シート下に落ちてたスプリングの正体は？

ある日、助手席シート下に物々しいスプリングが転がっているのを発見しました。
全長は約26cmで、手力で両端を引っ張ったところでビクともしない強力なバネレートです。

これほど強力なバネが外れたとなると、シート動作に何等かの異常があるはず・・・と一通りの操作を行ってみましたが、特に異常なし。。。

そのまま放置するのは安全上の不安を感じたので、ElsaWinで調べたところ、部品名は「テンションスプリング」とのことだが用途は不明。

次に、ETKAで調べたところ、シート座面の高さ調整用部品であることが判明。

しかし、実際にシート高の調整レバーを操作すると、ちゃんと上下するので、何故かしら？と、もう少し調べてみると、このバネはシート両サイド（計２本）に設置されており、片側１本が生きているお陰でかろうじて動作している模様。

外れたバネの取り付けを試みましたが、バネのフックを引っ掛けるリベット？がポッキリ折れていることが判明し、簡単には修理できそうにありません。リベットを修理したところで、バネを手力で引き延ばすこともできないし。。。

致し方なく、助手席オーナー（嫁）に使用状況をお伺いしたところ、シート高は目一杯下げた状態でしか使用しないということなので、潔く、修理は諦めることにしましたvv

おまけ：シート脱着手順

おまけ：シート分解図

おまけ：テンションスプリング（インナー／アウター）の部品番号

おまけ：バックレストリリースハンドルの部品番号