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カクシカおじさん(プレミオおじさん)の"カクシカくん" [ダイハツ ムーヴコンテカスタム]

パーツレビュー

2014年11月22日

BRIDGESTONE BLIZZAK BLIZZAK VRX 165/65R14  

評価:
1
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX 165/65R14

        「 【総評】
前シーズンまでは、タイヤ屋が間違ったサイズでセットしてしまった、ブリヂストン ブリザック レボGZ 165/55R14 のスタッドレスタイヤを使っていました。その前は同じレボGZで、軽四NA車の標準サイズ 155/65R14 を履いていました。

両者で乗り比べた場合、理論的にはいろいろと言われていますが、磨耗の具合や路面状況にもよりますが、やはり扁平率の低い=薄肉の 165/55R14 のタイヤサイズのほうが雪道走行ではすべりやすい印象でした。


そこで今回は今まで使ったことのないサイズ、165/65R14の、しかも新型のブリザックVRXを履いてみることにしました。

そして今回チョイスしたこのタイヤサイズ、スズキのソリオクラスの車が標準装着しているサイズですが、コンテRSの純正サイズ 165/55R15 サイズとほぼ同等なうえ、冬タイヤに55扁平は大幅に価格が高くなるだけでデメリットのほうが多く、しかも手持ちの冬タイヤ用のムーヴの中古ホイールは14インチサイズなこともあり、軽NAの標準サイズ 155/65R14 サイズよりひとまわり大きく=幅広くしてみました。


   ----------------------------------


        ≪2015.2.15 追 記≫
  以下の文面は、あくまでも私個人の体験に基づくありのままの主張ですので、
  決して悪意はありませんのでその点はご考慮ください。


        「 【満足している点】
しいてあげるとすれば、乾燥路・雨天路の走行性能でしょうか。雪道でないところの走り心地は、とても冬タイヤとは思えないほどで、これだけならまさに感動もんです。

雪や氷のないところを走る時は、本当にスタッドレスタイヤとは思えない走り心地を持っているのと、冬タイヤにしてはかなり燃費がいいことぐらいでしょうか。比較的平坦な高速道路を100km/h前後で流した場合、リッター当たり20km近い燃費が出ました。



        「 【不満な点】
2015.2.8~12日にかけて、北陸道経由で東北地方へと出かけましたが、はっきりいって雪道走行性能には落胆させられました。

まあ確かに、この2015年 2月 9日~11日の3日間は、爆弾低気圧が北陸・東北地方を襲い、尋常ならざる大雪と強風と低温に見舞われ、東北も北海道並の気象になった点は差し引くべきだろうが、逆にこのブリヂストンの冬タイヤ最高級品とされる、このVRXの走行テストを行うには十分な気象条件と相成りました。



で、その結果が落胆の一言でしたが、とにかくなにも特別なこともない平坦な雪道で普通に発進しても駆動輪が滑ってしまうのです。元々軽四のタイヤは細く、しかも車体は軽いしトレッド幅やホイールベースも短いので、タイヤの良し悪しがすぐに分かるというか、馬脚が現れますね。

それでもまだ四輪駆動ならだいぶん違ったのだろうが、2DW・FF車の我が車での雪上のグリップ力は最悪に近い感じでした。よって雪道走破性は期待できません。

昨シーズンまで履いていたブリザック レボGZ(サイズの手違いで 165/55R14) のときには、高山市から山中が険しい岐阜県の奥飛騨温泉に行った際にかなりの大雪にも遭遇しましたが、タイヤが滑るなんて一度もありませんでした。

そのすぐあとに行った東北旅行でも唯一、大雪が降雪中の夜半に米沢から福島へ山越えをした際に、国道13号線の板谷峠付近を登坂中、リヤータイヤがわずかに滑りを起こしていただけです。


これらの詳しいいきさつは、2015年 2月 22日付けの当ブログ
    「冬タイヤの用をなさないブリヂストン ブリザックVRX と 反対に優秀なREVO GZ 」
    そのブログはこちら → http://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/35129714/
に、たくさんの写真を織り交ぜて詳しく書きました。



天下のブリヂストンも、もちろんブリザック VRXの発売前には十分にテストをしたことであろうが、しかも冬タイヤのカタログでは、すべての点においてVRXのほうがレボGZより勝っているとイメージグラフでも表示されていますが、実際に使用してみると雪への食いつきがかなり悪く、雪道走破性に関しては圧倒的に今までのブリザック レボGZのほうが良好です。

これならば販売価格の高いVRXをわざわざ買わなくても、かなり安くなっているレボGZにしておけば良かったと今更ながらに思いましたが、私は常時雪道走行するわけではないのと、買ってしまったものは仕方ないのでプラットホームが露出するまで使用し、次回はレボGZに戻すつもりです。



ちなみに私はタイヤの設計者ではないので詳細は知る由もないが、雪道走破性の悪い原因は、燃費と磨耗特性を向上するために、トレッド面を硬くし過ぎてしまったためだろうか?? 

やはりタイヤの銘柄の変更は、十分慎重にすべきだったと今更ながら反省しきりです。
問題なければ変更しないほうがベターなのかもしれません。よって今回大雪の中を走行した結果、一つだけはっきりと言えることは、新型VRXと旧来のレボGZ、雪道走行性能だけなら全く別物のタイヤだと断言できます。


エコタイヤではなかったが、旧来のプレイズをやめてエコピアになって走行性能が劣化したり、VRXより旧製品のレボGZほうが、断然雪への食いつき性能が良かったという、旧製品のほうが良いという珍しい事例でした …… これらの点はあくまで私の個人的な印象ですが、最近のブリヂストン、ちょっと、いやかなり変ですね。
  
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BRIDGESTONE BLIZZAK VRX 165/65R14

4.59

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何シテル?   12/30 01:52
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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