寒くて億劫ながらも温めている案件でリアリーディングライトを取り外し調査を実施しました。取り外し方にはちょっとコツがあるので、整備手帳にあげておきましたが、近頃の自動車にビビる事件が発生。
この案件で図面は見たものの、実際の回路は調査しないと分からない状況にありまして、本日はリアリーディングライトの取り外しを行い、各コネクターの電圧モニターをしておりました。ただ色々調査しておりましたが、どうにも電圧の変化がほとんどない。これはおかしいと思いましたが、最初の1回目だけ一瞬電圧が出るのを思い出した。
あー、これってどこかでこのユニットモニターしていて異常を検知して自動で切ったやつだと気が付きます。ということで、本日の調査は空振りということで、全部元に戻して機能確認をしたところ....
あれ??
リアリーディングライトが何やっても点灯しない....
VCDS を接続して確認したところ、リアリーディングライトのショート/オープンを検知とありました。結局この DTC を clear して復帰。
リアリーディングライトは LED とは言っても、どうせ電球と同じでしょという思い込みから単純に考えて作業をしましたが、LED をモニターし、しかも異常時には電圧を出力しないとか、真面目な制御をしているので VCDS 等が無いとおいそれと弄れません。買っててよかった VCDS って感じです。
ちょっと温めている案件は後日再調査してみたいと思います。
PS
リーディングライトユニットを取り外してフロントオーバーヘッドから、リアライトを ON/OFF したのでエラーを検知しています。単純に交換だけなら、エラーも検知されませんし、VCDSも不要です。(ドアも開けちゃダメかも)
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Posted at
2022/02/06 15:53:33