もベタ踏みしない限りは3000回転以下でうまい具合にどんどん変速して美味しい回転域を常に繋いでいくのであっと言う間に80km/hないしは100km/hまでいとも簡単に乗せてくれます((((;゚Д゚))))
この速度の乗りの良さや、パワフル感というのは1.8ターボの低出力版のC180よりも断然強いものです(;´Д`)
Bではこういったシーンで踏み始めもっさり感が強くて、もうちょいパワーを...と感じるんですがCLAではそんな事を全く感じません。
このあたりの部分はA180でも変わらぬところでした。
でも個人的に変わったなと思う部分はSモードで走って引っ張り気味で走った時の吹け上がりの良さが違うか..!?と感じました。
話を聞いた感じじゃセールスやサービスで乗った人それぞれで変わった、違いが分からなかったと意見が様々らしいのですが、今までよりも元気に回る印象を受けます。
メルセデス製エンジンの美点でもあり欠点でもある、「仕事人に徹するエンジンチューン」そのものだったAまでの1.6ターボに対して、こちらは多少の遊び要素も入れられたような感じがします。
なのでSモードで走るとメルセデスとは到底思えないぐらい元気に走れます。
そして良い意味で軽くガンガン走れます。
でも今までのメルセデスに触れた方にとっては「何だ?この軽いのは」と思う方も多いかもしれません。
今までのは「日常域こそ命」な印象が強くて逆に言えば上はパンチ不足な感じでしたが、これは上まで引っ張っても楽しめるチューンだったのが印象に残っています。
AクラスでSモード走行していると3500回転前後までは回せばどんどん元気を増す印象でそれ以上は頭打ち...ただ回ってるだけで特に面白いことはない...という感じでした。
でもこれはSモードで元気に走っても特に退屈さは感じず、4000回転以上まで回してもまだ元気で5000回転過ぎまではAよりも軽く吹け上がってくれる印象を強く感じます。
なのでSモードで走ってもとても楽しく仕上がっています(*´д`*)
それでいながら低回転のスカスカ感は全くないので日常域でも扱いやすく、ぶん回しても楽しいという1.6ターボでここまで広い回転域でストレスなく楽しめる珍しいエンジンです。
それと同時に留まることなくどんどん進化するターボには驚かされます。
エンジンが充分温まり、車にも慣れた頃に全開加速やってみました。
ミッションはSモードでESP完全オフとCモードでESPオンの2通りで試してみました。
CモードのESP介入モードは力不足こそないものの、上までそんなに引っ張んないで次々とシフトアップをしていきます。
感じ的にはBMW320dの全開加速に似ています。
「あくまでも美味しい回転域しか使わない」といった感じです。
次はSモード+ESPオフの本気スタートです。
アクセルを一気に踏んだ瞬間、最大トルクがすぐ出る事も手伝ってか前輪が軽くキュキュキュ!!と鳴きます。
1.6の122psなのでそこまでビビる加速はないですが、中々速いぞ!!!と納得のいく加速を見せてくれます(*´д`*)
それと同時に、先ほどのSモードで感じたエンジンの元気の良さがさらに実感できるものでした。
音質も若干太いものとなり、メルセデスの実用4発エンジンとしては今までにないぐらい聴かせるチューニングになっていました。
劇的に速いというわけではないので、アクセルを踏み気味で高回転維持で走っても楽しく仕上がっています。
この車にはA.Bクラス同様、7速ツインクラッチセミATである7G-DCTが搭載されています。
乗ってビックリしました。
新しいモデルに乗るたびにどんどん進化しているんです。
Bの時はそれなりにスムーズだったけどセミATだなぁ...という感じが抜けきらず、Aの時はしっかりクリープしてくれるようになって低速マナーは物凄く良くなっていました。でもエンブレの効き方が走り方によって不自然で急激な部分が否めませんでした。
CLAではそのネガな部分が根刮ぎ取り払われていて、改善されていました。
なので今まで以上に扱いやすく、そして自然なフィールに仕上がっています。
これでクラッチ制御しているの?という位スムーズで滑らかに走ってくれるのです。
