2024年04月21日
※この記事ちょっと長いうえに参考になるようなことないです。ただの備忘日記なのでごめんなさい。
タイトルは往年の電気グルーヴの曲とは全く関係なく、ましてや原付バイクのスパークプラグをチェックしようとプラグをフレームに当ててキックをした時の懐かしい感覚の話でもない。
今回の話題は害獣除けの電気柵である。
親父が死んでから約3年半、親父の生家の最後の生き残りだった祖母が死んでから約2年半、無駄に広い敷地や建物の管理をしながら植物を生やしたり殺したり、木を切り倒したり植えたりしながら週末スローライフをエンジョイしているわけだが、
ありがたいことに(?)山間の農耕地区で多種多様な動植物が濃密に混在している。家の前には川が流れているし、北東と南西は川の水源たる山である。
自然環境としては恵まれているうえに過疎化で周囲に人の気配は薄く、徐々に里山の生態系の三角形が崩れ台形に近い分布になっていると思われる。
そこで出てくるのが『鹿』である。たぶんコイツらが今の生態系の上位種。山に入れば熊もいるはずだが、ヤツらは事情が無ければ人間界に下りて来ないラスボス、魔王みたいなもん。
我ら人族の生活圏を脅かす最右翼は魔界四天王最弱の Deer なのだ。
いや、前置きが長くなった。久々に興が乗ったので勘弁してほしい。
何の話かというと、3年前に植えた果樹は鹿の食害で立ち枯れ、2年前に植えた山菜は周囲をネットで囲んでいたにも拘らず無残に食い千切られた。もう怒り心頭なわけ。
今年も北国に春の兆しが訪れ、去年かじられて傷んだものの何とか新芽を出す気配を見せ始めたタラノキを、今年こそは守るべく立ち上がった勇者一行、ではなくてただの人。
まず最初に、タラノキの周りを広くピンクのマーキングテープで囲んでみた。これは不自然な蛍光ピンクのテープを視覚で警戒させるのと、風でシャカシャカ音がするため聴覚から脅かす効果を期待できる…らしいので採用。何より安上がりだし。
先々週設置したのだが、先週現場を確認した際に意外と近くまで鹿が近寄って来ているのが足跡で判明。webでちょっと調べてみたところ、マーキングテープは「慣れてしまえば効果無し」との記事を複数発見。突破されるのも時間の問題か?
それならば次の手段にして最終兵器、文明の利器に頼ろうじゃないか。
電気柵の導入だ!(ここでようやくタイトルに辿り着いた)。
電気柵の高電圧パルス発生ユニットは2~3万円前後と意外に高い。イグニッションコイルを使って自分で作れば数千円で済みそうかな。品質や性能は成り行き任せになるが作る楽しみってのもある。困ったことに一番コストが高いのは時間かね。
材料や必要資材をAmazonやMonotaROで物色していたら、発見しました7千円弱のユニット。これなら作るより手軽。電線はアルミ線500mで5千円強、ポールは木製の杭が腐るほどあるから電線を張る絶縁体は木ネジタイプがいいね。おっと、アース棒も別に買わなくちゃいけなかった、2千円弱。ここまで17千円弱で一通り必要なものは揃った。
あとは次週行って設置するだけ…。現地に行くまで何もすることは無い…。
ムラムラムラムラ…。そうだ!電源をソーラーにしよう。
どうも無駄に考える時間があると余計なことを思いつくね、消費電力なんか高が知れてるんだから電源繋ぎっ放しで何も問題ないのに。そこに無駄な投資をするメリットなんて一切無いのに。
12V25Wソーラーパネル+10Aチャージャーコントローラ6千円弱を購入。ディープサイクルバッテリー12V12Ah4千円弱。電気柵テスタも購入してトータル28千円まで膨らんだ。
他にシステム全体を収めて設置するPPケースや、ケース内の高温対策用ファンなんかも揃えてるうちに一式で3万円弱ぐらいのセットにまで成長した。これだけの出費を取り返せるだけの収穫が得られればトントンなのだが、それは望むべくもないな。
