再会

さて、年末年始は毎年恒例の鉄道の旅に行ってきましたが、九州で懐かしい電車と再会することができました。

その電車は元常磐線の415系で、2007年3月のダイヤ改正で営業運転を終了・・・すなわち引退し、


高萩や勿来で留置された後廃車・解体されてしまいましたが・・・


JR九州での運用の都合により譲渡の話が出て3編成が2008年12月に九州へ旅立ちました。



この譲渡された編成は勝田車両センター（水カツ）K607編成（K807編成を4両に短縮）、K620編成、K525編成で、九州到着後はJR九州の仕様に改造した後Fm507、Fm520、Fm1501編成となりました。

※画像はググったら出てきた画像を使用。


この元常磐線の415系に会うのは今回の旅のひとつの目的でした。

そして2014年12月31日・・・小倉駅にて


Fm1501編成（元水カツK525）がやってきました。
編成番号をよく見るとFj1501になってます、南福岡（本ミフ）から門司港（本コラ）に転属していたんですね。


よく見ると転落防止幌の帯色が・・・


その後一旦バッジを取りに門司港へ行き小倉に戻ってくると・・・


今度はFm520・・・じゃなくてFo520（元水カツK620）の姿が・・・
こちらは大分（分オイ）に転属したようですね。



常磐線の415系500番台は700番台を組み込み7両編成を組成するのがセオリーとなっていましたが、このK620編成は何故か4両単独のままでしたね。

後で調べたところ残り1編成の元K607編成はやはり大分に転属していたようで、今回は見ることはできませんでしたが元々ダメもとで2編成も見れたので運が良かったんでしょう。欲をいえば乗りたかったですが


JR九州では交直流の新型電車を製造しておらず、交流車の新製で福岡周辺の運用が減らされ0番台が全廃される等少しずつ活躍の場は狭まっているものの関門では未だに415系の独壇場ですので当面のあいだはまだまだ活躍が見られそうです。