MonotaRO 放射温度計MRH-1  

以前AVOでビッグローターキットを入れた際に、チェック走行後の温度をこういうガングリップ型の温度計で測ってたのがとてもよさそうだったので、似たようなのが無いかと探して見つけたのがコレ。
AVOで使ってたDENSOかどっかの本業用とは精度などは違うんでしょうが、これだけ安ければ文句無いです。
3000円以上なので送料も掛からないし。

使い方は、ガングリップを握ってトリガーを引くだけ。引いてる間赤いレーザーが出て、当たってる部分の表面温度がリアルタイムに判ります。
温度範囲が-30～550度と広いので、ブレーキ周りのチンチンに熱くなる部分の温度をチェックするにはとても有難いです。

今回入手すぐにサーキット走行会の機会があったので早速試しました。
走行後１周クールダウンしてパドックに戻って数分してから測ったという条件ですが、
・ローターはフロントで250-300度くらい、リアで150-170度くらい
・キャリパーはフロントもリアも130度くらい
・フロントのローターは内側も外側もほぼ一定の温度だが、リアのローターは外側より内側が明らかに高い。フロントは４POTキャリパー、リアは片持ちなので、リアは暖まってきてローターが反ったりした時にパッドを上手く当てられていないのではないか
というようなことに気づくことができます。

また当然タイヤ温度も測れます。走行後まもなくだと一番きつい左前タイヤの温度は80度弱くらいに達します。
今回はタイヤは詳しく測定しませんでしたが、タイヤの内側／外側、フロント／リアの温度の上がり具合をマメにチェックすると、タイヤを上手く使うための勉強になりますね。

なかなか面白いモノだと思います。

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