そしてセミATならではのダイレクトレスポンスはそのままなので、走っててとても楽しいです(*´д`*)
DレンジでCモードで走る分にはトルコンである7Gトロニック+を使っているC180や200、E250となんら変わらないスムーズな変速制御を見せてくれます。
セミAT特有のガッツンガッツン繋ぐ制御ではなく、丁寧に違和感なく繋いでいくような制御なので、初めて乗る方や知らない方はトルコンと勘違いしてしまうかも...と思ってしまいます。
Cモードではトルコン勢と同じように2速発進なので急に前に出てしまうということもなく、VW乗りは共感してくれる方もいらっしゃるかもしれませんがDSGみたいに発進の一瞬だけ1速ですぐさま2速に変速という制御ではなく、止まってる時点で既に2速でスタンバイしているので力の抜ける感覚は感じさせない物に仕上がっています。
そして最も感心したのがクリープのつくり方がとても上手い事でした。
最近のセミATは何処も進化していて低速のギクシャクは過去の話になっていますが、それでもブレーキを離してから一間置かないと進まない..とか完全にブレーキから足を離さないと進まないといったものが未だに多いのも事実です。
A180の時もよくできていましたが、若干のジャダーを出しながらだったのでセミATだし仕方ないなぁ...と思うところもありました。
でもCLAではブレーキを離すまではいかない、緩めた瞬間からトルコンの様にスルル..と進み出してくれます。
なので「あと数センチ動かしたい...」とかそういった場面でとても重宝するでしょう。それと人並みの中歩行者と一緒になって進む際もまったく気苦労無しで極低速で進めそうです。
しかもAの時に感じたジャダーが全く出ていませんでした(*゚▽゚*)
「ドライバーにストレスを感じさせてはならない」というメルセデスらしい出来だなと思いました。
そしてVWの最新DSG同様、進歩は凄いと感じます。
Sモードで走る際も進化が見えました。
まずはエンブレ制御でした。
Aの時に感じたエンブレの効きすぎ感は押さえ込まれていて、シフトダウンさせてもグググ...と急にかかることはなく、あくまでも自然に心地いいエンブレと共に回転落ちします。
そしてシフトダウンのタイミングもA程早くはなく、2000回転前後に落ちてからシフトダウンするのでギクシャク感というのも改善されています。
アクセルを踏み込んで行っても、今まで以上に気持ちよく走れるのが印象的でした。
Aでは性格上なのか、ちょっとでも強く踏むとギアが落ちて一気にトップエンドまで吹け上がってしまうような、唐突な制御が見受けられました。
でもCLAはそこまで過激な制御はしないけど、相当元気に走るセッティングでした。
パドルシフトを使ってシーケンシャルモードで走るとホントに気持ちいいです(*´ω`*)
変速スピードは相変わらずの素早さで、VWのGTI用最新6速DSGをも負かしかねないスピードなのです((((;゚Д゚))))
そして7速で1速ごとが接近してるので繋ぎがトントンっと小気味よく決まっていくのでついつい踏んで回して...となってしまいますww
シフトダウンもちょっと回転合わせを入れて気持ち派手めにシフトダウンするので気分は盛り上がりますww
やはりエンジンマネジメントの若干の違いがあるせいか、Aよりも踏んで回してパドル操作で楽しいんです。
.....ほんの数年前までは「踏んで楽しい」とかメルセデスにはある意味無縁の言葉というか、キャラに合わない言葉でしたがこうも楽しいとは...という感じです。
乗り心地の方は、セダンボディになったということもあってかAよりも落ち着いた走りを見せます。
試乗車はノーマル仕様で、足回り関連はスタンダードな仕様デス。
でもAと違うのはスタンダードでも225/40R18という扁平タイヤを履いているというところです。
Aは17インチ、スポーツサス仕様はこれと同じサイズですが、CLAは全車18インチの40タイヤというかなり薄いタイヤと大径ホイールを履いています。
結構硬いのかな?...と思いきやそんな事は全くなくて、むしろA180のノーマルサス+17インチ仕様よりもしなやかでしっとりした乗り心地なのでした(*´д`*)
