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イッテツガエシの愛車 [トヨタ SAI]

整備手帳

作業日:2016年2月9日

オーディオの設定、微調整がなかなか決まりません。

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
 最初の構想では、この写真のオーディオセットで音はうまくまとめられるはずでした。
 実際に、これら機器の設置後、テスト音で設定微調整を幾度となく重ねこれで決まったと思っていました。
 ------------------
★ヘッドユニット:イクリプスANV-SZ04iW
+追加パワーアンプ:カロッツェリアGM-D1400
◆前スピーカー:ソニックデザインTBM1877Ai
◆後スピーカー:ソニックデザインTBM1877(ツィーターレス)
◆ウーファーユニット:カロッツェリアTS-W3020
+ウーファー用アンプ:クラリオンAPA2180
 --------------------------

・・・しかし、聴覚をリセットし無意識で走行しながら聴いてみると…、

<あれっ、音がいまいちしっくりこない…>

 これが実際に走行して聴いてみる分にはとどうも良くないのです。何といいますか、どうも音が鮮明さに欠けパワー感はあっても粗いのです。停車中に測定&試聴する分にはさほど感じないのですが走行中に自然体で聴こえる感じる音がどうも粗くてよくないのです。
2
<勘違い>
 そして、その後いろいろスピーカー配線の点検や音質設定の試行錯誤を繰り返し、粗方その原因と対策が見えてきました。どうやらナビ取付け当初(追加アンプなし状態)に感じた、メリハリ、パワー不足感、その原因がナビのパワーアンプ系にあると思い込んで勘違いしていたようです。

<思い込み&知識不足による単純ミス>
 実は、恥ずかしながら当ナビの取説は読んだことがなく、このナビについている機能「E-VOLUTION」なるものをサイバーナビのような速度連動ボリュームだと思い違いしてONにしたままになっていたのですが、どうやらこれは音楽データの音量自動調整機能のようでこれをONにするとなぜか中音量以上でパワー感、メリハリが全然なくなってしまいます。

 そうだとも知らず単なる思い込みでパワーアンプ系が極端に弱いものと思い込んでしまっていたのでした。とんでもないマヌケな思い込み、勘違いです。
3
それで、
<増設アンプは取り外し>
 当然ながらこの「E-VOLUTION」なるものは解除、もちろんその他の余計な「ハーモナイザー」「SFC」「ラウドネス」機能も当たり前ながらOFF。できるだけ原音をいじらないよう気を付けたうえ、

 結果的には、追加パワーアンプも取り外したうえで、ウーファーの設定を再度見直し、その他各設定調整もすべて一から設定しなおしてみますと、

 これが見事に万事解決できました。現実的には恥ずかしくて公開もためらうほどマヌケな状況でした。

※そもそも、安易に追加パワーアンプ(廉価版のカロッツェリアGM-D1400)を増設してしまった事も間違いの始まりだったようで、
 もともと当ナビ側に音声プリアウトがなくRCA接続できないにもかかわらず無理にスピーカー接続にて少々無理な設定調整しなければならなかった事自体間違いでした。RCA接続でないと設定がうまく行くはずもありません。
 メリハリ、パワー感は出てきても粗さが目立つのはやはりアンプのスピーカー出力接続に原因があったようで、当方のケースでは無駄に電力を消費しているだけにしかなってなかったようです。

★くれぐれもアンプが悪いという事ではありませんのでもお間違のないよう…。

※なお、スピーカーラインは純正配線のままですが、こちらは大音量時の問題ではありませんし、ミッドの帯域ですので無関係だと思います。
4
<そして方針転換>
 その後、アンプ(カロッツェリアGM-D1400)を取り外し通常のナビ内蔵アンプ出力(前後4スピーカー)+ウーファー(アンプ/ウーファーセパレート型)にて(ちょっと危ないですが)走行中も再度調整しなおしてみる事、数日...。
 意外にもイクリプスナビ内蔵アンプだけで十分パワフルでクリアなサウンドを実現することができました。
 イクリプスナビSZ04iWもなかなかどうしてその秘められたポテンシャルをうまく引き出せば(うまく調整設定が決まれば)なかなかすばらしい音になる事を思い知りました。
 それはそうなんです、購入価格は安かったものの一応イクリプスの上級機なのですから。それより最初からそのポテンシャルを引き出せない(というか機能を理解していない)うちにアンプ追加という誤った自身の見立ての甘さを悔やみました。
 自身、大音量を求めていたわけでもなく、また大音量での解像度やパンチ力を求めていた訳ではなく、あくまでも通常~通常+α程度、時にやや大き目な音でのクリアなサウンドを求めていた訳で、緻密で正確な音、かつスピード感、鮮明さを重視していたにもかかわらずいつしか指向を見誤ってしまっていたようです。

※音合わせには手軽なところでは、「カーオーテ゛ィオ・ハ゜ーフェクト・セオリー・フ゛ック 2 サウンド・チューニングMaster(CD付) (GEIBUN MOOKS 694)」などを利用すると良いと思います。また、最終的には比較的ダイナミックレンジの広い音が入った曲~聴きなれた音楽を再生してみるとわかりやすいと思います。
5
<具体的には>
まず、「E-VOLUTION」問題以外での大きな間違いその1に、

◆まず、アンプのゲイン調整が上手く合っていなかったようで、ややVオーバー気味のほぼ中立付近がうまく合うようです。よく言われる「鯛は腐る直前が一番うまい」というように歪む限界付近、その寸前の入力V数がやはり一番合っているようで、それまで手堅く低目にしていたゲイン設定が甘かったようです。

