ダイハツ(純正)　 バッテリー端子カバー 82823-B2020 / バッテリーターミナル 90049-75013 ほか  

　
前項のオルタネータ端子カバーに続き、同じく劣化しつつあったバッテリーターミナルＡＳＳＹと、＋端子にはめる赤色の防護プラカバーも同時に新品交換して、接触不良等による発熱やらショートを防ぐべく、各所を更新しておきました。



ただバッテリーターミナルの－側はメインハーネスから分離できて、バッテリーの端子と結合するところは無事更新できました。

しかし軽量化のためなのか、安全上のためなのか、はたまたコストダウンのためなのか、＋側のターミナル端子は分離できない仕様なのにもかかわらず、１枚物のプレスによる非常に貧弱なターミナル端子の構造なので、整備のためにバッテリーを幾度も脱着すると、バッテリー側の接続部が少しやせるだけで、すぐにターミナルがぐらついてしまうという好ましくない状態に。

もちろん本当は＋側のターミナルも交換したいのですが、どうやらメインハーネス丸ごとでないと更新できないようで、現在はターミナル側の端子を少し変形させて外れないようにしている有様です。



社外品の頑丈なバッテリー接続端子をメインハーネスにカシメて使うことも考えましたが（自宅にエビ製の６０スケアーまでのケーブルをカシメる工具があるため）、今度は＋端子の保護カバーが合わなくなるので現在のところ交換は見送っています。正直こんなところでのコストダウンなどやめてほしい …… というのが本音です。

車の各部品の中でバッテリーの交換頻度は結構高いほうなのに、ダイハツもすでにトヨタ化しているのか、こんなところで１００～２００円ほどの部品代をケチるなと声を大にして言いたいです。

メインハーネスの交換となると何万円もするから正直腹が立ちますし、最悪バッテリー端子から＋側のターミナルが外れて、車体のどこかに触れますと、オルタネータからの発電された電気が丸ごとショート → 車両火災という最悪な結果になるかもしれぬのに。製造メーカー（今回はダイハツ） の良識を疑います。