そして、やってきました設置の日。
PPケースに別な木工細工で出た端材を組み合わせて、高電圧パルス発生機とチャージャーコントローラを固定し、空いたスペースにシールドバッテリーを収めたら配線をつなぐ。ケースの蓋の上には厚手の合板を固定してソーラーパネルを乗せる。配線をPPケース内に引き込んで充電と高電圧パルス発生を確認。ここまでは問題無し。
外に出て電気柵を設置する予定のスペースにはみ出した植え込みを刈る。ついでに下草も刈る。秋に刈った稲を干す「はせ」(標準語では稲木とか云うらしい)を組む木材を10本ほど運び出してきて、大体4~5m間隔に立ててゆく。これが結構な重労働。木杭にドリルで下穴をあけて木ネジタイプの絶縁体をねじこみ、電気柵を張れるように整えてゆく。下から20cm・50cm・80cm・110cmの4段にしたのには特に理由は無い。アルミ線を絶縁体を介して木杭に固定し、電気柵の下を掘ってアース線をなるべく深く埋めたら準備完了!
水濡れ対策として電線の接続は全てPPケース内としたので、ケース内に高圧線とアース線を引き込み接続。コントローラのスイッチを入れて発生機に給電し、ソーラーパネルを乗せた蓋を閉めてサイドのバックルを留めれば…(ん?)、サイドのバックルを留めれば(ッ)…、サイドのバックルを留めれば(ッ!)…、
なんか電気ビリビリすんですけどッ!
全力放電じゃなくて漏電のビリビリ感。PPケースの金属バックルを触るとビリっとくる。これって、ケース開け閉めする度にビリビリすんじゃね?高圧線とアース線はケースの外で最後に接続するようにすればよかったかも知れない。
次回要修正だけど、開けるときビリビリ確定だもんなー。分かってて触るのイヤだなー。
ソーラー周りがSAE規格のコネクタなので、ケーブルの長さ合わせたりスイッチやリレーかセンサーを増設するのにSAEコネクタで整理すればスッキリ仕上がるかな。
あー、それからバッテリーから出る水素ガスを上手に排出する仕組みにしないと、爆発濃度内に入ったらPPケースが地雷と化すな。
水素の爆発濃度って…4〜75%?!マズいな(汗) 安全のために水素ガスセンサも装備しようかしら(たぶんしない)。
Posted at 2024/04/24 22:54:43 | |
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2024年04月08日
最寄りの日産ディーラーは火曜と水曜がお休み。
なので、週末に何かあったら月曜日に行かないと次が木曜日になる。
営業時間は18時までなので、17時に仕事を切り上げ急いで行く。
17時半頃、BMW ActiveHybrid 3 で駐車場に着く。
サービスフロントからサービスマンが出て来た。
「本日はどのような…「リーフ折れたんですよぉ」…はっ、それは!」
少し間が空き「大丈夫でしたか?お怪我とか…?動かせる状態ですか?」
これは伝え方が悪かった(意図的)、ごめんごめん。
折れたのは日産リーフではない、日産アトラスのリーフスプリングである。
昨日のタイヤ交換時に左後輪を支えるリーフスプリングが折れていたのだ。
20万キロ越えの小型トラックのリーフが折れただけのこと。
修理したいから見積もりをお願いする。
予算が許せば右も交換してしまおうか。
少しして見積が出来上がってきた。
ショートパーツ・工賃合わせて約10万円。うわぁ、両側は無理だ。
自分で修理して工賃節約とか無理だし。家で一人でやる作業じゃない。
そして、部品が無いらしく5月中旬になるとのこと。あーあ。
道具類を積みっ放しの作業車が長期間動けなくなると不便だね。
※重量物を載せずに走る分には問題無いのだが気分的に嫌だ。
Posted at 2024/04/18 09:45:48 | |
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