◆その2、それ↑↑で合わせるとウーファーの位相設定を間違っていることに気づきました。
 テスト音で停車中に前記のセットで試聴しながら設定して行くと一見、位相逆相の方が正常に聴こえたためそれを決め込んでいましたが、よく考えるとよほどのことがない限り通常位相反転(逆相)が合うケースは少なく、ノーマル位相でもう一回、機器と自身の聴覚と脳をリセットし、無意識で走行中聴いてみると…、やはりこれが違っていました。
 ノーマル位相(正相)が正解でした。

◆さらに、その他の設定は、最終的に①か②のパターンがよさそうで、
-------------------
①ナビ側スルー(ウーファー出力も限界くらいまで絞る)+アンプ側ローパス最低周波数&ゲイン中立付近
②または、ナビ側63Hzでクロス設定(ウーファー出力低目)+アンプ側ローパス80Hz付近設定&ゲイン中立付近
---------------------
 で、結局、②の方向で再調整しました。
 と言いますのが、どちらかというと停車時、そして小音量時は①の方が自然なのですが、一方で走行中、音量を上げるとやや音がバタつき気味でウーファーの方も中域/中低域カットが甘くなるためか車外音漏れがひどいのです。
 そんな状況で結局、最後は②の方向で設定。これですとウーファーの車外音漏れも少なく音量を上げた時、ミッドの中低域バタつきもありません。

※いずれも滅多なことではバタつかない、音割れしないスピーカーではありますが、それでもミッドが暴れないからでしょうか。こちらの方が音量上げ気味の時しゃきっとしています。

 あとイコライザーもテスト音で中高音域の再度設定しなおし。ただソニックデザインTBM1877Aiの方はかなり正確な音合わせがされていますのであまり大幅な変更はしない方が無難で実際にほとんど無調整で、かろうじて800Hz付近を少々下げ気味、12kHZだけ少々ブーストすると最適なようでした。
 なお、やっかいな定在波は意外とその発生が少ないようで、これで何とか納得の音に近づけました。
※ツィーターがダッシュ上の内蔵になりますが、この場合、むしろガラス反射により良く響きますのであまり高音域をブーストするとシャリシャリ音がきつくなります。
6
<その結果>
 不思議なもので低音域が決まると、中高音もキレイに決まり、音の抜けが良くなり鮮明さが出てきて繊細な音がはっきりキレイに聴こえるようになり歪みっぽかった音がすごくクリアになりました。
 低音域の質がすべてを決定づけると言いますがまさにその通りになりました。
 ちなみに超低音域は通常あり得ないほぼ振動に近い25Hzをこともなげに平気で再生してくれますのですごい臨場感とスケール感です。

 結果的に、ソニックデザインのキレイにまとまった鮮明で緻密かつメリハリ、スピード感ある音に加え、ウーファーで超低音だけを加えた格好になりますが、これが今のことろ自分自身にとって最適なセッティングのように思えます。
7
ついでに<DVDチェンジャー設置>
 面倒ですので今回DVD関連の方はi-Podの方にまかせ、設置は見送ろうかと思っておりましたが、写真のようにここに置いてくださいと言わんばかりの空きスペースがありましたのでこの位置に設置してみました。
※ご丁寧に留めバンドまで用意されています。もちろんそのために用意されているわけありませんが、当方にはついそう思えてしまいます。

 配線は、HB機構にできるだけ近づきたくないですのでシートを取り外し正確に配置しました。


<ウーファー用アンプはスペアタイヤ部に収納>
 このように、ただでさえ狭いトランクスペース、これをウーファー類が大きく占拠してしまっている状態ですが、実際には意外とじゃまになっていません。平べったいウーファーボックスですのでこの上に物を載せられますし。
 ただ現状、アンプだけは邪魔です、性質上、物も載せられませんし。そのような状況ですので当アンプは現在、スペアタイヤスペースに移設し発熱問題がないか確認中です。

※取り付けは今後の機種変更もありうる事を想定のうえ、あえてガチガチに固定せず、このスペアタイヤスペースの底一面にエプトシーラーを敷いてその上に乗せただけ、これだけでも十分滑らなくはなりますが、念のためさらにスペアタイヤネジ穴を活用してプラ板をかましてアンプを挟んで仮固定しておきました。
 なお、前シート下への設置も考え考えましたが、あいにくこちらは意外なレール突起があり高さ的に無理でした。
8
<まとめ>
 とりあえず写真のように現状でこれだけ釣り具などの荷物をぶち込んでもOKです。
 なお、スペースの犠牲はありますが、ウーファーはこのまま当機器で通したいと思います。やはりこの30cm口径のスケール感は他では得られない捨てがたいものです。この超低音、スケール感を体感しまった今、スペース犠牲など些細なことで、他のもの代用というのは考えられません。
 たとえ狭い車内空間ではあってもこの超低域があるとないとではえらい違いなのです。通常のスピーカーで再生しきれない(ボンボン響くだけの)見せかけの低音とは別次元の20~30Hzが加わるだけで音全体にすごいスケール感が出て相乗的に中高音も不思議とキレイに聴こえるようになってくるものです。

 <電力消費は抑えたいと...>
 加えて、追加パワーアンプを取り去ったことで無駄な電力消費がなくなったのも大きいと思います。これが想定外に結構な電力を食っていましたので。
 実際問題、ハイブリッドエコカーに見合うようなライト類をはじめとする各電装品類が電力消費の少ないものになっているにもかかわらず、躊躇なく電力を大食いするハイパワーアンプ類を平気で追加搭載するのはどうかと思いますのでパワーアンプ類のオーディオ機器追加はもうこれで(ウーファー用アンプだけで)やめておくことにします。

 一応、これで仮終結しましたが、この先まだ進展があれば再度UPします。

 イクリプスナビを見直したと同時に安易な思い込みでの失敗を反省した今回です。

以上、長々と失礼しました。

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