NDのマツダコネクト画面割れで黒縁ディスプレイに交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2
ディスプレイはモノタロウでも購入できます。
品番はN243-66-9C0Aのようです。銀縁なのかな?
自分はMAZDA2(デミオ)の中古ディスプレイ部一式を購入し、ディスプレイのみを取り付けてみました。
MAZDA2のディスプレイは黒縁で、CMUデートコードは2019年でした。(写真)
マツダコネクトについてですが、金具やプラは車種別になっていますが、ハードウェアは共通となっています。
ただ、ディスプレイの土台側である、マツダコネクトのコネクティビィティマスターユニット(CMU)については、ハード自体は共通ですが、ブートROMが車種毎に違うようです。
マツダ技報、マツコネについて
https://www.mazda.com/contentassets/9530a0c27d224347b74fd2d1b04b781b/files/2013_no006.pdf
車両内部パラメータのAsBuiltというパラメータがあるのですが、マツダコネクトで車両パラメータを変更した時に実際に変更される実パラメータになっています。
このasbuiltは、NDロードスターとMAZDA2(デミオ)とCX-3はかなり似た構造になっています。CX-5やMAZDA3(アクセラ)のAsBuiltは、NDのとは構造が大きく違います。なのでCX-5などのCMUは、パラメータの書き換え先のAsBuiltのアドレスが違うのかも?AsBuiltが似たMAZDA2のCMUをNDに付けた場合、動く可能性は高いですが、車両パラメータを変更するとなるとAsBuiltの書き換えアドレスが違っている可能性が少しあるため、自分はCMU交換をしませんでした。(車両ステータスのメンテナンスのオイル点検とかにNDのイラストがあるけどCMU変えるとMAZDA2の絵になりそうってのもあります)
今回CMUはNDの既存そのままで、ディスプレイのみの交換を行いました。画面表示できたので、NDの既存CMUが製造年度の新しいMAZDA2用黒縁ディスプレイと、うまく通信できるというのが確認できました。
追記:後で調べたら、なんとCX-5系の7インチを付けられた方までみえました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/2628190/car/2194109/11182854/parts.aspx 3
ディスプレイを外していきます。
まずはバッテリーのマイナスを外します。
次に内装を外していきます。
取り外す内装は、、、
Aピラートリム左
スカッフプレート左
フロントサイドトリム左(足の横の発煙筒の奴)
ゴムモール?左(スカッフプレートの前のゴム)
ロアパネル左(助手席膝上のデカイ奴、デコレーションパネル)
センターパネルNo.2(中央の角型エアコン吹き出しとハザードの奴)
メーターフード(浮かすだけで良い)
ディスプレイ(ディスプレイと、その土台のCMU)
となります。
内装の外し方は、下記のKen@ndさんの記事を参考にして取り外しました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2423046/blog/43125290/ 4
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ディスプレイの金具やプラはNDのとMAZDA2用は違っているため、金具等の入れ替えをしていきます。(写真、右がND)
ディスプレイへのケーブルと配線固定のプラピンを外し、更にND用のディスプレイ周囲のダッシュボードプラもネジを取り外して、ディスプレイのみにします。
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ディスプレイの裏面のプラも形状が違うため、金具の他にNDの画面裏面のプラも流用します。右がNDのです。
画面裏面の下にあるネジを外すだけで画面裏面のプラは外れます。(写真に映っているシルバーの小さいネジ)
NDの画面裏面のプラは、膨らんできていたので変えたかったけど、MAZDA2のは付かないので仕方ない。
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画面裏面のプラを外すと、金具にネジ4点で基板と画面が固定されているので、ネジ4つを外します。次に金具にプラ爪で画面裏面の4端が引っ掛かっているのでプラ爪を押して、金具と画面を切り離します。
ディスプレイの基板が見える、ここまでバラす形になります。右がNDのです。
基板は乗っているチップのサイズも違っていて、別物でした。
なお金具に噛み合う爪の位置や、ネジの位置は全く同一でした。ネジは大小ありますが、プラスドライバーだけで行けました。プラ爪を金具から外す時にマイナスドライバーが要るくらいでした。
ディスプレイを組み立てます。ND用の金具黒枠画面とをネジで固定し、画面裏面のプラを付け、次にダッシュボード周りのプラを固定します。ND用の既存CMUと黒縁ディスプレイをケーブル接続し、ディスプレイからの金具をCMUにネジで固定します。
ネジはどちらのでも使えそうでしたが、画面の真下にあるダッシュボードプラと画面とを固定するネジ2本だけがMAZDA2のよりNDのが長かったので、そこのネジは長いNDの方を使いました。(真下からダッシュボードプラを挟み込んで固定するネジで、ダッシュボードプラの厚み分、NDのネジの方が長くなっているようです。)
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組み上げたディスプレイとCMUを車両に取り付けていきます。CMU裏のコネクタ6個を取り付け、ディスプレイ下の金具に10ミリネジで固定します。ハザードの内装を浮かせたままコネクタを仮で付けたら、バッテリーを繋いで画面表示するかチェックしました。
無事に既存ND用のCMUと、MAZDA2の黒縁ディスプレイで表示できました。タッチパネルも感度良く正常でした。新しいディスプレイは見やすくなっているようで以前より綺麗に表示されていました。
ただ、テストしていたら画面明るさ調整で、初回調整時に画面表示の異常が出ました。(エンジンオフ後の2回目エンジン始動からは画面明るさ調整は正常になった)
新ディスプレイにして明るさ調整をマイナス3段目にしたら、真っ暗になった直後にかなり暗い表示に変わる、という謎の変化をしました。
明るさ変更の初期状態がCMUとディスプレイでズレていたまま繋いだから?か、明るさ変更の最大値のパラメータをCMUが格納してなかったから?なのかな?マイナス3段目でディスプレイの明るさ調整幅をオーバーしてしまったみたい。いきなり真っ暗になってディスプレイが壊れたかと焦りました。
2回目のエンジン始動後からは、明るさ調整の初期状態が合致した?のかCMUに明るさ変更の最大値が格納された?のか、明るさ調整は正常に変化するようになりました。またライトのオンオフでの画面明るさ変更も問題はありませんでした。良かった。
その後、残りの内装を戻して終了です。
正面にあり目に付きやすい画面の縁が黒くなったので、車内のデザイン?イメージ?も変わりますね。
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