2013/09/30
関東クルーズの「妙義軽井沢ツーリング 」が行われた際に運営ヘルパーとしてご依頼を受けさせて頂きましたので、このチームの連絡方法が「デジタル簡易トランシーバー」でしたので技術的な進化に興味がありましたので知り合いの業者から譲って頂きまして今回使用した感想や注意点などを専門的な言葉を抜きにして書きたいと思います。
先ずはこの「デジタル簡易トランシーバーって何ですか?」と言うところから入らせて頂きます。
一般的な人から見ると「トランシーバー、デジタル簡易トランシーバー、アマチュア無線、業務無線、特定小電力無線」の区別がつかないと思います。イメージ的に言うとトランシーバーは玩具の延長でアマチュア無線は特殊な趣味、業務無線は仕事用って感じかと思います。更に踏み込んで書くと「どれが免許が必要、必要ない」と言う質問に当たります。
まあ、細かいところは省きますが「レジャー用途」で免許が必要のない物は「アナログトランシーバー、デジタル簡易トランシーバー、特定小電力トランシーバー」です。
では、その次に「車の移動中に雑音等がなく、10台程度の列になって使えるものがあるか?」です。それを考えると特小は出力が弱すぎて2台でも厳しいときがあり、アナログは既に廃止の決定が決まってますのでパス、残るはデジタル簡易トランシーバーなんです。
ではデジタル簡易トランシーバーってどの位の距離を飛ぶかと言うと、、、とその前にこのタイプには実は大きく分けると2種類の設定があります。1Wタイプと5Wタイプ。5Wの方が電力を多く使いますが距離は飛びます。但し1Wでも1キロ程度は飛びますので用途として十分と言えば十分だと思います。5Wタイプは5倍まではいかないで2,3キロと考えた方がでしょう。
結論から言うと携帯電話等1:1の通話ではなく、連絡事項等を話しながら車での移動を行うツーリングチームの方は「デジタル簡易トランシーバー」が便利と記載させて頂きます。但し商品を探す際に注意点があります。それは「デジタル簡易トランシーバーにも3種類が存在する事」です。では、何を買ったら良いかと言うと「レジャー用規格の3R」です。(3Bは業務用、3Sは上空用)
この3Rのデジタル簡易トランシーバーをお持ちならば「機器は関係なくチャンネル等を設定すると会話をシェアすることが可能」になります。
最後に重要な注意点)
移動中の車での使用の場合、機器を持ちながら走行すると携帯電話同様の罰則を受けます。道路交通法での記載では「通信機器を保持しながら走行をしてはNG」などが記載されておりますので「保持=手に持った状態」はダメなんです。ですので必ず「スピーカー内蔵別体マイク」のような物が必要になります。但しそれも手に持ちながら喋るのも違反になる可能性があります。ですので付属クリップを装着して洋服に付けておけば、必要の時にボタンを押すだけの作業になり「保持せずに操作が可能」になります。
あと、この「スピーカー内蔵別体マイク」には機器にマッチした設定の機器以外は使う事が出来ません。安いタイプを通販で買っても使える保証はありませんので気を付けて下さい。更にスピーカータイプではなくイヤホンタイプも存在しますが、条例により使えない県が増えております。ですので、イヤホンではなく、スピーカータイプをお勧めします。
更に簡略的な言葉だけで記載すると「デジタルトランシーバー 3R 5w (1W)」で本体をネット等で探してから、その機器にマッチした「スピーカー内蔵マイク」をお求めになり、購入後に申請を行えば簡単に使う事が出来ます。
最後までお読みいただきありがとうございました。何か間違い等がありましたらご連絡頂ければ非常に助かります。但し素人でもわかる文面にしておりますので玄人の方が読まれたら誤解を生じさせる可能性もあります。
余談)デジタル簡易トランシーバーは略して「デジ簡」、「デジトラ」などと言われております。
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2013/09/30 18:00:40