光る君へ　石山寺宇治散策（石山寺編）

本年のNHK大河ドラマは光る君へ

平安時代に千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部を吉高由里子さんが演じています。

本日はその舞台となった滋賀県瀬田の石山寺と京都宇治を散策いたします。

桜咲く日本三古橋・瀬田の唐橋を渡って


桜散る瀬田川沿いを走って


程なく石山寺

桜は散ったとて大河ドラマ効果は大きく駐車場が満車で空きができるまで台数にして5〜6台、時間にして15〜20分ほど待ちました。

あとで聞いたのですが、4月14日（日）放送の「光る君へ」第15回に、紫式部にゆかりがあるといわれる「石山寺」が登場するのに合わせ、藤原寧子役の財前直見さんが1時間ほど前に訪問されていたそうです。


噺家さんによる紫式部の半生に渡るお話も聞けますが次回にとっておきます。


そんなこんなで、ちょうどお昼時なのですが、どの飲食店も長蛇の列、お団子で空腹をごまかし、
ほたるの里　寺前浪漫店　石山寺名物　揚げみたらし
日本最古で日本五大銘茶　御幸茶舗　朝宮茶


先に散策する事にしました。
東大門から


境内侵入し


入場ゲート
拝観料と大河ドラマ館の入館料でしめて千円也。


大河ドラマ館
大河ドラマ「光る君へ」に登場する衣装や小道具、撮影の裏側を知ることができるパネルなどを展示。キャスト・スタッフのインタビューなど、大河ドラマならではの映像を４Ｋシアターで上映。






境内散策
階段を上り終えた先に


非常に大きな岩の上に


寺院建築物がそびえており圧巻でした。


平安時代寛弘元年（1004）、紫式部は時の中宮の新しい物語を読みたいというリクエストを受け、新しい物語を作るために石山寺に七日間の参籠をしていました。


そのとき、琵琶湖の湖面に映える十五夜の名月を眺めて、都から須磨の地に流された貴公子が月を見て都を恋しく思う場面を構想し、「今宵は十五夜なりけり」と書き出したのが『源氏物語』の始まりと言われています。


他にも『枕草子』『蜻蛉日記』『更科日記』などの文学作品に登場するなど、石山寺は平安王朝文学の開花の舞台となりました。


散策が終わる頃、飲食店に空きができ入店に成功し初夏の陽気に汗ばみ気味でざるそばを食しました。
そば処　小松家
お蕎麦は結構太いです。すすってみるとやはりもごっとする初めての食感。
しかしながら、お蕎麦を噛み始めると、蕎麦の香りも高く、肉厚のその食感が食するという行為を加速させ、ほぼ一気食い、ものの数十秒で完食してしまいました。


宇治編へ続く