街乗りでは40タイヤを履いているということは全く意識しないで走れます。
Cのスポーツパッケージ付き18インチで硬いと思った場所を走ってもCLAでは何事もなかったかのように振動を伝えてくることもなければ、ゴトン!とかバタン!といった類の硬そうな音も伝えてきません。
幹線道路の結構荒れた路面のところを走ってもロードノイズはほとんど聞こえてこないし、ゴツゴツ感の欠片すら見せてきません( ̄◇ ̄;)
この落ち着き方はEクラスか!!と言わんばかりの落ち着きを見せます。
試しに轍が酷くて路面がグチャグチャの所でレーンチェンジしてみたり...暴走防止の路面が白黒の凸凹になってて通過するとドンドンドンドン!!となる様なところをちょっとハイペースで通過してその路面のままカーブに入ったりもしましたが、バタつきや落ち着きを失う事はどのシーンにおいても全くありません。
高速でもとても小さめなセダンとは思えない程どっしりしてて、ビシッとしています。
ここも兄貴分のEなどに決して負けない落ち着き感と、運転している側の心の余裕があります。
首都高のちょっと大きめな継ぎ目を通過してもトトン!!と通過音こそEより聞かせるものの、ハンドルに僅かな振動を伝えてくるだけで、シートには振動すら伝えてこない...といった具合です(;´Д`)
どんなシーンでも18インチ40タイヤを持て余すことなく小さいボディなのにしっかりと履きこなせています。
それ故に、高速では十分であるはずの1.6ターボのパフォーマンスにちょっぴり寂しさを覚えますね。
もっと強力なエンジンが欲しいな...と思います。
走れるスポットに連れて行くと、Aよりは控えめですがやっぱり今までのメルセデスでは考えられなかった走りが楽しい!!といった印象です。
ハンドルを切った瞬間、曲がりたい方向にスパスパと切れ込んでいくものです。
FFなんですが、恐ろしく素直でCのように何処までも忠実に車が動くという感覚は受け継いでいて、それに加えてキビキビ感も強く感じるので、安心してガンガン攻められる...
メルセデス特有の絶大な安心感を感じながらガンガン行けますww
感じ的には、Cよりも軽くキビキビと走れてFFのハンデというのを全く感じさせない脚に仕上がっていますね。
それと同時に、EやCLSみたいなビシッと芯が通った絶大な安定性も持っているという恐ろしいものです。
ディストロニック+も本格的に試してみましたが、レーダー制御もここまで来たか!!と言わんばかりの素晴らしさですね。
車速と車間距離を設定しておくと車がそれに応じてほぼ自動運転してくれます。
前が詰まったらそれに合わせてこっちも自動ブレーキ...前方がまた流れ始めたら設定した速度に車間距離に応じながら復帰...頭いいなぁコレ...と感心しきりでした。
完全に止まるまではハンドル操作さえしてれば、あとは車が全部やってくれます。
市街地でも前の車が止まったら完全停止までアシストします。
完全停止+2秒までは自動ブレーキ...それ以降はキャンセルします。
信号感知まではしないので、市街地で使ってシステムを過信すると信号無視してしまうのであくまでも高速長距離のアシストですね。
でも...私は運転は好きなので本当に疲れた時以外は自分の足使って走りたいですね。
試乗から帰ってきて、あまりにも車が良すぎてびっくりしました(*´ω`*)
今回のCLAは本気のメルセデスで、いままでのヒエラルキーに因われないクラスです。
今まではCの上がEで...といった感じでしたが、CLAは小さくても質感はE並み...走りは今までのメルセデスじゃない...
CLA180が日常用であれば相当いいなぁ...と思いました(*´д`*)
でも担当からは「Azu(仮)さんはCLA45AMG一択しかないでしょww」と言われてしまいました(;´Д`)
在庫状況もCLA180と250の今年分はゼロ...各販売店が単発で入れる見切り発注若しくは展示用の車数台が今年中に納車できる車だそうです。
CLA250の4駆とCLA45AMGは年末から生産開始のようで「45AMG選んでくれたら好きな仕様で日本で最速納車できるようにしますよw」と言っていました。
45AMGかぁ...速いんだろうなぁ(*´д`*)